耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

堀江→当代島

2020年03月21日 11時24分24秒 | 大人の遠足

 浦安のルーツをたどる散歩に出かけた。

 

 サンコーポを14時に出発し、4番バスで堀江3丁目で下車。

そこから歩き出して、まずは、堀江ドッグ。 

 

江戸川の水は濁ってごみが沢山で、汚い! 堤防の外側には

2mほどの幅のコンクリートの歩道が有って、岸辺には船を

係留する木の柱が沢山立っている。

 

川の岸寄りは水面が穏やかだが、中央部は風で波が高く、

水流も渦巻いている。そんな中、真っ黒な水鳥バンが泳いで

いる。水が汚い分、エサが多いのかも知れない。

 

 境川の水門の手前に、大きな一本桜が有った。まだ数輪

しか咲いていないが、満開になったらさぞ見事だろうと

思った。

 その辺りから、釣り船や屋形船が沢山係留されているのが

見られる。堤防の内側には、由緒ありそうな船宿が並んでいる。

山本周五郎のあおべか物語と大書きしているのは吉野家だ。

30畳敷きの大座敷に80人乗りの、大型屋形船が係留されていた。

 

 

ここでは、キンクロが、泳ぎ回っている。

 

 浦安橋を越えて、こうなったら稲荷神社まで行こうという

ことになって、上流に向かって歩き出した。

 

 妙見島が切れるあたりに大きな当代島水門が有った。ここは

船圦川の入り口だったという。今はもう、水門はコンクリートで

埋められて、ただの遺跡になっている。

 

 船圦川は、昭和50年頃に埋め立てられて、船圦緑道になった。

道の真ん中の小川が流れていて、子供たちが水遊びできるらしい。

 

と、流れの中にウナギが!

 

小枝でつついてみたが動かない。どうもブロンズの鰻のようだ。

よく見ると、流れに沿って、色んなものが。

  

トンボやハゼや貝の姿を楽しんでいるうちに、稲荷神社の

入り口に来た。

 

 今年は4年に一度の浦安三社祭りの年だ。

三社とは、清瀧神社・豊受神社、そしてこの稲荷神社である。

 

  

 

 見るからにきれいになっているので驚いたが、社殿を改装して

昨年新装OPENしたんだとか、実に全国の4割を作っている行徳の

神輿屋の自信作も見せてくれている。

 

、救急車で私が担ぎ込まれたころは葛南病院と言っていた

東京ベイ医療センターの隣の、相馬のり店でお土産を買って、

お定まりの打ち上げは、浦安駅裏の居酒屋。

 

これにて、一件落着!

 

  

      まだ風は頬に冷たし二分桜   蛙蝉

 

 

 



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