そして彼も百回折った

クリアしました『祝姫 -祀-』

いや、正直ね、『ひぐらし』『うみねこ』まではともかく『彼岸花』で「竜騎士終わったな」って思ってた訳ですよ、だから『かまいたち』の追加シナリオで一枚噛んでた時も心配しかなかったんですよ。ですが…

これでいいんだよ、これがいいんだよ!!(￣□￣)!!

世間がお前に求めているのは、こーゆー世界観だとやっと理解しましたか!!

日常と紙一重な非日常、そしてホラーとエ□って相性いいよネ(*´д｀*)

……彼岸花の時はエ□が犯罪寄りだし胸糞悪い印象しかなくて以降の同人作品はガン無視していたのだが…

不快な要素もあるにはあるが、これは話として受け入れられるレベル(つまり彼岸花は略)というか、えげつないホラーのが目立っているというか。


構造的にはひぐらしに近いです、出題編に続いての回答編が続けて読める感じ。でも、ひぐらしの時に賛否両論だった日常パートが短くなってる感じかな、だから全体的に話は早い。

出題編にあたる時期の煤払涼(すすはらすずむ)は「お前は(特に過去の)戦人か!!」と突っ込む位に口だけ番長で酷いもんだったのだが、圭一の如き成長の速さを見せました。つーか、なんでそんな落ちになるねん!!な展開もやがては伏線としてチレイに回収されて行く……見慣れた展開だがやっぱりこーゆーのは上手いよな竜騎士はって(*´д｀*)


にしても竜騎士、おまいの中では男女の仲は闘いを経ないと恋愛に繋がらないとの前提でもあるのか……鉈VS金属バット(プレハブ校舎の屋上)の肉弾戦や、魔女VS魔術師の命賭した魔法合戦とかの通過儀礼がないと気が済まないのか……いや、これらよりはまだ穏やかなもんだったが、平安時代にアレはないだろアカンだろ(；´д⊂)←深くは言えない位のトンデモ展開


ひぐらしの梨花ちゃまは奇跡を願って百回折ったと言われました、涼も奇跡に至るまで百回、或いは千回折りました……

そら、10年遅い、100年遅い、1000年遅い。とか言われるわ、とんでもない大遅刻だよなぁ煤払……


あ、折ったのは月に辿り着くまでに折るコピー用紙の回数な。月ならここまで折る必要はないけど彼等の目指していたのはもっともっと遠かったから。それはもう色んな意味で。