金沢城
2014/5/24
石川県金沢市のお城めぐり
加賀百万石前田家の居城
日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 金沢城
よみ: カナザワ
別称: 尾山城・金沢御坊・尾山御坊・御山御坊・金沢御堂
所在地: 石川県金沢市丸の内1-1
現状: 金沢城公園
築城年代: 天文十五年(1546)
築城者: 一向宗徒
形式: 平山城
遺構: 本丸・二の丸・三の丸・東の丸・鶴の丸・薪の丸・玉泉院丸・新丸・藤右衛門丸・現存石川門・大手門(尾坂門)・黒門跡・河北門・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・現存三十間長屋・辰巳櫓跡・丑寅櫓跡・戌亥櫓跡・鯉喉櫓台・百堀跡・いもり堀・大手堀・内堀・石垣
規模: 675m×663m、標高59.5m、比高約40m
文化財: 重要文化財(石川門・三十間長屋)・国指定史跡
訪城日: 2011/10/7・2014/5/24
≪ 訪城記 ≫
自宅を出て金沢城へ向かう。
北陸道金沢西ICを降りて側道の国道8号金沢バイパスを北東に進み、松島北交差点信号を右折、北陸道高架下をくぐり、県道25号を進み、農業会館前付近で大きく左に曲がり東進、坂を登った野町広小路交差点信号を左折、犀川に架かる犀川大橋を渡り、国道157号を北上、香林坊三叉路信号を右折、県道10号を東進、金沢市役所前を通り、金沢21世紀美術館前の広坂信号を斜め左折、左側が金沢城公園、右側が兼六園、そのまま進み金沢市兼六交差点信号を右折した道の左側に石川県兼六有料駐車場がある。ここに車を駐車する。
駐車場を出て土産物さん前を通って兼六交差点を左に曲がり、坂を登って石川橋を渡って石川門を入る。石川橋の下は県道10号で深い百堀跡です。現存の石川門は桝形虎口になっていて、土塀の石落しもカッコいいです。門をくぐって入ると広い三の丸で、右奥に河北門、中央奥に菱櫓、五十間長屋、整備中の橋爪門続櫓があります。そばまで行って内堀越しに眺めながら石川門までぐるっとまわり、石川門の石川櫓内部見学をしました。見学料は無料です。鶴の丸を通って二の丸まで行き、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓を見学、ここは入場料310円です。
二の丸から戌亥櫓石垣下を通って鶴丸倉庫前から本丸へ入りました。石垣の虎口を入ったら東の丸で、北東隅に丑寅櫓跡、南東隅に辰巳櫓跡、中央付近の庭園跡付近が本丸跡です。北西隅が戌亥櫓跡で、西の鉄門跡を出た広場に現存三十間長屋があります。ここは内部見学無料です。三十間長屋の南端から階段を降りていくと薪の丸で、この付近の石垣も見ごたえがあり、石垣下に公園が整備中で、ここが玉泉院丸跡です。極楽橋の下の堀切石垣もいいです。一周して二の丸に帰り、三の丸へ戻り、河北門から広い新丸へ出て大手門(尾坂門)跡を通って大手堀沿いに左回りで一周して石垣を堪能しました。南側の本丸下の高石垣は素晴らしい、特に辰巳櫓下の段石垣は見ごたえがあります。この前には鯉喉櫓台といもり堀、本丸東面の百堀沿いの高石垣もすばらしいです。
石垣めぐりの案内板があるので参考に巡ってみてください。
とても広くて、石垣の種類の多さにびっくりします。
金沢城の詳細は ……… ここをクリック
≪ 歴 史 ≫
天文十五年 (1546) 加賀一向一揆の本拠として金沢御坊が創設される。
天正八年 (1580) 柴田勝家軍の猛攻撃で孤立化し、勝家の甥佐久間盛政に占領され、尾山城と称して土塁、堀の造成を行う。
天正十一年 (1583) 羽柴秀吉との賤ヶ岳の合戦で柴田勝家軍は敗れ、佐久間盛政も捕えられ、六条河原で処刑された。尾山城も開城し、北陸制圧に功のあった前田利家に与えられ、入城する。以後、加賀百万石前田家の居城となり利長、利常、光高、綱紀、吉徳、宗辰、重煕、重靖、重教、治脩、斉広、斉泰、慶寧と続き明治維新を迎える。三代利常のころに金沢城と改称する。五代目綱紀のときに大名庭園「兼六園」が造営される。
慶長七年 (1602) 落雷によって天守、本丸を焼失する。
元和六年 (1620) 火災より本丸御殿を焼失する。翌年、再建。
平成十三年 (2001) 菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓を復元する。
≪ 写 真 ≫
金沢城石川門石川櫓
石川門枡形門
河北門二の門
河北門一の門
河北門ニラミ櫓
菱櫓と五十間長屋
内堀と二の丸北面石垣
五十間長屋
橋爪門続櫓
内堀石垣
石川門
三の丸
河北門
二の丸
本丸北面石垣
鶴丸倉庫
丑寅櫓跡
辰巳櫓跡
辰巳櫓跡からの鯉喉櫓台
本丸跡
戌亥櫓跡
鉄門石垣
三十間長屋
薪の丸東側石垣
極楽橋と堀切の石垣
東の丸北面石垣
大手堀石垣
本丸南面の高石垣
百堀からの石川門
現地金沢城石垣めぐり(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR北陸線金沢駅からバスで約15分、兼六園下バス停下車、徒歩約5分。
<車>
北陸道金沢西ICを降りて側道の国道8号金沢バイパスを北東に進み、松島北交差点信号を右折、北陸道高架下をくぐり、県道25号を進み、農業会館前付近で大きく左に曲がり東進、坂を登った野町広小路交差点信号を左折、犀川に架かる犀川大橋を渡り、国道157号を北上、香林坊三叉路信号を右折、県道10号を東進、金沢市役所前を通り、金沢21世紀美術館前の広坂信号を斜め左折、左側が金沢城公園、右側が兼六園、そのまま進み金沢市兼六交差点信号を右折した道の左側に石川県兼六有料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
金沢城(金沢城公園)
紹介したお城の数 234城
2014/5/24
石川県金沢市のお城めぐり
加賀百万石前田家の居城
日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 金沢城
よみ: カナザワ
別称: 尾山城・金沢御坊・尾山御坊・御山御坊・金沢御堂
所在地: 石川県金沢市丸の内1-1
現状: 金沢城公園
築城年代: 天文十五年(1546)
築城者: 一向宗徒
形式: 平山城
遺構: 本丸・二の丸・三の丸・東の丸・鶴の丸・薪の丸・玉泉院丸・新丸・藤右衛門丸・現存石川門・大手門(尾坂門)・黒門跡・河北門・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・現存三十間長屋・辰巳櫓跡・丑寅櫓跡・戌亥櫓跡・鯉喉櫓台・百堀跡・いもり堀・大手堀・内堀・石垣
規模: 675m×663m、標高59.5m、比高約40m
文化財: 重要文化財(石川門・三十間長屋)・国指定史跡
訪城日: 2011/10/7・2014/5/24
≪ 訪城記 ≫
自宅を出て金沢城へ向かう。
北陸道金沢西ICを降りて側道の国道8号金沢バイパスを北東に進み、松島北交差点信号を右折、北陸道高架下をくぐり、県道25号を進み、農業会館前付近で大きく左に曲がり東進、坂を登った野町広小路交差点信号を左折、犀川に架かる犀川大橋を渡り、国道157号を北上、香林坊三叉路信号を右折、県道10号を東進、金沢市役所前を通り、金沢21世紀美術館前の広坂信号を斜め左折、左側が金沢城公園、右側が兼六園、そのまま進み金沢市兼六交差点信号を右折した道の左側に石川県兼六有料駐車場がある。ここに車を駐車する。
駐車場を出て土産物さん前を通って兼六交差点を左に曲がり、坂を登って石川橋を渡って石川門を入る。石川橋の下は県道10号で深い百堀跡です。現存の石川門は桝形虎口になっていて、土塀の石落しもカッコいいです。門をくぐって入ると広い三の丸で、右奥に河北門、中央奥に菱櫓、五十間長屋、整備中の橋爪門続櫓があります。そばまで行って内堀越しに眺めながら石川門までぐるっとまわり、石川門の石川櫓内部見学をしました。見学料は無料です。鶴の丸を通って二の丸まで行き、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓を見学、ここは入場料310円です。
二の丸から戌亥櫓石垣下を通って鶴丸倉庫前から本丸へ入りました。石垣の虎口を入ったら東の丸で、北東隅に丑寅櫓跡、南東隅に辰巳櫓跡、中央付近の庭園跡付近が本丸跡です。北西隅が戌亥櫓跡で、西の鉄門跡を出た広場に現存三十間長屋があります。ここは内部見学無料です。三十間長屋の南端から階段を降りていくと薪の丸で、この付近の石垣も見ごたえがあり、石垣下に公園が整備中で、ここが玉泉院丸跡です。極楽橋の下の堀切石垣もいいです。一周して二の丸に帰り、三の丸へ戻り、河北門から広い新丸へ出て大手門(尾坂門)跡を通って大手堀沿いに左回りで一周して石垣を堪能しました。南側の本丸下の高石垣は素晴らしい、特に辰巳櫓下の段石垣は見ごたえがあります。この前には鯉喉櫓台といもり堀、本丸東面の百堀沿いの高石垣もすばらしいです。
石垣めぐりの案内板があるので参考に巡ってみてください。
とても広くて、石垣の種類の多さにびっくりします。
金沢城の詳細は ……… ここをクリック
≪ 歴 史 ≫
天文十五年 (1546) 加賀一向一揆の本拠として金沢御坊が創設される。
天正八年 (1580) 柴田勝家軍の猛攻撃で孤立化し、勝家の甥佐久間盛政に占領され、尾山城と称して土塁、堀の造成を行う。
天正十一年 (1583) 羽柴秀吉との賤ヶ岳の合戦で柴田勝家軍は敗れ、佐久間盛政も捕えられ、六条河原で処刑された。尾山城も開城し、北陸制圧に功のあった前田利家に与えられ、入城する。以後、加賀百万石前田家の居城となり利長、利常、光高、綱紀、吉徳、宗辰、重煕、重靖、重教、治脩、斉広、斉泰、慶寧と続き明治維新を迎える。三代利常のころに金沢城と改称する。五代目綱紀のときに大名庭園「兼六園」が造営される。
慶長七年 (1602) 落雷によって天守、本丸を焼失する。
元和六年 (1620) 火災より本丸御殿を焼失する。翌年、再建。
平成十三年 (2001) 菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓を復元する。
≪ 写 真 ≫
金沢城石川門石川櫓
石川門枡形門
河北門二の門
河北門一の門
河北門ニラミ櫓
菱櫓と五十間長屋
内堀と二の丸北面石垣
五十間長屋
橋爪門続櫓
内堀石垣
石川門
三の丸
河北門
二の丸
本丸北面石垣
鶴丸倉庫
丑寅櫓跡
辰巳櫓跡
辰巳櫓跡からの鯉喉櫓台
本丸跡
戌亥櫓跡
鉄門石垣
三十間長屋
薪の丸東側石垣
極楽橋と堀切の石垣
東の丸北面石垣
大手堀石垣
本丸南面の高石垣
百堀からの石川門
現地金沢城石垣めぐり(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR北陸線金沢駅からバスで約15分、兼六園下バス停下車、徒歩約5分。
<車>
北陸道金沢西ICを降りて側道の国道8号金沢バイパスを北東に進み、松島北交差点信号を右折、北陸道高架下をくぐり、県道25号を進み、農業会館前付近で大きく左に曲がり東進、坂を登った野町広小路交差点信号を左折、犀川に架かる犀川大橋を渡り、国道157号を北上、香林坊三叉路信号を右折、県道10号を東進、金沢市役所前を通り、金沢21世紀美術館前の広坂信号を斜め左折、左側が金沢城公園、右側が兼六園、そのまま進み金沢市兼六交差点信号を右折した道の左側に石川県兼六有料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
金沢城(金沢城公園)
紹介したお城の数 234城
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ) | |
福代徹,日本城郭協会 | |
学習研究社 |
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版 | |
來本 雅之 | |
山川出版社 |
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