光化学スモッグの日（7月18日）

1970年7月18日、東京都杉並区で日本初の光化学スモッグが発生。

立正高校で体育授業中の生徒が突然目の痛みや頭痛等を訴えて倒れ、43人が病院へ運ばれた。
東京都公害研究所は、窒素酸化物(NOx)が紫外線によって有毒な物質に変化して起こる光化学スモッグであると推定した。

光化学スモッグについて
自動車からの排出ガスや工場のばい煙に含まれる窒素酸化物やVOC（揮発性有機化合物）が、太陽の紫外線を受けて化学反応を起こすと、「光化学オキシダント」と呼ばれる物質が発生し、白くモヤがかかった「光化学スモッグ」と呼ばれる状態になることがある。
光化学スモッグが発生すると、目がチカチカしたり息が苦しくなったりする場合があり、うがいや洗眼、屋外での激しい運動をひかえるなどの措置が必要となる。

他にも、大気汚染が進むと現れる問題として
酸性雨
大気汚染物質が大気中で硫酸や硝酸などの酸性を持った物質に変化し、それが雨に溶け込むと、酸性雨に変化する。
酸性雨は強い酸性を持っており、植物を枯らしたり、建物の表面を溶かしたりするなど、さまざまな影響を与える。
PM2.5（微小粒子状物質：Particulate Matter）
PM2.5とは、直径が概ね2.5μm（マイクロメートル）（1μm＝1mmの千分の１）以下の超微小粒子の汚染物質を指す。
小さいため目に見えず、知らず知らずのうちに肺の奥まで入ってしまうこともあり、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられる。
光化学スモッグにも黒いスモッグ（産業革命以降の石炭を燃やして出る煙による大気汚染）にも黄砂にもPM2.5に該当するものがある。

1952年ロンドンスモッグ黒い霧では、12000人死亡とも

みだしの画像は、リミックスポイント HPより

7月18日の出来事：「 鎌倉殿非業の最期 」

1204年：鎌倉幕府2代将軍・源頼家　満21歳没

『吾妻鏡』では、「飛脚から頼家死去の報」と短く記す（7月19日条）

本当のことは書けない

頼家は、改革の意欲に満ちていたが、従来の慣習を無視した独裁政治は空回りし、その結果として、有力御家人13名による合議制がしかれることとなり、権力を抑えつけられた。
室町・江戸の成功例からすれば、2代目は初代の継承、地固めの時期なんでしょうか。
現在進行中なので詳細略。

7月18日生まれの「 女優一号 」

1871年：川上貞奴（女優）

1885年頃、馬術をしていた貞が野犬に襲われるのを、学生だった後の「電力王」岩崎桃介が助けたことで2人は恋に落ちるが、その1年後、桃介は福澤諭吉の二女・房と結婚・婿入。

この後、貞奴と桃介は長い別離。
1891年川上音二郎と結婚。
1899年アメリカ巡業、1900年パリ万国博覧会に出演、1901年ヨーロッパ巡業。

1911年夫・音二郎死去。
1917年女優引退を宣言。その後、悲恋の相手だった福澤桃介と再び結ばれる。事業面でも実生活でも桃介を支え、仲睦まじく一生を添い遂げる。
作家の長谷川時雨は、初老にさしかかった桃介と貞奴を見かけた折に「まだ夢のやうな恋を楽しんでいる恋人同士のやう」だと驚き、記している。
が、妻を蔑にしていた桃介に対し、慶應関係者は苦々しく見ていたとのこと

7月18日の誕生花：「 サンダーソニア：望郷 」

和名：サンダーソニア属

別名：クリスマス･ベル、チャイニーズ･ランタン

英名：Sandersonia、Christmas bells、Chinese lantern lily

1851年、ジョン･サンダーソンによって発見される。花名は、彼の名に由来。
学名：サンダーソニア･アウランティアカ種の
アウランティアカとは、ラテン語で｢オレンジ色｣の意味

では　f-o-q