耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

春が来る

2021年03月13日 09時30分13秒 | この頃思うこと

 春が来る。

 我が中庭の白梅は、もう終わった。今はピンクの

梅が満開だ。

 

 早咲の河津桜も、散ってしまった。

 今年は、行徳の野鳥観察舎の道で河津桜を観た。

高洲中央公園で観たときは、盛りを過ぎていた。

 

 中庭のあずまやの側の寒緋桜は、濃いピンクの

花を下向きに控えめに咲かせている。

いこいの森の水仙も徐々に咲き出した。

 

   水仙や妻とゆっくりお茶を飲む

 

 今は、記念の森のハクモクレンが、満開だ。

京葉線沿いの小道のコブシも、多分花盛りだろう。

 ハクモクレンは花弁が9枚で、上を向いて咲くが、

コブシは少し小ぶりで6枚。

総称して、マグノリアと言う。

 

 同じく記念の森の、スモモも花が咲き出した。

梅に似た小さな花だ。毎年、可愛い実を付けて

楽しませて呉れる。

 スモモやプルーン、梅などの果物を総称して

プラムと言うが、日本で生まれたプラムを

「日本スモモ」、海外で生まれたプラムを

「プルーン」、「西洋スモモ」、「アメリカ

スモモ」と呼ぶようだ。

 

 ご神木のケヤキも芽が膨らんできた。その下

ではユキヤナギが咲き出した。

 F3棟の下の沈丁花も香っている。

春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子(クチナシ)、

そして秋の金木犀を合わせて三大香木と言うことが有る。

 バス通りの植え込みでは黄色のオキザリスが

咲き誇っている。正確にはオオキバナカタバミと

言うが、葉や茎を噛むと、酸っぱいので酢漿草

とも書く。

 京葉線の下では、土筆が群生していた。

 スギナはシダ植物で花は咲かない。スギナは

緑色の部分で光合成を担当し、つくし(土筆)

は胞子を飛ばすのが担当の胞子茎である。

 

    よき友を待つかの如く花を待つ

    百花咲く人も本来美なるべし

 

 



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