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と言う事で、密林の試し読みでプロローグだけ試しに読んでみたらそのまま電子書籍で購入する流れとなった当該書籍がこちらです。
『肥満令嬢は細くなり、あとは傾国の美女(物理)として生きるのみ』
………『傾国の美女(物理)』とか言われちゃあよ。
冒頭は婚約関係にある国の王子に恋人が出来て、公の場で婚約破棄を言い渡されると言う、最近割とよく見るヤツなのですが(ホントよく見るんだけど。聖女モノとかで)
ここで突出しているのは主人公が顔のパーツは整ってるのに輪郭に贅肉が付いてて台無しだとか、180超えの長身で乳も割とあるけど腹がそれ以上に迫り出してる樽体型だとか、唯一褒められるのは結い上げれば王冠のような見事な金髪だとの、外見パラメーターに著しい偏りがある事でせう。
それだって護国の為に高貴な身分なのにも関わらず戦場では先陣切って戦っているからで、その為にはこれだけのワガママボディが必要なのであって、かつ、だからこそ王子に愛されなくても仕方ないとの自覚もあると(´・ω・`)
けれどだからこそ部下には仰ぎ見られていて、軽口を叩き合いながら死地に向かうのも厭わないほどには敬愛されているとの流れ。
一人称が『おれ』だし、態度も生き様も思考も男前だけど、その実乙女な内面もあるとのギャップ萌えにツボってカートにぶちこみますた。
一瞬紙媒体での購入も過ったが、紙で読みかけてる本があるから競合するのと(競合?)電子書籍特典が付いてたのと、カラーイラストは結局電子版のがねってのとでこのように。
本編はこれからじわじわ読みまし。
猫の手でも借りたい状況でも、猫以下の人材が来られちゃあな……。きちんと働く人が来るか否かって、イヤなロシアンルーレットだなオイ。