耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

浦安三社例大祭

2012年06月07日 18時54分17秒 | 都会の風景
 浦安では4年に1回、オリンピックの年に3社祭りが行われる。
今年は6月15日(金)~17日(日)だ。

 3社とは、東西線の北側当代島の稲荷神社と、境川の北東側
猫実の豊受神社、そして境川の南西側堀江の清瀧神社で有る。
いずれも元町地区にある。

 我が家は境川の南だから、清瀧神社のテリトリーで、毎年
初詣はここに行く。

 今日は天気も良く時間が有ったので、(いつでも時間は有るの
だが)電動自転車のバッテリーを充電して、11時過ぎに出かけた。

 堀江でラーメン食って、まずは豊受神社にお参りした。神社の
向かいの道沿いに大きな看板が出ていて、圧倒されて神社の写真
を撮るのを忘れてしまった。




 神社のすぐ裏手に花蔵院というお寺が有り、お墓参りしている
人がいた。



 境川を渡ってフラワー通りに入ってすぐ、東学寺と正福寺が
あるので、ついでにお参り。



 フラワー通りはおバカ芸人にかき回された面影も無く、閑散と
していた。ただ、側溝の蓋の花の絵は昔のままだった。



 ここには、江戸末期から明治初期の民家が文化財として残って
おり、無料で公開しているので入ってみた。浦安に30数年暮らして
いるが、初めてのことである。母の実家の田舎家を思い出した。



 次は清瀧神社だ。祭りの準備が整って、テントの中では、寄付金
を受け付けていた。私はお賽銭の10円だけ。



 そのすぐ裏に大蓮寺があるので、そこにも顔を出した。このお寺
には鐘楼が有り、20年程前に除夜の鐘を撞きに来たことが有る。




 浦安橋の下をくぐって、当代島に。江戸川沿いの堤防の上を
サイクリング。

「東京ベイ・浦安市川医療センター」という舌をかみそうな名前
の病院の近くに稲荷神社が有った。

 この病院が、葛南病院という浦安町と市川市の公立病院だった
ころ、酔払って自転車で転んで腕を折って、救急車で担ぎ込まれた
ことが有る。

 その後、「浦安市川市民病院」に名称を変え、数年前に民営化
して現在に至ったという。

 稲荷神社は、住宅密集地の中、幼稚園の裏手にひっそりと
引っ込んでいた。もう殆ど市川市との境目である。これがあの
勇壮な3社祭りの主人公とはとても思えないような、地味な神社
で有る。もちろん無人。




 ただ、この神社にも浅間神社という富士見塚が有った。
そういえば、豊受神社にも清瀧神社にも境内に浅間神社が有る。
地震(噴火)と津波は昔から何度も被害をもたらしたもののようだ。

  

 神社は地味だが、祭りの準備は派手だ。当代島のと組の
若衆が張切っているのがよくわかる。



 200m先に善福寺があったので、そこにお参りして、
今日の締めくくりにした。



 浦安の元町地区は、祭りの準備万端で、来週に備えて
いるようだ。





 浦安はディズニーだけじゃない、古き良き慣わしが
残って居る処も有るのだ。



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