教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

賢さ(知性や結果)を褒めるのではなく、努力(プロセスの具体内容)を褒める

2014-06-15 | マインド、メソッド、ツールなど
「より速く適切に学べる人」:その理由を読みました。

この記事の要点の一つとして、
 「賢さを褒めるのではなく、努力を褒める」というのがあります。

記事では科学的な実験データをもとに検証しているのですが、これは教育現場でも確かに言えることだなと実感するところです。


結果や成果(能力そのもの)について褒められる → 次の期待に応えようとする(ほめてもらいたい、失敗は恥) →失敗しない手段を選ぶ →挑戦しない、安易なところにとどまる、努力しない となる。


努力について褒める、失敗自体も評価 ⇒ 活動のプロセス自体が評価される ⇒ プロセスの向上を目指す ⇒ より高度な挑戦、失敗しても認められる安心感


といったところでしょうか。


もちろん、同じ失敗を繰り返す場合は、「どうしたら次はうまくいくと思う?」というフィードバックも大切です。

褒めるという行為一つとってみても、それをする側には従来の考え方や習慣から脱皮し、工夫がいるということですね。
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