<トレッキングの途中で休憩>
ペルー周遊記(44):第12日目(3):シュルップ湖トレッキング(1)
2008年7月12日(日)(つづき)
<トレッキングの概要>
コフップ山荘(以下,山荘と略す)で一息入れた私達は,山荘で戴いたランチボックスを持って,10時07分に山荘を出発.シュルップ湖に向かう.暫くの間,山荘から砂利道に沿って,東に向かう.緩やかな上り道である.周辺は氷河が作り出した広大なモレーンが続く.
山荘の標高が約3,700メートルである.山荘自体が富士山に近い高い所にある.今回のトレッキングの目的地,シュルップ湖の標高は約4,400メートルである.従って,標高差,約700メートルの往復になる.
後日,ピスコ山登頂のときに,私達をガイドしてくれるクラウディオさんや,クラウディオさんのお子さんも,私達に同行する.
<シュルップ湖トレッキングルート:赤の破線>
■広大なモレーンを登る
私達は,広大なモレーンを,ユックリとしたペースで,登り始める.
10時32分,3,770メートルの地点を通過する.まだ,僅かしか登っていないが,一段と眺望が良くなる.山荘は林の影に隠れて見えなくなっているが,眼下に段々畑や林が広々と広がっているのが見下ろせる.実に気持ちの良い眺望である.
私達は砂利道から逸れて,礫や砂利が散らばる踏み跡道に入る.やや上り勾配がきつくなるが,相変わらず気持ちの良い登山道が続く.
10時55分,標高3,820メートルの地点で,最初の休憩を取る.一同,思い思いに,ランチボックスを取りだして,適当におやつを頬張る.
11時00分,再び歩き出す.
<砂利道を進む>
※前方には雪を被ったウアマシュラフ,カーシャン,ミセクシヤが見えている.
<モレーン地帯をユックリと進む>
(つづく)
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