前回から運命のペンについて書いております。
これ、、、、
実は、、、、
例のkindle 電子書籍
「神様に一番近い人の頭の中身」
にも書いてあるんです!(オー)
せっかくなので、なんて書いてあるのか抜粋してみましょう!
第1章 「運命のペン」
(主人公の樹里とアハメッドの会話です。)
「僕たちの預言者さん(平安あれ)もこう言ってる。
『ペンは置かれ、紙は乾いている。』って。
書かれたことが起きただけなんだって思えば、
変に自分を責めたり、誰かを責めたりしなくなるでしょ?」
「まあ、なんとなくは分かりますが、でも、、
なんかやる気がなくなるっていうか、、。
もし、既に何もかもが決まっているんだったら、
頑張らなくてもいいんじゃないって思いません?
だって、もう決まっているんでしょ?」
私にやる気がないのは、そういう理由からではないんだけど
一応一般的なことを言ってみた。
するとアハメッドさんは、こんなことを言った。
「このペンが書いた運命は、あくまでも過去のことにおいて使うのが
正しいんだ。
将来的なことに関しては、何が書かれてあるかなんて気にしないで
自分が考えられるベストな事を一生懸命やっていくべきなんだよ。
だってさ、神様には分かるけど、僕たちにはわからないじゃない。
もしかしたら、今やっていることがものすごい結果になるかもしれないんだよ。
あーなりたい、こーなりたいって思っていたことに繋がっているかもしれないんだよ。
それなら、頑張らなきゃ勿体ないじゃない。」
続きが気になる方、いらっしゃいましたら、
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それでは、前回からの続きです。
ペンが全てをもう既に書いてしまった、という話でしたね。
続きに入る前に
ちょっと、面白いお話があるのでここで紹介したいと思います。
人類の祖であるアダムさんをご存知の方は多いと思います。
そのアダムに、預言者モーゼが物申した、というお話です。
モーゼさんは死後、あの世でアダム(平安あれ)に会って、こんなことを言ったらしいのです。
「アダムさん、あなたはどう思われますか。
あなたが、神の言い付けを守らなかったおかげで、あなただけでなく
私たち人類全体が、天国から追放されてしまったんですよ。」
モーゼさん、結構怒っているようですね。
それに対し、アダムさんは、
「私は、自分の罪を認め、ちゃんと懺悔をした。
そして我が主は、私をお許しくださった。
でも、
私が天国から地上に降りたのはな、もう決まっていたことなんだよ。
私が創造されるずーっと前から、そうなるって決まっていたんだ。」
なるほどですねー。
アダムさんは、確かに、食べるなと言われていた果実を食べるという
間違いを犯してしまいました。
が、しかしそれに対し、ちゃんと謝った。
そして、神様はお許しくださった。
でも、、、
地上に降りたことになったのは、
”もうずっと前から決まっていた”事なわけで、
それが、ただ単に実行されただけだ、ということです。
モーゼさん(平安あれ)は、ユダヤ人に送られた預言者さんでしたから、
辛い思いをたくさんされました。
だからでしょうか、
文句の一つも言いたかったのかもしれませんね。
では、ペンによって書かれた運命を変えるってことはできないのか?
もう絶対に変わらないのか?
と疑問に思うかもしれません。
やはり、将来はこうなって欲しいという気持ちが私達にはあります。
未来に対する希望というのがないと、私達はやっていけない存在かもしれません。
既に、ペンに書かれてしまった運命を変えることはできるのか?
答えは、これが面白いことにイエスなんです。
どのように、変えられるのかと言うと
それは、、、、、
単純に神様にお願いをすればいいそうです。
「どうか何々にしてください。」とか
「どうか何々をください。」といった具合に。
ものすごくシンプルですよね。
その祈りに対し、神様が運命を変えてくれることは十分に可能だそうです。
しかし、神様の知識というのは、やはり限りがありません。
私達がいつどんなお祈りをするのかも、全て知り尽くしていられます。
プラス、その祈りのお陰で運命が変わることもご存知です。
もっとすごいのが、
運命を変えた後どうなったか、
そしてもし変えなかった場合、どうなったか、
それも分かるとのこと。
その上、それらの事全てが、既にペンによって書かれてあると言います。
つまり、最初はこうなる予定であったが、願いを聞き入れたので、こうなる。
もし、願いを聞き入れなかった場合、もしくはお願いをしなかった時は、こうなる。
といった具合に、ありとあらゆることがぜーんぶ、書かれてあるわけです。
地球上にある全ての木々をペンとし、地球上の海の水を全てインクとして、
そしてその上にまた同量の木々と海の水を持ってきたとしても、
神様が知っていることは書ききれない、と言われています。
『仮令地上の凡ての木がペンであって、
また海が(墨で)、その外に7つの海をそれに差し添えても、
アッラーのお言葉は書き尽くすことが出来ない。
本当にアッラーは、威力ならびなく、英明であられる。』(クルアーン31-27)
やはり、真の神様というのは、私達の想像をはるか彼方に超えていらっしゃるというわけです。
私達ができる事は、
将来、こうなってもらいたいと神様にお願いをしながら
それに向かって自分が考えられる最善の行いをしていくことではないかと思います。
その祈りに答えるように、神様はすでにペンによって書かれた運命を変えられ、
私達にとって最善の道をお示しになってくれる筈です。
クルアーンの中で、
神様ご自身が、このような事をおっしゃっています。
『私は、わが僕達が思うようにある。」
このお言葉が意味するところは、
私達人間サイドが、期待するような存在でいてくださる、ということです。
神様にお願いをすれば、絶対大丈夫と思えば、
そう計らってくれます。
でも反対に、
「神様ってひどい。私の人生なんてろくなもんじゃない」
と思うのであれば、そのようになってしまうでしょう。
願えば(思えば)叶う、とはよく言ったものです。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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