教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

言語活動の充実をいうなら・・・

2010-03-31 | 教育事情(国内・脳科学・心理)
続きですが、言語活動を各教科に含めているというのも今回の指導要領改訂の大きな柱です。

確かにその重要性は当ブログでも主張してきたところですが、であれば、現在の国語教育にもっとメスを入れるべきではないでしょうか。いまだに、日本の国語教育は”文学鑑賞重視型”から脱却しておらず、言語技術としての国語力に与えている地位が低すぎる。

きちんと言語技術としての国語、例えば高校でいえば、国語表現のような領域なのですが、こうした分野についての専門家をもっと投入すべきであると思います。旧態依然としたアプローチの現行の国語の体制は、言語力において優れている国などの教育・教員養成のシステムなどを研究し積極的に取り入れていく必要性を感じます。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 教科書が厚くなるというお話 | トップ | あっという間の春休み »
最新の画像もっと見る

教育事情(国内・脳科学・心理)」カテゴリの最新記事