最近、キナ臭い話が多い。戦争を放棄する、戦力は持たない、
と言う憲法が、いつの間にか、防衛のための戦力は良いことに
なってしまった。
軍備拡張競争の結果が世界大戦になり、核兵器の犠牲につながった
ことを、もう忘れて居る大人が多い。覚えている老人たちも、戦争の
名目で金もうけを狙っているんだろう。
やられないために、必要最小限の武力が要る。
北朝鮮から攻撃されたら、反撃できる戦力は必要だ、という意見は、
一見妥当に思える。
北朝鮮と戦うための戦力は、用意できるかもしれない。しかし
中国が、ロシアが攻め込んできたらどうする?対抗できるための
戦力を保持することはできるだろうか?
これこそ、第2次大戦前の軍拡競争の二の舞であろう。
戦闘機には戦闘機、核兵器には核兵器、こんなやり方が成り立つ
はずがない。
では、どうするのか?
攻められない、攻撃を受けないための対策を、軍備以外の手段で
講じることしか、対策はない。
それを考え実行するのが、政治であろう。
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