中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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歩いて巡る中山道六十九宿(第15回):第1日目(5);彦根城見学と初日の纏め

2012年11月28日 03時36分55秒 | 中山道六十九宿

                       <彦根城>

歩いて巡る中山道六十九宿(第15回):第1日目(5);彦根城見学と初日の纏め

         (五十三次洛遊会;特別企画)
      2012年11月16日(金)~19日(月)

第1日目;2012年11月16日(金) (つづき)

<彦根駅・彦根城周辺地図>




<彦根へ移動>

■ホテルにチェックイン
 東海道本線の電車で,関ヶ原から米原乗換で彦根に到着する.到着時間は15時20分.
 今夜の宿泊は.駅前のサンルートホテル彦根である.
 15時29分にホテルに到着する.直ぐにチェックインの手続きをしてしまう.私に宛がわれた部屋は9階の913号室.とにかくリュックだけでも自分の部屋に置いておきたい.

<サンルートホテル彦根の玄関>

■立派な部屋
 私に宛がわれた部屋は9階にある.何はさておき,自分の部屋に直行する.
 今回の宿泊費は,何時も宿泊するホテルチェーンに比較して,ちょっと割高である.でも部屋に入って,すぐに割高な理由が分かった.まず,部屋が広い.それにユーティリティの調度品がちょっと高級である.なぜならば,多少の荷物が置けるだけのスペースがあるからである.
 何時もならば,チェックインしたら直ぐに風呂に入って,1日の汗芥を洗い流すのだが,今日はこれから3人打ち揃って彦根城見学に行くことになっている.
 部屋をザッと見回しただけで.直ぐに1会ロビーへ降りる.同行のIさんも,私とほぼ同じ時間にロビーまで降りてくる.
そこで,道を挟んで隣のビジネスホテルのロビーへ向かう.同行のキンギョさんと落ち合うためである.
 



<彦根城を一回り>

■滋賀県護国神社
 キンギョさんと落ち合って,3人で駅前の通りを琵琶湖方面に向かって歩く.
 15時50分,お堀端にある滋賀県護国神社に到着する.そして,いろは松駐車場沿いの道を歩いて井伊大老歌碑の前を通過する.
 井伊大老のことは,直接中山道歩きには関係がないので,特に時間を割いて調べようという気にはならないので.そのまま通過する.
 
<滋賀県護国寺>                            <井伊大老歌碑>

■天秤楼
 近くにある開国記念館も時間が押しているのでパス.佐和田多聞楼や馬屋もとりあえずパス.彦根城博物館もパス.
 お城の入口で,少々お高い入場料を支払う.シニアの割引をないようだ.お宝を拝見するのだから仕方がないかということで・・・・入場料が要るところには滅多に入らない私も入場料を支払ってお城の中に入る.
 表門山道をぐるりと登って橋を渡り,天秤楼を潜る.なお,この橋は落とし橋になっていて,万一のときには通行を遮断することができるるそうである.
 また,この建物は通路を中心に天秤のような形をしてるのが特徴で,このような建物があるのは彦根城だけだという. 

<天秤楼>

■太鼓門
 天秤楼から石段を登って.本丸への最後の関門,太鼓門を潜る.もの凄くごつくて立派でどっしりした門である.

<太鼓門>

■優美な姿の本丸
 いよいよ本丸の前に到着する.本丸が夕日に輝いている.なかなか立派で優美な姿のお城である.
 この優美な姿を見上げているうちに,さきほどの入場料もお値打ちだなと思えてくる.やっぱり中に入って良かったな!

<本丸>

■建物の中に入る
 靴を抜いて本丸の中に入る.編み上げの登山靴を履いているので,靴を脱ぐのが少々面倒だが仕方がない.脱いだ靴を係員から手渡されたビニール袋に入れて持ち歩く.
 城の中の階段がやけに急なので登り下りが少々怖い.順路にしたがって,ところてんが押し出されるように,一定速度でぐるぐると順路を巡る.
 この哀れな自分の姿に.
 ”まるでカモがネギを背負って歩かされているようだな・・・”
と下らぬ連想をする.
 本丸の中には,鎧兜など往時を偲ばせる品々が展示されている.

<本丸の中>

■素晴らしい風景
 ぐるぐると階段を巡って上の階へ上っていく内に,お城の中が何階建てか分からなくなるが,とにかく最上階に到着する.
 最上階からの見晴はさすがに素晴らしい.
 遠くに雪を被った伊吹山が聳えているのが見えている.

<最上階からの展望>

■紅葉とお城
 本丸の中をグルグル回って,城から掃き出されるようにして.城の外へ出る.ここでも登山靴を履くのに手間取る.
 辺りは,もう夕暮れである.夕日に光る本丸と紅葉がとても美しく調和が取れている.これには感激! 写真を沢山撮りまくる.

<夕日の中の本丸と紅葉>

■馬屋
 帰途,キンギョさんがどうしても馬屋の中を見たいという.何事にも興味を持たれるキンギョさんは凄いなと感心する.キンギョさんに釣られて,今度は私達がキンギョのうんこになって,キンギョさんの後を追う.
 中は何と言うことはなく,大きな馬小屋である.本物の馬の代わりに等身大の作り物の馬が繋がれている.

<馬屋の中>

<一緒に食事ごホテルへ>

■駅前近くの中華料理店
 夕食はどうするということになる.
 一人で食べようが,一緒に食べようが,私はどっちでも良かったが,キンギョさんが寂しそうだったので(違うかもしれないが),折角だから一緒に食べようということになる.
 駅に向かって適当に歩いている内に,中華料理店を見付ける.食べ物なら洋食,中華,和食何でもいいやということで,偶然眼に入った中華料理店に入る.
 私はチャーハンを注文する.序でに食後のアイスクリームも.
 {大変美味しく頂きました・・・」
 でも,どこかのテレビでやっている「大変美味しく頂きました」とは,値段が1桁少ないな・・・と,変なことを連想する.でも,まあ,今の私には単価が1桁安価な食べ物の方が自分の身の丈に合っていると思う.

<チャーハン>



■ホテルへ戻る
 夕食を終えて,18時丁度にホテルへ戻る.
 随分と早い時間に戻ってきたような気もするが,どうせ20時頃になると眠くて堪らなくなる.そうならない前に,風呂にでも入るか・・・と言うことで,特別企画の関ヶ原古戦場めぐりと彦根城見学は無事終わった.
 明日は,歩いて巡る中山道六十九宿第15回の旅が2泊3日で始まる.大多数の方々は明日早朝東京方面から近江鉄道武佐駅までやってくる.その人達と合流するので,彦根に宿泊する私には随分とアドバンテージがある.さて,どうせ私は4時頃目が覚めてしまうので,朝が暇でどうしようもない.困ったものだ.
 でも,まあ,今日1日はとても充実していてハッピーだった.

<第1日目ラップタイム>

 9:30  関ヶ原駅歩き出し
 9:41  東首塚
10:02  関ヶ原歴史民俗資料館(10:29まで見学)
10:51  丸山烽火場(10:54まで展望休憩)
11:11  八幡池展望デッキ
11:15  ローソン(11:20まで買い物)
11:23  最終決戦地
11:34  石田三成陣地(12:00まで昼食)
12:20  開戦地
12:23  小西行長陣跡
12:37  天満神社
12:53  藤川台
13:02  大谷吉保墓
13:15  若宮八幡宮
13:31  藤下若宮八幡宮
13:46  藤古川を渡る
13:55  井上神社
14:01  春日神社
14:34  本田忠勝陣跡
14:42  関ヶ原駅着
==================================================
14:51  関ヶ原駅発(東海道本線)
15:22  彦根着
==================================================
15:50  彦根城(16:44まで見学)  

[散策記録] ※彦根城見学を除く

■水平歩行距離        12.0km

■累積登攀高度        275m

■累積下降高度        275m

■所要時間(休憩時間を含む)
   関ヶ原駅発      9:30
     〃  着     14:42
  (所要時間)       5時間12分(5.20h)
 水平歩行速度    12,0km/5.20h=2.31km/h
                            (つづく)

[参考資料]

資料1;岸本豊,2007,『新版中山道69次を歩く』信濃毎日新聞社
資料2;ウエスト・パブリッシング(編),2008,『中山道を歩く旅』山と渓谷社
資料3;今井金吾,1994,『今昔中山道独案内』日本交通公社
資料4;五街道ウォーク事務局,発行年不詳,『ちゃんと歩ける中山道六十七次』五街道ウォーク事務局
資料5;彦根観光協会,2012,「彦根城観光御案内」

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