耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

お正月

2020年01月18日 19時24分10秒 | 世相今昔

今年で75回目のお正月を迎えた。数えだと76歳になった。

満年齢では、今度の誕生日で75歳になる

 

 昔は、年齢を数え年で数えた。生まれた年が歳で、次のお正月

には歳になる。

 年号の数え方も此れだ。元年は1年、次の年が2年。

 イエスキリストが生まれたのが西暦年で、この年は12月25

から大晦日までのわずかな日数のみ。 

 

 満年齢は時間の経過を表すから、生まれた時が歳、生まれて

から年経過したら1歳になる。

 

 歳の数え方だけでなく、お正月の行事も、大きく変化した。 

 小さい頃は、朝起きたら枕元に親が用意してくれた新しい下着と

晴着を着て両親に挨拶をする。父親が最初に汲んだ水でお茶を飲み、

この時干し柿と塩昆布を食べる。

 

 朝食はもちろんお雑煮だ。家ごとに、雑煮の作り方は違っていた。 

 うちの母親はすまし汁だった。二個の焼き餅と結んだ昆布と

裂いたするめ。薄く切った柚子の皮と、時々鶏肉が入る。

 このお雑煮の餅を歳の数だけ食べるというのが、小さい頃の目標

だった。今はせいぜい二つしか食べられないが、小学生の低学年

までは頑張ったものだ。

 

 お屠蘇が終わるとお年玉だ。

 今年も私からのお年玉は、宝くじにした。

年末に初夢宝くじを買って来て、子供・孫たち全員に渡す。これだと

抽選日まで楽しみが持続するから、面白い。

 子供達の遊びも大きく様変わりした。タコは洋風のカイトに代わり、

羽根つきはバドミントン、福笑いやカルタ取りは、ババ抜きやUNO

に変わった。

 しかし、うちの孫たちは、坊主めくりだけは好きである。そのうち、

百人一首を覚えてくれると良いな、と思っているが、果たしてその頃

まで生きていられるだろうか?

 

     児ら集い坊主めくりが始まりぬ 

     雲間より昇る初日の光の矢    蛙蝉

 

 

 

 

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自己紹介 (木村@総務)
2020-02-29 20:16:12
このような団らんが自分が住んでいた
家の斜め上であるとは想像できませんでした。
家も変われば雰囲気も変わりますね。

自己紹介はブログに表現されている項目に
倣って書いておきます。

野球の贔屓はタイガース。
→自分はあまり野球は観なくて
  Jリーグの浦和レッズの熱狂的なサポーター
  しいて言えばやはり地元ロッテでしょうか。

歌手は裕次郎、
→自分は生まれ育った街のスターでもある
  サザンオールスターズ

役者は文太、
→自分も大好きです。仁義なきシリーズは
  DVD全部あります。
  あとは田宮二郎も大好きです。
  白い巨塔ははまり役でした。

GOLFは藍ちゃんと石川遼。
→ゴルフはやらないんですよね。
 趣味はディズニー ずっと年間パスポート持ち

酒は剣菱、ビールはアサヒ。
→体壊す前はビールオンリーでした。
  エビスがいいですね。ドライは好きではないです。

女の好みは勿論我が女房!
→ここも意見一致です^^
 メディアに出てる人ですとNHKアナウンサーの桑子さんがいいですね。
 今は夜ですが春から毎朝会えます♪

こんな自分ですが来期もよろしくお願いします。
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