耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

下総中山 法華経寺

2013年02月25日 16時55分54秒 | 思い出
 春を感じたくて、散歩に行くことにした。
 天気は良いが、風が冷たかった。

 下総中山駅の近くに、海商寿司という寿司屋がある。近くの魚屋さんが
やってる寿司屋で、ネタが新鮮で安くて旨いので、回転寿司が幅を利かせる
前は、良く通ったものだ。昔は店の前の行列が絶えず、開店前に行って
並んだものだった。
 今日は運良く並ばずにすぐ入れたが、すぐ満員になっていた。



 寿司で腹拵えして、さあ出発だ。

 下総中山駅の前の商店街に、ペット屋があって大きなコンゴウインコが
コンニチハ!と元気が良かったが、その店はマンションになっていた。
その奥の盆栽屋は休みだった。


 法華経寺の参道には、山門が二つある。京成中山駅を越えるとすぐに総門
がある。



 通称黒門というようだが、この内側の参道沿いは、土産物屋、休憩所などの
門前市が100m程。そして仁王像が左右に立つ二層の赤門がある。



ここから先は塔頭が並ぶ、敷地内である。

 広大な境内は晴天の下、広々とした感じで、大きなお堂や塔、銅像などが
配置されていて、風格を感じさせられる。



五重塔の横には、お決まりのさざれ石も在った。



 寺務所のある本院は、ちょうど地元のひな祭りに合わせて、(地元が
お寺に合わせているのかも知れない)雛段が沢山飾られていた。




 いつもの御朱印帳を持ってくるのを忘れたので、次回桜の頃にまた来る
ことにして、本院の外に出たら、自動車祈祷所で、乗用車のお祓いの最中
だった。体格のいい若い坊さんが、カスタネットのようなカチカチを鳴ら
して、大きな声でお経を唱え、活発な身振り手振りは迫力がある。
あとで調べたら祈祷料は1万円だとか。あれだけやって貰ったらご利益が
ありそうな気がした。



 お寺の裏手に回ると、よく手入れされた白梅が満開だった。
今年の梅見はこれで十分だ。



境内を出て、閑静な住宅街を少し歩くと、バス通り沿いに東山魁夷記念館
が在った。



ひな飾りのスタンプリレーをやってるらしくここにも綺麗な内裏雛が
飾ってあった。




 東山魁夷の壮大な日本画が見られるかと期待していたが、一階は奈良
旅行の写真、二階の作品展示も複製ばかりで、若干がっかり。

まあ、散歩のついでだから、文句も言えないか。



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