教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

NVC(非暴力コミュニケーション) 観察編

2014-07-18 | 教育事情(国内・脳科学・心理)
どんぐり教員セミナーの動画本数も100本に迫ろうとしています。

現在、共感教育の一環として、NVC(非暴力コミュニケーション)を取り上げています。

まだまだ世界で紛争が絶えない状況ですが、このNVCでは新しいコミュニケーション、相手への共感や信頼をベースにしたコミュニケーションを推奨しています。

今回は、その4つのステップ(観察、感情、必要としていること、要求)のうちの、最初の観察について述べています。


「あの人はものわかりがわるい」というのは評価をまじえた観察です。

「あの人に、過去同じ話を3回したが、理解してもらえていない」というのは事実です。

これをどう受け取るかはまた人によって違うことでしょう。

評価といったいとなった観察をそのまま相手にストレートに伝えれば抵抗を生みますし、言わないで我慢すればストレスとなります。

事実を淡々と相手に伝えたらどうなるでしょうか?
相手がそれをどう感じるかは別ですが、相手が自省するステップにつながると思います。

もちろん、それだけでコミュニケーションは完結しないので、そのあとの、感情、ニーズ、リクエストとつながっていくのですが・・・それは次回以降に触れます。

どんぐり教員セミナーは 共感教育NVC編はこちらから
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