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松平城

2013-01-22 20:58:17 | 愛知県
 松平城

2013/1/12

愛知県豊田市 徳川氏発祥の地、松平郷のお城めぐり

 徳川家の祖、松平太郎左衛門家の持城

≪ お城の概要 ≫

城名: 松平城
よみ: マツダイラ
別称: 郷敷城
所在地: 愛知県豊田市松平町字三斗蒔
現状: 山
築城年代: 応永年間
築城者: 松平親氏
形式: 山城
遺構: 本丸・曲輪2・曲輪3・曲輪4・櫓台跡・井戸跡・横堀・堀切
規模: 標高300m
文化財: 国指定史跡「松平氏遺跡」
訪城日: 2013/1/12


≪ 訪城記 ≫

大給城から松平城へ向かう。
大給城の駐車場から大内町に入口から国道301号を東に約3.3kmで松平郷の入口に着く。「松平氏発祥の地」と書かれた道路標識や「松平郷」と書かれた看板があるので分かりやすい。この看板のある三叉路を越えたところに「松平郷駐車場」の案内板がある左側が駐車場です。

この駐車場の北側にあるトイレの北側に「松平城址」の案内板があり、案内板の示す山へ向かう道を約3分歩くと、道の右側に松平城の説明板と国指定史跡「松平氏遺跡」の石碑があり、その脇に登城口がある。
整備されている登山道を進むと曲輪3・4への分かれ道がある。そのまま進むとすぐ曲輪3との分かれ道があり、そのまま進むと曲輪2に着く。
尾根道のように狭い曲輪2を通り過ぎ、一段登ると主郭である本丸にたどり着く。
本丸には説明板と南東側にある岩の上に松平城址碑が建てられているのみで、削平された台状地があるだけです。
主郭を後にして曲輪3へ向かう。曲輪3も尾根上を利用した狭い空間です。
さらに一段下へ進むと右手に古い神社があり、右に曲輪4、左に井戸跡の案内板がある。先に曲輪4へ、すぐに尾根の先端になり、先端の広場に壊れた社殿があり、その横の木に櫓台の看板が張ってある。
そこから逆方向の井戸跡へ向かう。山裾を切り開いたような畝道を過ぎ、案内板に従い左の山裾道を登っていくと井戸跡の石碑と丸型の井戸が残っている。
井戸から下へ道なき山道を東へ行くと堀切に出る。堀切の底を登っていくと横堀に出られる。
この横堀は、本丸の下に位置していてる。
横堀から北へ山裾道をぐるっと回ると最初の曲輪3・4の分かれ道へ出る。そこら下山しました。


≪ 歴 史 ≫

応永年間 松平親氏が築き、普段は館にいて、夜間は松平城に籠ったといわれ、以後松平郷松平氏の居城となる。
天正十八年 (1590) 三河に入封する田中吉政の時に廃城になったと言われる。


≪ 写 真 ≫


松平郷入口付近


松平郷駐車場


駐車場北側の道の案内板


登城口


登山道


曲輪2


本丸(主郭)


松平城址碑


曲輪3


古い神社


曲輪4


曲輪4の櫓台跡


井戸跡


本丸下の堀切


本丸下の横堀


現地縄張図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
名鉄豊田市駅からとよたおいでんバス大沼線松平郷バス停下車、徒歩約15分。
<車>
東海環状道豊田松平ICを降りて国道301号を東進、巴川に架かる橋を越えた地点の松平橋東の三叉路を右折、そのまま国道301号を川に沿って南下、九久平町簗場の三叉路を斜めに左折、川沿いの国道301号を東進、約5kmで松平郷入口に着く。「松平氏発祥の地」と書かれた道路標識や「松平郷」と書かれた看板があるので分かりやすい。この看板のある三叉路を越えたところに「松平郷駐車場」の案内板がある左側が駐車場です。


≪ 位置図 ≫

松平郷入口


登城口


松平城


紹介したお城の数 14城



愛知の山城ベスト50を歩く
愛知中世城郭研究会,中井 均
サンライズ出版


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