中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ツツジの花とウグイスの啼き声に癒される丹沢;塔ノ岳(今年25回目)

2014年05月24日 19時54分15秒 | 丹沢の山旅

                                   <花立山からの富士山>

     ツツジの花とウグイスの啼き声に癒される
丹沢;塔ノ岳(今年25回目)
               (単独山行)
           2014年5月24日(土) 晴

■三日月の影を踏んで…
 何時ものように早朝4時10分に自宅を出発する.天気予報では今日の日中は蒸し暑くなるとのことだが,朝は結構冷え込んでいる.今日は半袖シャツ1枚で良かろうと思って,家を飛び出したが,外はやっぱり寒いので,ウインドブレーカー代わりに雨具の上着を着込む.
 今日の月齢が何日になるか正確には分からないが中天に三日月が輝いている.
 大船駅から東海道本線で小田原へ,小田原で小田急線に乗り換える.例により新松田手前で富士山と矢倉岳のデュエット写真を撮りたかったが,残念ながら富士山は雲の中である.
 6時20分頃,渋沢駅に到着する.
 今日は土曜日,人出の出足が早い.平日ならば先客は1~2名しか居ないが,今日はもう数名の登山客がバス停で列を作っている.
 今日は沢山の人出だ.7時38分の臨時バスも超満員.
 乗り合わせた常連は,臨時バスの駆けっこのHSさん,TDさん,YUさん,IIさん.1番バスはKIさん,MTさん,Hさん他.

<小田急車窓より;矢倉岳は見えるが富士山は雲の中>

■見晴階段
 7時04分,たまたま居合わせたYUさんと一緒に大倉から歩き出すが,すぐに今日の体調はあまり芳しくなく,身体全体が少し重いことに気が付く.
 “桑原,桑原,こりゃ~ダメだ! 今日は特別にゆっくり歩くことにしよう…”
 私は歩き出してすぐに,YUさんに,
 「今日はユックリ登りますので,どうぞお先に…」
とお断りして,歩行速度を一段と遅くする.
 それ以降,徐々にYUさんの後ろ姿は次第に遠のいていく,そして,私が登山口に到着した頃には,YUさんとの距離は数十メートルも離れてしまう.
 登山口から登山道に入る.何時雨が降ったのか良く分からないが,今日の登山道は大分濡れていて滑りやすくなっている.こんな状態だと下りは注意しなければ…と,自分に言い聞かせる.
 登山道は沢山の登山客で数珠繋ぎになっている.若い登山者が,次から次へと私を追い越して行く.そして,たまには,私も登山者を追い越す.
 7時28分,観音茶屋を通過する.大倉からの所要時間は24分.今日は大分ユックリ歩いているつもりでも,平素の私の歩行速度と1分の誤差もない歩行時間である.これにはビックリ.まるで自分が時計仕掛けの歩行機械になったような気分である.
 7時45分,見晴茶屋を通過する.大倉を歩き出してから丁度40分,今日の体調を勘案すれば,まあ,こんな所だろう.
 見晴階段に差し掛かる.例によって定点観測の写真を撮る.勿論,今日は土曜日なので,沢山の登山客が数珠繋ぎになっている.今日は無風.温度計がないので,今の気温は分からないが,新緑の木陰は,少々蒸し暑く感じる.ちょっと歩行ピッチを上げると,すぐに額から汗が流れそうになる,
 “こりゃ~ぁ…いかん! もっとユックリペースに落とさなければ…”

<見晴階段>

■緑陰の尾根道
 9時50分,一本松を通過する.そして,大倉尾根で最初の平坦道に入る.傍らにある2台のベンチは休憩を取る登山客で鈴なりになっている.先ほど勢いよく私を追い越した若い男性3人組も,肩を落としてグッタリとベ
ンチで休憩を取っている.
 やがて,駒止階段に差し掛かる.この階段を登るのは,結構,シンドイ.若い登山者数名がスタスタと私を追い抜いていく.いくら悟ったような高邁なことを言っている私も,実は追い抜かれるのは良い気分ではない.
 追い抜かれざまに,口では,
 「どうぞお先に…」
とジェントルマンらしく言っているが,心の中のどこかで,”コンチクショウ!”という気持ちがあるのも事実である.
 駒止階段は,何回登っても実にシンドイ.大げさに言えば息も絶え絶えである.ふと後ろを振り向くと1番バスで来られたKIさんとMTさんが,ヒタヒタと私に迫ってくる.
 8時15分,漸く駒止茶屋に到着する.大倉からの所要時間は1時間11分.体調が良いときに比較すると,4~5分ほど余計に時間が掛かっている.
 すぐに大倉の尾根道に差し掛かる.朝日を浴びた新緑が一段と鮮やかに見える.大倉尾根で,もっとも気分良く歩ける場所である.こぼれ日の登山道を踏みしめるようにして,そぞろ歩きを楽しむ.
 山麓からウグイスとツツドリの啼き声が聞こえてくる.これも,この時期に欠かせない風物詩である.

<緑陰の尾根道>

富士山が見え始める
 堀山の尾根道に差し掛かる.
 8時23分,富士山が良く見える場所に到着する.
 幸いなことに,今日は時間が経過するとともに富士山が良く見え始める.ここからも,残雪で真っ白な富士山が,空に溶け込むようにうっすらと見えている.
 私は色々と撮影条件を変えて,富士山の写真を数枚撮影する.
 私が写真を撮っている間に,1番バスで来られたKIさんとMTさんが,私に追い付く.
 私は堀山の家までの平坦道は,KIさん達より先に歩くが,堀山の家から上はお二人に先に行ってもらおうと思う…と,いう訳で8時27分,堀山の案内標識を通過する.

<堀山の尾根道からの富士山>

■大渋滞
 堀山の下り坂に差し掛かる.途端に登山道は大渋滞.60歳代が大半と思われる大集団が目の前を歩いている.
 “まいったナ…”
 仕方なく大渋滞の後に付いて歩く.途中で渋滞の最後尾の男性が,後ろに私がいることに気が付いて,
 「はあぃ~…追い越しです.道を空けて…」
と大声で指令を出す.
 大渋滞の集団は,大阪から来られたツアー登山の皆様である.

<大集団>

■“やあ,やあ”で常連とすれ違う
 8時31分,小草平に到着する.相変わらず富士山が良く見えている.ベンチでは数名の登山客が休憩を取っている.
 まだ,朝は早いが,もう堀山の家は開店している.
 もちろん私は休憩を取らずにそのまま登り続けるつもりである.私の直ぐ後に,先ほど私に追い付いたKIさんとMTさんが居られる.
 「今日は,小草平から花立山荘まで43分掛けて歩くつもりです…どうぞお先に…」
とお二人に言う.するとKIさんが,すかさず,
 「私は45分掛けますよ…」
と言って,私の後ろにピッタリと付く.
 8時40分,もう少しで戸沢分岐というところで,下山してくるKSさんとすれ違う.
 「やあ,やあ…,FHさん…」
で例により握手.今日もKSさんから元気を貰う.

<常連とすれ違う>

萱場平
 私は相変わらずマイペース登りを続けているが,次第に気温が高くなるにつれ,額から汗が流れ落ちそうになる.
 “もっと,歩行速度を落とさなければ…”
 …ということで,戸沢分岐の手前で,私の後ろに付けているお二人に,もう一度,
 「どうぞ先に行って下さい…」
とお願いして,私は一番後ろに下がる.
 そこから先は,お二人と私の間がジワリジワリと開き始める.
 8時52分,萱場平に到着する.
 真夏を思わせる太陽が萱場平にジリジリと照りつけている.ベンチから木陰まで沢山の登山客が屯している.木道の間に繁茂するアザミの写真を撮っている内に,KIさんとMTさんの後ろ姿は,全く見えなくなっている.
 ここからは完全な一人旅である.

<萱場平>

■後7分坂の富士山
 花立山荘を目指して登っていると,後ろから人の気配を感じる.1番バスで来られたYDさんである.YDさんは相変わらずの俊足である.
 9時07分,後7分坂(花立階段)に到着する.富士山がますます綺麗に見えている.当然,私はここでカメラを構えて,数枚の写真を撮る.
 その後,極々ユックリのペースで後7分坂を登り始める.

<後7分坂下からの富士山>

■花立山荘
 今日は後7分坂を登るのが随分シンドイと感じる.さらに蒸し暑さが増してくる感じである.熱射病の心配もあるので,私は更にユックリと速度を落として登り続ける.その結果,後7分坂を9分掛けて登る.
 9時16分にようやく花立山荘に辿り着く.
 今日の大倉から花立山荘までの所要時間は2時間12分.堀山の家からの所要時間は,43分の予定が45分掛かっている.
 山荘前の広場から,相変わらず富士山は良く見えている.まだ早い時間だが,ベンチは,もう沢山の登山客で賑わっている.

<花立山荘>

■花立山
 私は,何時ものように休憩を取らずに花立山荘を通過する,でも,今日は疲れを感じるので,超スローの歩きを続ける.
 花立山山頂手前のガレ場を登っていると,今日は一段と富士山の眺めが素晴らしく感じる.私は立ち止まって,花立山からの眺望の写真を何枚も撮りまくる.
 花立山山頂を過ぎると,あちこちに咲く満開のツツジに癒される.
 トウゴクミツガツツジというのかな.花のことは全く分からない私には正確な花の名前など覚えるのが無理,でも,今が正に見頃を迎えていることだけは分かる.
 ツツジの花を見つけると,その度に律儀に立ち止まって花の写真を撮る.
 1枚の写真を撮るのに平均して15秒ほどの時間が掛かるので,4枚写真を撮るとラップが1分遅くなる計算になる.でも,もうここまで登ってしまえば,ユックリ歩こうが急いで歩こうが,所要時間にさしたる違いはない.私は,もうラップタイムなど気にしないで,写真を撮りまくる.

<鍋割山稜のツツジ>

■長老のSTさんと韋駄天のITさん
 9時35分,金冷シを通過する.
 金冷シから最初の階段を登っている途中で,下山してくるSTさんとすれ違う.1~2分立ち話.話題はシロヤシオツツジが何時見頃になるかである.
 相変わらず身体がシンドイので,終始スローペースのまま登り続ける.途中で何人もの若い登山者に追い抜かれる.
 山頂付近の階段で下山してくる長老のSTさんとバッタリ,STさんとは,つい先日,「新老人会山の会」で箱根の山にご一緒したばかりである.STさんと2~3分立ち話をする.話題は,新老人の会のこと.お話しをしている内に,私もこの会に加入しようかと思い始める.余談だが,この会は日野原先生が主催する会だという.
 9時52分,漸く塔ノ岳山頂に到着する.山頂に着いた途端に,韋駄天女性のITさんとバッタリ.久々のご対面である.ITさんには,この秋,是非,浅間山へ行きましょうと言われている.ITさんは,魔法の竹箒に乗って山を滑走しているのではないかと疑われるほど驚異的俊足の方である.
 「私のノソノソ速度で歩きますが,それでも良いですか?」
と一応念を押しておく.

■塔ノ岳山頂
 山頂の気温は+11℃.風も殆どなく心地がよい.山頂のポール付近で,これから下山しようとしている俊足のYDさんと会う.山頂で沢山の登山客が休憩を取っている.
 大倉からの所要時間は2時間48分.花立山荘からは36分も掛かっている.今日は後半スロー型の登山である.
 今日の富士山の眺めは最高.富士山の山腹辺りの高さに水平に広がっている雲が風景にアクセントを付けている.

<塔ノ岳山頂からの富士山「>

■シロヤシオが気になる
 昨年の今頃は,尊仏山荘裏手のシロヤシオが見頃を迎えていたように記憶している.
 “そろそろシロヤシオが見頃かな…”
と思いながら,尊仏山荘の裏手に降りてみる.
 私と同じようなことを考えている人が多いらしく,結構沢山の登山者がキレット方面へ向かっている.
 山頂から少し下った辺りで,モタモタしていると,キレットの方からYUさんが登ってくる.
 「シロヤシオは未だですね…もう少し下で1本だけ咲いていましたよ…」
と教えてくれる.
 私はYUさんのお話しを聞いたので,これ以上先へ下る気がしなくなる.その辺りで咲いている草花の写真を数枚撮ったところで,塔ノ岳山頂へ引き返す.

<尊仏山荘裏手にて>

■尊仏山荘に立ち寄らずに下山開始
 キレット方面に僅かな時間だけ往復している間に,山頂で休憩を取っている登山者の人数が一段と増えている.
 窓越しに尊仏山荘を覗いてみる.どうやら顔見知りの常連は居ないようである.今日は天気が良いので,山荘は閑散としている.山荘の中に居る小屋番のWBさんと目線が合いそうになる.
 “今日は尊仏山荘には立ち寄らずに下山しよう…”
 山頂に屯している人たちを何気なく眺めていると,その中に汗ビッショリのMGさんが居る.MGさんは私を見付けて,
 「やあ…」
と言いながら手を振っている.
 「途中まで,IIさん,TGさんと一緒でした…」
とのこと.
 10時20分,MGさんと一緒に下山開始.
 塔ノ岳山頂から少し下ったところで,IIさん,TGさんとすれ違う.皆さんは丹沢山まで足を延ばすとのことである.
 10時35分金冷シを通過する.
 花立山荘手前で,ツツジの写真を撮りたくなる.MGさんには先に降りて頂き,私はノンビリと写真を撮りながら下山することにする.したがって下りも気楽な一人旅である.

<金冷シと花立山の中間で撮影>

見事なツツジにウットリ
 花立山荘手前の土手を少し登ったところに,実に素晴らしいツツジの木がある.このツツジの木の下で,花を眺めながら,しばらく休憩である.いや~ぁ…実に見事.
 ここで富士山とツツジを一緒の画面に入れた写真を数枚撮るが,後でこれらの写真を見ると,全部,自分の指も一緒に撮っている.なんじゃ! これは!

<花立山付近の見事なツツジ>

■堀山の家のトコロテン
 下りの一人旅となると,私は糸の切れた風船状態になる.次から次へと登ってくる登山客とすれ違いながら,登山道を気儘に下山し続ける.
 11時25分,堀山の家に立ち寄る.先客は,先ほど塔ノ岳山頂でお会いしたYUさん.
 私は300円也のトコロテンを所望する.夏場になると,トコロテンの酢のサッパリ感が何とも言えないほど美味しく感じる.
 小屋番のKBさんが,
 「…この間は居眠りをしていてスミマセンでした…」
と私に言う.このブログ記事にうっかり滑ったことを書いたのをご本人がご覧になったようである.またまた筆過か.
 「(筆が滑ったので)削除しますよ…」
 「いえ,良いんですよ…」
 “助かった…でも,帰宅したら削除しておこう”
 雑談をしながらトコロテンを賞味していると,IIさんが堀山の家に入ってくる.イニシアルは同じIIさんでも,こちらのIIさんは髭のIIさんである.
 頃合いを見て,堀山の家の女主人が私たち3人の写真を撮る.

<堀山の家のトコロテン;実に美味しい!>

■渋沢のミスタードーナッツ
 11時42分,堀山の家を出発する.このままノンビリ下山しても,大倉発13時12分のバスにはユックリ間に合う筈である.
 成り行きで,堀山の家で一緒になったYUさんと一緒に下山開始である.道すがらの雑談は専ら登山と健康の話である.
 12時35分,観音茶屋に到着する.YUさんが観音茶屋に立ち寄るとのことなので,ここから先,大倉まではまた一人旅である.
 12時56分,バス停大倉に到着する.バス停から少し離れた花壇の縁石に,先に下山したMGさんと,YDさんが並んで腰掛けているのが見える.このお二人と一緒に大倉13時12分のバスに乗車する.
 バスは数人の立ち席が出る程度の混雑である.
 バスが渋沢に到着する.
 「…お茶しましょう…」
ということで,MGさん,YDさんと一緒にミスタードーナッツに入る.
 今日のミスタードーナッツは,どういう訳か意外に空いている.コーヒーを賞味しながら,30分ほど雑談に興じる.
 話題は秋の浅間山登山のことや,MGさん発案の1泊2日の箱根登山のこと.箱根登山については,不肖,FHが企画案を作成することになる.

<ミスタードーナッツのコーヒー>

■今日も良かった! 良かった!
 14時少し前にお開き.
 辻堂のお住まいのYDさんと私は小田原行の下り電車に乗車する.小田原駅でYDさんとお別れして,私は小田原15時04分発特別快速高崎行電車に乗車する.
 電車は15時34分に大船駅に到着する.もう披露は完全に雲散霧消しているので,またもや大船駅から自宅まで歩きたいなという衝動に駆られるが,夕方,孫どもが何人か来ることになっている.その準備のお手伝いをしなければ…ということでバスに乗車して帰宅する.
 夕方,北鎌倉に住まいする孫2人が我が家を訪れる.今夜は2人とも我が家に1泊する予定である.そして,明日は横浜に住んでいる孫娘とその母親が我が家で合流する予定である.忙しくもあるが楽しくもある.
 …ま,そんな次第で,今日も良かった! 良かった!

<ラップタイム>

 7:04  大倉歩き出し
 7:28  観音茶屋
 7:45  見晴山荘
 8:15  駒止茶屋
 8:31  堀山の家
 9:16  花立山荘
 9:35  金冷シ
 9:52  塔ノ岳山頂着(+19.0℃)
10:20      〃  発
10:35  金冷シ
10:48  花立山荘
11:25  堀山の家(11;42まで立ち寄り)
11:59  駒止茶屋
12:22  見晴山荘
12:35  観音茶屋
12:56  大倉着

 [山行記録]

■水平距離           7.0km(片道)

累積登攀下降高度   1269m

■登攀所要時間(雑談時間を含む)
 大倉   発      7:04
 塔ノ岳  着       9:52
 (所要時間)      2 時間48分(2.80h)
 水平歩行速度     7.0km/2.80h=2.50km/h
 登攀速度         1,269m/2.80h=453.2m/h

■下降所要時間(休憩時間を含む)
  塔ノ岳  発     10:20
  大倉   着    12:56
 (所要時間)    2時間36分(2.60h)
 水平歩行速度     7.0km/2.60h=2.69km/h
 下降速度       1,269m/2.60h=488.1m/h
                                        (おわり)

「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/098b17f7d196997e15bab594a5c2274d
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1c0df2cbd5a2b5c77c2d00481acdeefd



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