野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

淡い桃色の花弁が乱れて咲く牡丹咲きの椿「黒部」(椿シリーズ 21-09)

2021年03月25日 13時39分19秒 | 

淡い桃色の花弁が乱れて咲く牡丹咲きの椿「黒部」。雄蕊もまた乱れて散り蕊になっているのが面白い。ユニークな咲き方だが、全体的にとても柔らかな印象を与える。

(2021年早春 横浜市)

 

■椿シリーズ
「白角倉」(椿シリーズ 21-01)
「六歌仙」(椿シリーズ 21-02)
「太郎冠者」(椿シリーズ 21-03)
「玉の浦」(椿シリーズ 21-04)
「高台寺」(椿シリーズ 21-05)
「春曙紅」(椿シリーズ 21-06)
「加茂本阿弥」(椿シリーズ 21-07)
「天ヶ下」(椿シリーズ 21-08)

■椿山茶花シリーズ
「菊冬至」(椿山茶花シリーズ 20-01)
「曙」(椿山茶花シリーズ 20-02)
「夕陽」(椿山茶花シリーズ 20-03)
「白卜伴」(椿山茶花シリーズ 20-04)
「赤腰蓑」(椿山茶花シリーズ 20-05)
「玉芙蓉」(椿山茶花シリーズ 20-06)
「一子侘助」(椿山茶花シリーズ 20-07)
「肥後入日の海」(椿山茶花シリーズ 20-08)
「七福神」(椿山茶花シリーズ 20-09)
「昭和の栄」(椿山茶花シリーズ 20-10)
「富士の峰」(椿山茶花シリーズ 20-11)
「緋乙女」(椿山茶花シリーズ 20-12)
「光源氏」(椿山茶花シリーズ 20-13)
「三国紅」(椿山茶花シリーズ 20-14)
「乙女サザンカ」(椿山茶花シリーズ 20-15)
「剣の舞」(椿山茶花シリーズ 20-16)
「大空」(椿山茶花シリーズ 20-17)
「敷島」(椿山茶花シリーズ 20-18)
「静海波」(椿山茶花シリーズ 20-19)
「不二の雪」(椿山茶花シリーズ 20-20)
「桃源郷」(椿山茶花シリーズ 20-21)
「京錦」(椿山茶花シリーズ 20-22)
「花大臣」(椿山茶花シリーズ 20-23)
「明行空」(椿山茶花シリーズ 20-24)


春に咲く紫苑だからと名付けられた「ハルジオン」(早春の花 040)

2021年03月25日 09時33分19秒 | 

春に咲く紫苑だからと名付けられた「ハルジオン」。これからいたるところで咲き始める。まだヒメジョオンは咲いていないので、間違えることはない。小さな花弁が200枚以上も集まった舌状花だ。この時期の野草のうちでは目立つ花なので、虫も集まってくる。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)

 

ハルジオン(春紫苑)
多年草
北アメリカ原産。大正時代に園芸植物として渡来した。広がるまで時間がかかるが、一度生えるとなかなかしぶとく、各地に雑草化している。茎は中空で高さ0.3〜1mになる。全体に軟毛がある。根生葉と下部の葉は長楕円形またはへら形で、翼のある柄がある。根生葉は花期にも残る。茎葉の基部は耳状にはりだして茎を抱く。頭花は直径2〜2.5cmで、つぼみのときは花序全体がうなだれている。舌状花は糸状で多数ある。渡来した当時は舌状花が紅紫色に近いものが多かったといわれるが、現在では白色に近いものが多い。舌状花も筒状花も冠毛は長い。そう果は扁平な広倒披針形。花期は5〜7月。(野に咲く花)
学名は、Erigeron philadelphicus
キク科ムカシヨモギ属
よく似たヒメジョオンの茎は中実となり、舌状花の冠毛は短く、蕾はうなだれない。


厚みのある黄色い花が輝いて咲く「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)

2021年03月25日 07時57分50秒 | 

厚みのある黄色い花が輝いて咲く「キバナセツブンソウ」。今年は緊急事態宣言でセツブンソウを見逃した。この黄花節分草は時期が遅いので、みることができたのがうれしい。セツブンソウの可憐さとはかなり印象の違う花だが。

(2021-03 南高尾)

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)

「キバナセツブンソウ」

キバナセツブンソウ(黄花節分草)は、南ヨーロッパ原産で、ヨウシュセツブンソウとも言われて、いろいろな品種が出回っているようです。種のできにくい Eranthis x tubergenii のような品種もあるので、分球をあまりしないセツブンソウの場合殖やすことが出来ません。
 
和名 キバナセツブンソウ(黄花節分草)
別名 ヨウシュセツブンソウ
学名 Eranthis x tubergenii
科名・属名 キンポウゲ科 エランティス属
分布 南ヨーロッパ
花期 2~3月
特徴 
日本では、地中海東部原産のキバナセツブンソウ(E.cilicica)と南欧原産のオオバナキバナセツブンソウ(E.hyemalis)との交雑種が出回っているようです。

花は茎頂に咲き、花弁のように見えるのは、萼が花弁状に発達したもので、草丈7~10cm。

全体にセツブンソウよりやや大形で、葉も厚く光沢もあり、根茎はセツブンソウのように球形ではなく細長い。

キバナセツブンソウと書いてある開花苗を購入したのだが、Eranthis ×tubergenii かどうかははっきりわかりません。写真で見る限りにおいて、エランシス・ヒエマリス(Eranthis hyemalis)とは違って見えますが、ほかの交配種なども多いようなのではっきりわからないのが現状です。


あっという間に満開になった「ソメイヨシノ」(早春の花 039)

2021年03月25日 07時20分58秒 | 

あっという間に満開になった「ソメイヨシノ」。やはり日本の代表的な花だけあって、シンプルな豪華さというなかば矛盾した形容のあてはまる花だ。ソメイヨシノは豊島区の染井村で開発されたのでソメイヨシノというのだと、初めて知った。クローンだから全国的に桜前線が形成されることになる。開発した職人さんは大手柄だったのだが、名前も伝えられないとは。
(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)

「ソメイヨシノ」

区の木にも指定されている桜の代表的な品種「ソメイヨシノ」は、江戸末期から明治にかけて、染井村(現在の豊島区駒込)の植木職人が、エドヒガンとオオシマザクラの品種を改良して作ったと言われ、染井発祥が伝えられています。その後、ソメイヨシノは全国に広まっていきました。豊島区はソメイヨシノの故郷なのです。

ソメイヨシノ(染井吉野)

バラ目バラ科。日本原産種のエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれたと考えられる日本産の園芸品種。