理科を知るブログ

 楽しく理科を知るための材料や現象WEBページ

水とカミナリとは?

2017-06-28 16:21:38 | 日記
いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。

 前回、水の中を電気が通るというお話をしました。今回は、この電気がカミナリに
なるというお話です。
では、水とカミナリは関係があるのでしょうか? ありますよ!
 ここからは空の高いところの話になります。空には雲があり、時々、中に水からできた氷があります。
積乱雲では、激しく氷がぶつかり合っています。
 このぶつかりが電気を生み出す元です。やがてこの電気は地上と雲との間でたいへん
大きなプラスとマイナス電気になって、そうカミナリになるのです。
こわくて見たことがない人に、カミナリの小さなもの、放電を見てもらいます。



 圧電方式ライターの放電を示しています。これも、カチンと音がして、ぶつかり合うことで
電気が発生して放電が起きています。

 では、次に、自分で電気を見えるように発生させてみましょう。

 写真のように、500円硬貨の上に太い針ほどのストローから切り取ったものを水平に
なるように乗せます。ストローの小さな丸みが下に凸になるようにすると動きやい。
これらを薄いガラスコップの中にそっと入れます。



 そして、そばにえりに巻くマフラーでこすりつけたアクリル板を近づけてみます。ストローの針がなぜか動きます。



プラスとマイナスの電気で、引きつけ合ったり不思議ですね。息や風で針が安定するようにガラスコップを使っていますが、
無くても動きます。ただし、6月、湿度が高いと動きません。どうぞ、クーラーで湿度を下げたところを選んでください。



 やれやれ、アーレーもこれはたいへんむつかしいと言っています。
 子どもたちはライターを使ってはいけません。おとなの人に手伝ってもらいましょう!


 *** みなさんの中で、9才以下のかたがいましたら、コメントを待って
います。どこかにいるかな??? スマホやタブレット、持っているかな??? 

 では、次回、お目にかかりましょう。

2017年 6月  Faraday Science Laboratory 20