今日も海日和

Dive Kids RYOのよもやま話
ダイビング&ドルフィンスイム♪
  他にも色々思いつくまま...のブログです

クマドリカエルアンコウ

2008-01-07 22:49:18 | おサカナ・生物

私が今、初島で一番人気の クマドリカエルアンコウ です♪

白地に赤の隈取り、オレンジのフチ取りにピンクのエスカで決めてみました♪
身体が白いので「シロクマ」って呼ばれてます。素敵でしょ

黒いオニイサンは「クロクマ」って呼ばれてるみたいです。
黄色い子もいるけど「キグマ」とは言われないみたい。

隈取りが歌舞伎役者みたいに眼のフチまできているのが特徴です。
同じような模様でも隈取りが途中で途切れているのはイロカエルさんです。

熱帯魚屋さんでみかけたら値段をチェックしてみてくださいね。
ビックリするような値段がついてます!私、高いのよ♪


たくさんの人が写真を撮りに来てまぶしいので、隅の方に隠れてました。
カメラマンさん、撮りにくかったでしょ♪

では、可愛い後ろ姿をどうぞ♪

イロカエルアンコウ

2008-01-06 18:47:59 | おサカナ・生物


初島に居座っている イロカエルアンコウ です

みんなが探し回っているクマドリカエルアンコウのすぐ近くの岩にいます♪
このへんにいるハズ......。と思って探そうとしたら目の前にいました。

見事な擬態なのですが、いかんせん、身体がでかいのですぐ見つかっちゃいます♪



エスカをブンブン振り回して口をバフッバフッと開けて威嚇?してきました!
 


  この口で犠牲者を丸飲みするのだ!


振袖海老

2008-01-02 23:58:18 | おサカナ・生物

                 お正月といえばやっぱり振袖♪

只今、富戸で大人気のフリソデエビのペアです!
もう登場してから1ヶ月のロングラン!

かつては伊豆の海でフリソデエビなんてアリエナイ!
って感じだったんですが近年は富戸や海洋公園なんかに
たまに現れるようになりました♪

近寄るとチントンシャンというお囃子が聞こえてきそうな
(ってことは全然ありませんが)優雅な衣装とは裏腹に
ヒトデの足を食いちぎって食べるという猟奇的な一面を
見せるエビちゃんなのです。

それはそれは人気者のフリソデペア♪
その姿を一目おがもうとカメラマンの行列が出来ます。
この日も十数人のダイバーがカメラを持って順番待ち。
1本目はあまりの人の多さにとりあえず見て撤収。
2本目、人のいないときにみんなでじっくり撮って来ました。

これでおめでたい一年になれるかな?
エビちゃん。また来年も来てね

がんばれ!ミナミハコフグ♪

2007-12-26 20:11:05 | おサカナ・生物
先日の安良里では ミナミハコフグ に出会いました♪
水温が15度台まで下がったのに、まだまだ元気に泳ぎ回ってました!
こうなったら冬を乗り切ってもらいたいもんですねぇ!
がんばれ!

その他にはこんなん見てきましたよ♪


ドシッと「オオモンカエルアンコウ」可愛くない♪と言われしょげてます....。


冬の風物詩「マトウダイ」やたらいっぱいいました♪



すっかり住み着いている「ミジンベニハゼ」♪うまく撮れなくてゴメン!



ウネリにまかせてゆらゆら揺れていた孤高の「ハナタツ」



黄金崎は夕陽の名所。曇り空でしたが真っ赤に染まってきれいでした♪


行けばいつでも何かいる「安良里」
カメラ派にはたまんないところですね♪
また行こうっと

初島がとてつもない事に!タカベ異常発生!

2007-11-25 21:00:17 | おサカナ・生物
                 タカベに覆い尽くされた初島の海!

なんなんだ!これは!
昨日の初島!凄い事になってました!

初島の海がタカベに占領されています!
その数!?
もちろん数えられませんが数百万という単位ではないですね!
数千万、数億尾かも?


目の前を果てしなく湧き出てくるタカベの大群が流れ去ります!
初島でタカベの群れは全然珍しくないのですがその量が圧倒的に違います!
その向こうにはとてつもない密度のタカベ雲が延々と続き、初島の海を覆い尽くしています!


こんなの見た事ない!
というか想像した事すらない ”アリエナイ” 光景!
地球がどうかなっちゃったのかと恐怖心すら覚えてしまう程です!


初島ダイビングセンターで聞いたところによると、沖に漁礁を入れたのでダイビングエリアに群れが
今まで以上に回ってくるようになったとの事。
意図的にそうしたのか、たまたまそうなったのかは?ですが、素晴らしい!

パラオに行った人だったらギンガメアジなんかがぐちゃっと群れててスゲエなぁ!と思った事があると
思いますが、それをどーんとスケールアップした感じ?
運動会の応援席とメジャーリーグの観客席の違い?
とにかく普通の伊豆の海じゃないんです!

遅い時間帯の方が凄いらしいのですが、昨日はたまたま8:50の船に乗り遅れて10:00発の船で行ったのが
かえってよかったのかも?
2本目が凄かったのですが、この時間に潜ってたダイバーは少なかったですからね!
透明度20m 水温19.9度 波、流れなしの初島でした♪


下の写真はムービーから抜いた画像なのであまりきれいではないのですがご勘弁を。
ムービーだと海じゅうタカベというのが良くわかるんですが、想像力を働かせて見て下さいまし。

目の前を流れていくタカベ!

後から後からとめどなく湧いてきます!

タカベ塊!

この密度!

タカベ雲が延々と続きます!

つう事で、これから当分の間ツアーは全部「初島」にします!
自然界の事なのでこの状態が明日終わるか1ヶ月続くかはわかりませんが
しばらくはハズレなしで行けると思います。
でも早い方が確実!

今度の週末ゼッタイ来て下さい!
ダイビング史上に残る一大事ですよ!



伊東でマンボウ10枚!

2007-11-15 14:23:29 | おサカナ・生物
昨日、伊東で マンボウ X 10枚! 出たそうです!
おりしも雑誌マリンダイビングの取材中!
スグに通り過ぎてしまったので残念ながら写真は撮れなかったそうなんですが......。

例年だと1~3月が東伊豆のマンボウシーズン♪(西伊豆は5~6月頃と何故かズレる)
初マンボウは12月に入ってからなのでやけに早い登場ですね。ウラヤマシイ限りです。
今年はいっぱい現れてくれるんでしょうか?
去年は見ていないので今年はゲットしたいなぁ!

2年前に大瀬崎で見たのは12月。
まったくの季節外れだったんですが、いる時には、いるって事ですね。
ジンベエが出たりマンタが出たり、予想外の事が起こる海の中。
うかうかしてはいられません。
そういえば以前に夏の大瀬崎湾内でジンベエを見た事があるんですが、その時もまったく想定外の
出来事に何が起こっているのかよくわからず写真を撮るのを忘れてしまった事があります。
(ダイビング人生で最大の失敗かも!)油断は禁物ですな。

とりあえずマンボウに限っては大瀬崎のピーク時以外には、出た!というニュースを聞いてから
行って見れた試しはありません。
5~6月の大瀬崎のピーク時だとかなり確率が高まって連日のように目撃情報が上がって来るのですが
マンボウ君は広範囲を泳ぎ回っているので、誰かが見た後にはもういないという事になるわけで、
普通だったらエキジットしてきた人たちが「見れた♪」というハナシをしていると、よーし俺達も!
と盛り上がるのですが、マンボウに限っては「じゃ、やめようか?」位の話になっちゃったりします。
逆に上がってきた人たちがしーんとしていると、しめしめと思うわけですな。

ちなみに大瀬崎の場合はシーズンになるとクリーニングステーションになるらしく、マンボウたちも
適当に泳ぎ回るのではなく健康管理のために?訪れるようで場所がある程度決まってくるので逢える
確率も高まってくるみたいなのですが....。
数年前の当たり年には1シーズンで7回程ゲットして自信満々だったのですが、最近は鳴かず飛ばずで
あまり大きな事は言わないようにしています

昨日の伊東は雑誌の取材中だったという事なのですが、こういう取材中とかプロカメラマンの人が
入る時って、コンディションがやけに良かったり、予期せぬ大物が出たりする事がままあります。
やっぱり「大物運」みたいのを持ち合わせているんでしょうかねぇ?
逆に言うと、それなりの「運」みたいのを持ってる人じゃないと生き残っていけないのかも?
あやかりたいもんです。

偽装!カエルアンコウ

2007-11-05 19:26:35 | おサカナ・生物
最近あちこちで偽装問題が話題になっていますが......。
偽装の大御所といえばやっぱりこの人(じゃなくて魚)カエルアンコウ(旧姓イザリウオ)ですね!
あ、偽装じゃなくて擬態だった

こいつは昨日の伊東で見つけたベニカエルアンコウ。
最初に探した時はわからなくて、目をマクロモードに切り替えてもう一度探して見つけました。
ほとんどのサカナは外敵に発見されないように擬態するのですが、このカエルアンコウはエサとなる
サカナに見つからないように隠れて、おでこにあるエスカと呼ばれる擬似餌で魚をおびきよせて捕食
するために擬態しているようです。
胸ビレと腹ビレが足のようになっていて普段はのそのそ歩くのですがエサを捕る時は素早いですよぉ!
もちろん泳ぐことも出来ます。

見つけるのが大変なガイド泣かせなのですが、せっかく見つけてゲストの方に見せても認識してもらえ
ないことも多々あったりします。人気者なんでみんな見たがるんですけどね♪

しばらくの間(数日間)動かないでその場にいることも多いので、みんなで教えあって見に行ったりも
します。と、言うことで見た時に守ってもらいたいことがひとつ。
触るといなくなってしまうので、見つけた時は触らないで下さいね!
よろしくお願いしま~す


      近くで見てもやっぱりわかりにくい!?


      これはグリーンバージョン。見事です!


 
同じカエルアンコウでもこれはクマドリカエルアンコウ。白バージョンは通称シロクマと呼ばれてます♪ 
こっちは擬態なんかする気はさらさらなくてオシャレに命かけてる感じですね!
こうなると捕食のための擬態という説はまるで信ぴょう性がなくなってしまうんですが....?



ところで、このカエルアンコウ。観賞用としても人気が高く熱帯魚屋さんでもかなりの高値です。
ベニカエルアンコウはどう見ても美しくはないので熱帯魚屋さんで見る事はめったにありませんが、
色のきれいなイロカエルアンコウだと3~4万円!
上の写真ぐらいきれいなクマドリカエルアンコウだと5~8万円!
だからって、持って帰っちゃだめですよぉ!

天気がパッとしません

2007-10-16 18:47:24 | おサカナ・生物
このところパッとしない天気が続いてますねぇ。
寒いし、どんよりとしててどうもいかんです。

太平洋上にいすわっている停滞前線がなかなか動いてくれないせいですな。
このおかげで北東風が流れ込み気温も上がってくれません。
風はそんなに強くないのでダイビングはなんとか大丈夫なんですが。
この北東風の時は東伊豆が荒れがち。反対に西伊豆は全般的に穏やかな海況となります。

週後半に向かっては西の方から高気圧が張り出して来て、この前線を押しやってくれそうなので
お天気も回復方向に向かいそうです。
今週末は久々に久々に晴れて絶好のダイビングコンディションになりそうですよぉ

海の方は透明度もオサカナも絶好調!
秋のベストシーズン!たっぷり楽しんで下さいね!
お待ちしてま~す

ワラサ入れ食い!

2007-09-19 00:06:10 | おサカナ・生物
行く途中、伊東あたりのコンビニへ寄ると、おにぎりやお弁当が全然ありません。
コンビニの人に聞くと、今、釣りがイイので釣り客がいっぱい来て買ってっちゃう
んだそうです。

何が釣れんの?と聞くと、やっぱり「ワラサ」!
なんでも入れ食いに近い状態らしく釣り船も大盛況♪

そうなんです!
やっぱり今年は、ワラサが海に溢れてるんです!

ワラサ=ブリの若魚。
体長60cmまでがイナダ。80cmまでがワラサ。それ以上がブリです。


何度も言うけど「ワラサ数百匹の大群が見れる!」なんちゅうのは僕の20年来
に渡るダイビング経験の中でもまったくもって始めての事!
今年の海はとにかく「サカナの大群に巻かれる」というダイビングの醍醐味を
たっぷり味わってもらいたいんです!
ホントにもう2度と出会えない海になるかも知れませんからね!

2007年は もうすでに 伝説の年! となりました!
まだの人はホント、絶対逃さないでくださいね!

このワラサくんたち。
今年はほとんどどこでも見れるのですが、単体~数匹のところも多く、
大魚群で現れるのは、僕の知る限りでは「初島」と「網代」!
この2ヶ所は今のところ百発百中で現れてます!
今年は現れるのも早く、釣り人たちの間では「釣れ始めが早い年はロングランに
なる」と言われているそうなので、まだまだ楽しめそうです♪

「伊東」もタカベ、イサキ、アジは凄まじい数の大洪水なのですが、
ワラサに限っては、そんなにまとまっては来ないようです。
でもトータルで一番凄いのは伊東かな?
いや、初島もやっぱり逃せないなぁ。
当面、ツアーはこのへんしか行かないつもりです♪
もう両方来てっ!何回でも大歓迎でございます

川奈にハンマーヘッド出現

2007-08-09 14:02:15 | おサカナ・生物
つい先日、川奈でハンマーヘッド出現とのニュースが巷を席捲。
夏のマリンレジャーがらみの話題でかなり大々的に報道されてました。
普段だったらニタリが出ようがジンベエが出ようがなんのニュースにもならないのに

今年は神子元(ハンマーヘッドの群泳で有名な下田のポイント)が、ハンマーの当たり年
なようで、あそこにあれだけいるんだからちょっとぐらいこっちに紛れ込んで来ても何の
不思議もあるまいと思ってるんですが、マスコミというのはサメっつうのに過剰な反応を
示すようで大騒ぎです。

いまだかつてハンマーに襲われたというハナシは聞いたことがないんですが、なんせあの
顔はちょっとコワイですからね
揚げ句の果てには「地球温暖化」の影響だなんだのと、最近はちょっと何かあるとスグに
結びつけられてしまいます。

僕たちにとっては「今年は季節来遊魚が多いなぁ」とかいうレベルの事で地球温暖化なんて
大げさなものではなく、黒潮の寄り付き具合に負うところが多いわけなんですが....。
(まぁ、ちっとはそういうこともあるかもしれませんけどね)

あ、そういえば、あの「不都合な真実」がDVDで発売されてます。まだ見てない方は是非
ご覧下さいね。


出世魚

2007-08-06 01:01:08 | おサカナ・生物
ブリは成長するにしたがって
ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ と、名前を変えます。(正式名称はブリ)
こういうのを「出世魚」(しゅっせうお)と呼びます。

でも、これって大きくなってるだけで出世してるワケじゃないですよね
出世魚って言うと
「群れのボスがブリで、中間管理職がイナダ・ワラサ。下っ端がワカシ?」
ってなハナシになるわけで(ならないか?)、じゃあ、魚屋さんはどうやって
見分けるの?と、小学生に聞かれそうです。

では、イナダとワラサの境目はというと....? ビミョーだ

富戸 アオリイカの産卵 スゴイです!

2007-07-13 00:49:51 | おサカナ・生物
昨日は富戸♪波ひとつないグッドコンディション!
思ったより透明度も良く(12~15m)ラッキーな気分です

最近はほぼ100%講習がらみだったのですが、昨日は珍しく純粋な?ファンダイブ。
とは言ってもこの時期、ウエット組の方はみな久しぶりのダイビングになるので
そうそうブンブン飛ばすわけにもいきません。
最初はゆっくり感じを取り戻しながら、という感じですね
アソコに行きたい!アレを見に行きたい!と思っても行けない場合も多くやっぱり
ドライスーツで年間を通じて潜るのは大切だなあと強く思う次第でございます。

そんな富戸は今、なんといっても 「アオリイカの産卵」です!
ヨコバマにもいますが、熱いのは「脇の浜」!

とにかく産卵床に行けばアオリイカの大乱舞!
この日も30パイ以上のイカたちが大集結!

メスを見守るでっかいオスのイカ。
横取りしようと近づいてくるオス。
メスを巡ってのバトルも繰り広げられます!
とは言ってもかみついたり取っ組み合いしたりするわけではなく威嚇するだけ
なんですけどね。

なんか、見てると「もてるメス」ってのがいるみたいで、可愛いコの周りには
狙ってる雄の数も多く、ご主人もハラハラし通しのようです。
そうでないカップルは平和にゆっくり産卵してます♪

メスはメスでさっさと産卵を済ませるのもいれば、モジモジとなかなか産卵に
向かわないのもいます。イカにもいろいろ個性があるようで....。

ココは水深12m程度と浅いので思いっきり粘っても大丈夫!
写真撮り放題!熱血フォトスタジオといった趣ですね。
(かくいう自分は前夜バッテリーを充電していてそのまま充電器に差しっぱなしで
忘れてしまい、写真ナシです)


ゲストの渋谷さんと西尾さんも撮りまくってました。
渋谷さんのブログに写真がアップされてます。ご覧ください♪

アオリイカの産卵が見れる場所はたくさんありますが、やっぱり富戸が一番確実に
見られて、数も群を抜いてます。
あと、数週間は見れると思うので 「アオリイカ産卵ツアー」 是非来てくださいね!
リクエストも大歓迎です

富戸での産卵が終了して、8月に入ると今度は初島でフィナーレとなります。
場所によって時期がずれるのも不思議ですよね?
夏はまだサカナの種類も数も少ないので、こういったイベントものを狙って行く
のがカシコイかもです。

ご参加お待ちしてま~す 。

初島 トビエイ

2007-06-05 21:10:09 | おサカナ・生物
今日は初島

いつものところでジョーフィッシュを探していたら
なんと "トビエイ" が飛んできました!
ちょっと遠くにいるのを見つけてカメラを構えていたらどんどん近くに!
目の前1m位まで近づいて来てもうドキドキでした!
どうやらボーっと泳いでいたらしく、目の前まできて気がついたのか「ビクッ」として
あわてて反転していったのですが....(^_^;)

初島でトビエイは相当珍しいです!少なくとも僕は初めて。
今日は平日とあってダイバーの数も少なくちょっとトクした気分♪
ダイビングの後は「R-Asia 浜の湯」で。
たっぷりのんびりの一日でした




 トビエイの他にもアカエイ、ヒラタエイとエイづくし




今日の Joe と、今日のネコザメ(今日は2匹いました)




 かわいいコケギンポと見事なキビナゴ雲 


 おサボリで1年ぶりのダイビングとなってしまった野呂さんでした


 ついでに今日の「アジイカMIX丼」

温暖化?

2007-05-08 14:19:42 | おサカナ・生物
先日の海での会話。

「ニュースでやってたんだけど、今年は死滅回遊魚が生き残ってるんだって?
 やっぱり地球温暖化の影響なんだよねぇ!」
「ハリセンボンも異常発生してるらしいよ!」



え?ちょっと待って。
死滅回遊魚(最近では"季節来遊魚"と呼んでいる)が越冬することがあるのは
ちょこちょこあることで、別に今年に限った事ではないんです。
ハリセンボンがやたらに多くて、港や海岸に大量に打ち上げられると言うのも
以前にも何度もあったことだし.....。


確かに今冬は水温が下がりきらず、例年なら12~13度位まで下がるところが、
今年は15度位までしか下がらなかったのですが、これもたまたまなのか地球
温暖化による異常なのかどうかはなんとも言えないところ。
エルニーニョによる海水面温度の上昇も何年かおきに起こっているし....。
「今年は水温が下がらなくてラクだねぇ」と言うのは以前にもありました。
ま、確かに今年の冬は地上も含めて全般的に暖かかったですけどね。


なんか、マスコミってちょっと変わった事があるとセンセーショナルに取り上げ
がちで時々困惑してしまいます。
ホントのところはどうなんだろうなぁ?きちんと検証して欲しいもんです....。
もしかしたらそこには「不都合な真実」があるのかも知れないのですが



アメリカではものすごい 竜巻 の被害があったそうですね。
「竜巻シェルター(けっこう各家庭の庭に普通にあるらしい)」ごと吹っ飛ばさ
れて町ひとつ全滅なんてものすごい猛威をふるっているようです。


ちょっと気になったニュースが「ミツバチ」
日本でも 青信号がミツバチに占拠された なんてニュースがあったばかりですが、
(あれって掃除機で吸い取るんですね!)
アメリカでは「70万匹のミツバチが養蜂場から突如姿を消した!」って
ニュースをやってました。
それっていったい....???



      今年越冬した富戸の「クマノミ」
  富戸では毎年何匹かのクマノミが越冬します
  

アオリイカの産卵

2007-05-05 20:21:19 | おサカナ・生物
                   アオリイカの卵

帰り道の渋滞が予想される今日は(意外とガラガラでしたが)遠出を避けて江の浦へ。
ホントは明日行く予定だったりもしたのですが、明日は天気が悪そうだったので今日に繰り上げ。
おかげで快晴の気持ちいい一日でした。
それにしても今年のG.W.はホントにお天気に恵まれましたねぇ~♪


そんな江の浦では早くも「アオリイカの産卵」が始まりました。
まだ始まったばかりなのでイカの数は少なく、今日は産卵シーンは見れず卵だけでしたがこれから
盛大に集まって来ますよ~!楽しみっす♪

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この「アオリイカの産卵」
これからがシーズンなわけで、各ビーチポイントで産卵のための木の枝が海中に設置されていく訳
ですが、何故かポイントによって季節がズレます。


トップバッターがここ「江の浦」!
江の浦が終わる頃(6月中頃)になると「富戸」「海洋公園」
ちょっと遅れて「大瀬崎」で始まり....。
このへんのポイントがあらかた終了して「今年のアオリイカ産卵」は終わったかなぁ?
という頃(8月頃)になって「初島」でいきなり盛り上がる!
という順番が例年の出来事となるのです。

なんで、ポイントによってこんなに季節がズレるんでしょうねぇ?
ホントに海の中って不思議です


なにはともあれ、これからはこの「アオリイカの産卵SHOW」が海の一大イベント!
産卵期の巨大なアオリイカがカップルを作って次々と産卵床にやってきます。
多い時には一時に30パイ以上のイカが集まってそりゃぁもう圧巻!
沖縄や海外では決して見ることの出来ない

「伊豆のとっておき!」

是非、お見逃しなく!