オンラインで授業設計(授業デザイン)の講座がまもなく始まります。
facebook反転授業の研究で主宰の田原さんが企画している講座になります。
私もオンラインのサポートスタッフとして関わっていきます。
今回は、なぜ授業設計が必要かというお話をしたいと思います。
教師になると、シラバスや学習計画、学習指導案なるものを書くことが普通だと思います。
シラバスはどちらかというと高校や大学が中心で、日々の授業の指導案は小学校の先生が中心で書くことが多いです。
日本の学習指導要領は、「何を教えるのか」これを学習コンテンツといっていますが、コンテンツをベースとして各学年ごとに何を教える(例えば山月記や2次方程式の解法など・・)かの指標が決められており、それを元に教員がどの順番で何を扱うかに力点が置かれることになります。つまり知識取得の中身についての議論になります。
しかし、同じ教えるにしても、範囲が決まっている中で、「効率的に学習者にとって学びの多い学び方にはどのような方略(方法論やツール)があるか」、「どういった問いや課題をどのタイミングで投げかけることが学習者の理解につながるか」ということは、指導案にはあまり細かく書かれません。また、それをどうやって決めていくかは、やみくもに経験していっても経験値があがっていかないのです。
そこで、ID(インストラクショナルデザイン)の登場です。
このようなことについては、授業設計(インストラクショナルデザイン:ID)として、すでに十分研究されてきており、特にeラーニングの授業設計の理論が、最近では対面授業やブレンデッドラーニング(対面+eラーニング)でも適用されてきています。
授業設計をしっかり行うことで、いきあたりばったりの授業ではなく、期待される学習効果などを見据えた安定した授業につながっていくと思います。
まだまだ学校の教育現場では、授業デザインという言葉が普及していませんが、アクティブラーニングなど生徒の能動的な学習が推奨されてきている今、数少ない貴重な機会ではないかと思います。
講座案内は、こちらになります。
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私もオンラインのサポートスタッフとして関わっていきます。
今回は、なぜ授業設計が必要かというお話をしたいと思います。
教師になると、シラバスや学習計画、学習指導案なるものを書くことが普通だと思います。
シラバスはどちらかというと高校や大学が中心で、日々の授業の指導案は小学校の先生が中心で書くことが多いです。
日本の学習指導要領は、「何を教えるのか」これを学習コンテンツといっていますが、コンテンツをベースとして各学年ごとに何を教える(例えば山月記や2次方程式の解法など・・)かの指標が決められており、それを元に教員がどの順番で何を扱うかに力点が置かれることになります。つまり知識取得の中身についての議論になります。
しかし、同じ教えるにしても、範囲が決まっている中で、「効率的に学習者にとって学びの多い学び方にはどのような方略(方法論やツール)があるか」、「どういった問いや課題をどのタイミングで投げかけることが学習者の理解につながるか」ということは、指導案にはあまり細かく書かれません。また、それをどうやって決めていくかは、やみくもに経験していっても経験値があがっていかないのです。
そこで、ID(インストラクショナルデザイン)の登場です。
このようなことについては、授業設計(インストラクショナルデザイン:ID)として、すでに十分研究されてきており、特にeラーニングの授業設計の理論が、最近では対面授業やブレンデッドラーニング(対面+eラーニング)でも適用されてきています。
授業設計をしっかり行うことで、いきあたりばったりの授業ではなく、期待される学習効果などを見据えた安定した授業につながっていくと思います。
まだまだ学校の教育現場では、授業デザインという言葉が普及していませんが、アクティブラーニングなど生徒の能動的な学習が推奨されてきている今、数少ない貴重な機会ではないかと思います。
講座案内は、こちらになります。