愛林日(4月3日）

1895年に来日したノースロップ博士が講演で「愛林日(Arbor Day)」の精神を説き、1898年本多博士の提唱により神武天皇祭の4月3日が「植栽日」となった。

以下、関東森林管理局HPより
昭和9年愛林日記念植樹～我が国の緑化運動始まる～
昭和初期は世界的な経済恐慌の渦中にあり、農山村の疲弊と劣弱な森林資源、多額の木材輸入といった状況に対し、植林を推進し、資源を充実することが課題とされた。
このような中、大日本山林会を中心として愛林日設定委員会が結成され、愛林思想の普及と植林の推進に向け、愛林日を設け、全国的な緑化行事を催すことが提唱され、各界の賛同を得て1933年に愛林日が設定された。
愛林日は、神武天皇祭を中心とする4月2日～4日とされ、1934年に初めての全国的な植樹行事が筑波山麓で行われた。

4月3日の出来事：「 和とは 」

604年：聖徳太子が「憲法十七条」を制定。

十七条の憲法（じゅうしちじょうのいつくしきのり）とも言われる。
推古天皇12年4月3日の条「十二年…夏四月丙寅朔 戊辰 皇太子親肇作憲法十七條」と記述。
憲法の名を冠しているが、政府と国民の関係を規律する後年の近代憲法とは異なり、その内容は官僚や貴族に対する道徳的な規範が示されており、行政法としての性格が強い。
冒頭（第一条）と末尾（第十七条）で、「独断の排除」と「議論の重要性」について、繰り返し説かれているのも大きな特徴で、その「議論重視」の精神が、近代日本の議会制民主政治に受け継がれている。

4月3日生まれの「 20世紀最高の俳優 」

1924年：マーロン・ブランド（米:俳優『ゴッドファーザー』『波止場』）

斬新な演技スタイルは、後進の俳優に多大な影響を与えた。
『タイム』誌では、アクター・オブ・ザ・センチュリー「20世紀最高の俳優」に選出。
「地獄の黙示録」は、戦争の愚かさを強烈に風刺。傷ついた男の心の闇を描いた壮大な叙事詩的大作名画

カーツ大佐は、現地人部隊を組織するという目的でナン川上流の奥地に潜入した後、ジャングルの奥地で原地人を支配し、軍とは全く連絡を絶ち、自らの王国を築いていた。

カーツ大佐

「彼らは私たちより強い。化け物ではなく、同じ人間で、訓練された兵士だからだ。信念を持って戦い、妻も子もいる。愛情に溢れている。それでいて一方では感情がなく、何の興奮もなく、原始的な殺戮本能を発揮できる人間だ。理性的判断力も行使しない。」

1980年代にかけてベトナム戦争の帰還兵が深刻な心理的障害を示すことがアメリカ精神医学会で研究されるようになり、心的外傷後ストレス障害（PTSD）と命名された。

今回のロ〇アでもおこるでしょうね。表には出てこないでしょうが。

4月3日の誕生花：「 蒲公英(鼓草)：神託 」

「タンポポ」。かつては「ツヅミグサ」と呼ばれていた。
鼓を打つ「たん、ぽぽん」という擬音が転じてこの名になったと言われる。

では　f-o-q