耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

三番瀬

2021年03月27日 09時09分22秒 | 大人の遠足

 コロナ宣言解除を待ち兼ねて、大人の遠足に出かけた。

 

 但し、3密を避けて距離を取って、と思ったが13人も

集まると、そうもいかない。花見日和の好天で、少し風は

有るが絶好のコンディションだった。

 

 我々の出発地は、敷地の東南の角にある3本の椰子の木

だ。ヤシの木集合、と言うとそれだけで分かる。

 そのまま南に歩いて、まずは高洲中央公園。

  

 もう、河津桜は葉桜になっていた。ソメイヨシノは

二分咲だが八重はもう七分。ここの八重は染井吉野より

早い。その八重桜の下で、記念写真。これでアリバイは

出来た。

        花も芽も卒業遂げし子の如く

 

 近くのスーパーで缶ビールを買って、海岸で乾杯。

女性陣にはアイスクリームを用意した。

 堺川を渡ると、東急ホテルのバス停で二人が離脱した後、

総合公園から墓地公園まで海岸沿いを歩く。アスファルト

舗装道より、芝生の道の方が柔らくて歩き易い。

 三番瀬環境観察館は、コロナで閉鎖になっていたが、

この日から再開したとのことで、職員の女性たちに歓待

された。しかし余り見るべきものはないのが残念だった。

 ここからバスで新浦安駅に出る選択肢も有ったが、全員

一致で美浜まで歩くことにした。

 三番瀬沿いの遊歩道は、昨年までは海岸に出る仮設の

ハシゴが幾つか有ったが、今は全部撤去されていて、潮干

狩りは出来なくなっていた。人が居ないので、水辺には

マガモ、オオバン、キンクロハジロ、そして大きなカモメ。

チチチっと飛び回っているのは、セキレイだが、シギや

クイナの仲間もいるみたい。ボラの群れが泳ぎ回る中で、

水草を漁っている。

 40分ほどで京葉線の下をくぐって美浜公園に着いた。

 早咲の桜は絶景だが、まだ蕾も目立つ中、花見客で

賑わっていた。

 

 警察署の隣のマンションは、3月1日に火災が発生

したところだ。

 若潮通りから見えるところに、真っ黒な焼け跡が

確認できた。火元は10階の部屋とのことだが、ベランダ

から燃え上がった炎が11階の部屋を蒸し焼きにした様子

が見て取れる。

 もって他山の石とすべし、とどこかの政治家が言った

とかいう話があるが、まさに我がマンションでも教訓に

したい。

 

 そしてお定まりの、仕上げはバーミヤン!

 1400円会費で、アクリル板越しに腹いっぱい話をして、

楽しい一日だった。

 

 3時間半の散歩は、歩行距離:12km、歩数:17千歩

 

     花吹雪何は無くともまず一献

 

 



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