『怪談のテープ起こし』
後述でも記されてたけど、媒介がデジタルになっても呼称は『テープ起こし』なんだとよ。お便り募集を未だに『どしどし』と呼ぶのと同じか。←葉書時代の名残りの模様
尚、怪談の素材になるだけあって、当然フツーの収録素材ではない、曰くも曰くの『人が◯ぬ瞬間の録音』である。ヒィ。
今どきではそんなの動画でもネットの海に漂っているが(ス◯ッフ動画とか)少し前の時代の物なのはカセットテープな時点でお察し。かつ、本編にはその怪しげなテープは関わってはいない、全く別物の短編作品のブリッジとして絡んで来るのだ。しかも。
作家のネタの為に編集者が(使えるモノのはそうないので)大量のテープを聴いていたら……なんかマジで怪異が起こったんですけど?みたいな?
………この作家のホラーってマジ話なのかマジっぽく匂わせた創作なのか、曖昧なラインで書いてくるからなぁ……読者も読んでる間に『なにか感じたら即、読むのを止めるように』との事……
そげな事言われましても、誰も居ない筈の場所から音がするのなんてしょっちゅうだからなぁ。←家鳴り←とも思えない音も聞こえてるけど
それよりも書店で手に取った時に表紙の上部に傷が入ってた(梱包紐の痕跡と思われ)ので一瞬棚に戻しかけたが、よく見たらほぼ表紙と同サイズの帯だったので(画像右)じゃあいいかと購入したんだが、そもそも売り物なんだから流通の段階で傷付けんなや。