過去の【ブロガー殺人事件】各話は コチラ→→→☆
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電話で確認した場所に着いたが、どうも人が居る気配はない。
待ち合わせはこの住所で間違いないはずだが・・・
するとそこへ、1人の男がやって来た。
『いらっしゃいませ。御用件をお伺いしますが?』
その男は愛想笑いとも営業用とも思える笑顔で赤賀達に近づいて来た。
『あ、広島県警の石原と申します』
『赤賀警部です』
石原と赤賀が素直に素性を明かし、続けて石原が
『こちらで岩津さんと言う方と待ち合わせの約束をしているのですが、岩津さんをご存知ありませんか?』
と問うと、その男は一瞬にして不機嫌そうな顔になり
『あぁ、アンタらが赤賀さんやら石原さんやら言う人かいね』
と言い放った。
赤賀が
『ひょっとしたら岩津さんですか?』と聞くと
『他に誰がおるんよ。ここがうちの会社なんじゃし』
と、またもぶっきらぼうに言い放った。
よく見れば、カツヤ丸の自宅と思われる場所のすぐ隣に
経営している会社の建屋があった。
『失礼しました。お話をお伺いしたいんですが、時間の方はよろしいですかね?』
赤賀がそう言うと、カツヤ丸は相変わらずぶっきらぼうに
『そのために来たんじゃろ』
『こっちだって、あんたらのために時間割いとるんじゃけね』
と言った。
さすがの石原も、このカツヤ丸の態度には腹が立っていたようで
何度か突っかかりそうになっていた。
もちろん赤賀も腹が立っていた。
赤賀は石原を左手で制し、怒りを顔に出さない様に、聞いてみた。
『あなた、いつもそんな感じなんですか?』
『悪い?誰に何と思われようがワシャ構わんよ。胸ぐらを掴まれようが、
首根っこ掴まれようが、自分の信じた道を進むだけじゃし!』
『あ、ここじゃなんじゃろうし、事務所で話さん?』
『ワシもこがに目立つとこであんたらと話そうとは思うとらんし』
そう言ったのはカツヤ丸だった。
導かれるがまま、赤賀と石原はカツヤ丸の運営する会社の応接室へ向かった。
※ 本日、いつも通りカープの結果記事を書く予定でしたが、管理人体調不良により『ブロガー殺人事件』に変更しました。
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電話で確認した場所に着いたが、どうも人が居る気配はない。
待ち合わせはこの住所で間違いないはずだが・・・
するとそこへ、1人の男がやって来た。
『いらっしゃいませ。御用件をお伺いしますが?』
その男は愛想笑いとも営業用とも思える笑顔で赤賀達に近づいて来た。
『あ、広島県警の石原と申します』
『赤賀警部です』
石原と赤賀が素直に素性を明かし、続けて石原が
『こちらで岩津さんと言う方と待ち合わせの約束をしているのですが、岩津さんをご存知ありませんか?』
と問うと、その男は一瞬にして不機嫌そうな顔になり
『あぁ、アンタらが赤賀さんやら石原さんやら言う人かいね』
と言い放った。
赤賀が
『ひょっとしたら岩津さんですか?』と聞くと
『他に誰がおるんよ。ここがうちの会社なんじゃし』
と、またもぶっきらぼうに言い放った。
よく見れば、カツヤ丸の自宅と思われる場所のすぐ隣に
経営している会社の建屋があった。
『失礼しました。お話をお伺いしたいんですが、時間の方はよろしいですかね?』
赤賀がそう言うと、カツヤ丸は相変わらずぶっきらぼうに
『そのために来たんじゃろ』
『こっちだって、あんたらのために時間割いとるんじゃけね』
と言った。
さすがの石原も、このカツヤ丸の態度には腹が立っていたようで
何度か突っかかりそうになっていた。
もちろん赤賀も腹が立っていた。
赤賀は石原を左手で制し、怒りを顔に出さない様に、聞いてみた。
『あなた、いつもそんな感じなんですか?』
『悪い?誰に何と思われようがワシャ構わんよ。胸ぐらを掴まれようが、
首根っこ掴まれようが、自分の信じた道を進むだけじゃし!』
『あ、ここじゃなんじゃろうし、事務所で話さん?』
『ワシもこがに目立つとこであんたらと話そうとは思うとらんし』
そう言ったのはカツヤ丸だった。
導かれるがまま、赤賀と石原はカツヤ丸の運営する会社の応接室へ向かった。
※ 本日、いつも通りカープの結果記事を書く予定でしたが、管理人体調不良により『ブロガー殺人事件』に変更しました。