川音日記 立花学園高校釣り部元顧問のブログ

釣り部顧問を隠居した65Tが、気ままに日々の出来事を綴っております。

ありがとうございます。

2011年03月16日 | 日記
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みんな、ありがとう。

2011年03月16日 | 日記
朝早くから携帯が鳴ります。

立花学園高校釣り部顧問です。

「小田急線、動いてます。」

「今、学校へ向かっています。」

「ごめんなさい、今日は行けそうにありません。」


いろいろな連絡が入ります、みんな一所懸命です。
ありがとうございます。



7:15学校に着くと、すぐに「M」が現れました。
「8:30に小田急止まっちゃうから帰りなさい。」



学生の頃読んだ小説に、
1週間後に地球に隕石が衝突する、癌にかかった彼から突然の別れを告げられた女子大生が、彼に会うために決死の覚悟で鎌倉(たしか…)へ向かう。
SFとか科学なんていうものは全然登場しない、困難を乗り越えて鎌倉(たしか…)へ向かう彼女のひたむきさに心を打たれる小説でした。

今、被災地に、日本全国に、世界中に、同じ気持ちの人が数え切れないほどいるのです。


「ひとめあなたに…」(新井素子)


何でこんな小説読んだんだろう、読まされたのかな…?
私には似合わない小説ですが、読み進んでいくうちにすごく引き込まれていったのを覚えています。


私は癌ではないし(たしか…)、状況はきっと良くなりますから、大丈夫です。
ほんと、ありがとう。うれしかったです。

わたしに「帰れ」と言われた「M」は運休直前の急行に乗れたようです。


結末忘れちゃったけど、確かこの小説も彼女の苦労を知らない彼に冷たくされるんだったかなぁ…



「まつだ桜」はだいぶ葉が混じり始めましたね。
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