＜ラスレジェンダス公園に咲く花＞
ペルー周遊記(33)：第9日目(2)：リマの休日(2)
２００８年７月9日（木）（つづき）
＜ラスレジェンダス公園＞
■ペンションカンツータを出発
いくら「リマの休日」といっても，“ひねもすカンツータ”では，少々退屈である．ぶらり歩きするのも，1人での街歩きは，少々危険である．そこで，だれからとはなしに，全員で，最初にペンションカンツータ近くのラスレジェンダス公園（Parque de las Leyendas）の中にある動物園を訪れ，昼食の後，国立人類学考古学歴史学博物館（Museo Nacional de Arqueologia Antropologia e Histona del Peru）を訪れることになる． 12時11分にペンションカンツータから歩き出す．ペンション前の道路を西北西に歩く．
道路の北側には黄色い塗装が施されて，背が高くて，長い塀がずっと続いている．今は冬だというのに，汗ばむほどの暑さである．
＜塀沿いの道を動物園に向けて歩く＞
■動物園に入る
入口が何処にあるのか分かりにくく，少々戸惑うが，12時25分に動物園入口に到着する．入場券を購入するのに，暫く手間取ったが，12時31分，動物園の中に入る．園内の見取り図を見るが，スペイン語でしか書いてないので，どうもハッキリとは分からない．
一同，一緒に適当に園内を歩く．
12時37分頃，コンドルらしい鳥が入っている大きな鳥籠の前を通過する．上空には雲が掛かっているが，この雲を通して降り注ぐ太陽が結構暑い．
12時41分，トイレ休憩．私は中には入らなかったが，なかなか綺麗なトイレ小屋が建っている．ただし，有料．使用料は1回s/.0.2．
12時43分，円形のアーチ状の門を潜って，囲いの中に入る．アーチの上の方に“PAMPA GALERAS PATPAL”と書いてある．スペイン語が分からない私には，これが何を表しているのか分からない．
門を通り抜けると，野球場を数個合わせたほどの広々とした野原に出る．原っぱの彼方此方に，羊やビグーニャなど，私には訳の分からない草食動物が，ノンビリと草を食べている．
＜アーチ状の門を潜る＞
■多彩な動物や鳥
12時48分頃，何となく成り行きで，道路に出る．道路の反対側には，遺跡を模したと思われる丘になっている．その丘の上には烏を二廻りほど大きくした黒い鳥が沢山止まっている．見るからに不気味で，何となく不吉な感じがする鳥たちである．
12時57分，ヒョウが昼寝をしている檻の前を通過する．続いて，何という動物か分からないが，タヌキとサルの“合いの子”のような動物を見物する．
近くに自動販売機が設置されている．特段買いたいものはないが，この自動販売機が面白いので写真に写す．「お釣りがチャンと出るのかな・・・」と試してみたい気になるが，大人げないので止める．
13時20分，赤，青，黄色と，まるで信号機のような色彩の大きな鳥が2羽居るのを見上げる．
＜広場でノンビリの動物たち＞
＜不気味な鳥が沢山止まっている＞
＜寝ているヒョウ＞
■トラがピンチ
私達はいつの間にか少し小高い所にいる．下を見下ろすと，虎（ライオンかも知れない？）の檻がある．檻の中の虎に異変があったらしくて，見物客が檻に近づかないようにロープが張られている．
檻の外には，麻酔銃を持った職員が居る．どうやら，檻の中には麻酔を打たれた虎が横たわっているようである．虎の廻りには沢山の職員が集まって何かしている．虎が病気になったのかも知れない．
＜虎の檻の異変＞
＜街中のブラブラ歩き＞
■セノールリモンで昼食
くたばった虎の様子を何時まで見ていてもきりがないので，13時56分に動物園を後にする．
先ほどの往路を逆に辿って，ペンションカンツータに向かって，ブラブラと歩く．そして，ペンションカンツータの近くにあるレストラン，セノールレモン（Senor Lemon）に入る（14時10分）．ここで，遅い昼食を摂る．ここはペンションカンツータのご主人が推薦してくれたレストランである．
勿論，大半の方はアルコール付き食事である．下戸の私はコーラ．何となく違和感を感じながら昼食を摂る．
ネーベンは，酢であえたタコ，それにメインディッシュは，タラ，トウモロコシ，カボチャ，エビ，イカなどの盛り合わせである．特に酢であえたタコは，とても美味しい．
＜レストランの入口＞ ＜タコの酢あえ＞
■スーパーマーケットに入る
食事を終えて，15時15分，レストランを出る．またもや，昼食に1時間も要した．そうなると，これから2キロメートルもの道程を歩いて，当初予定していた国立人類学考古学歴史博物館まで行く気は当然なくなってしまう．敢え無く中止．
レストランを出た足で，そのまま近くのスーパーマーケット（PESCSDOS-MARICOS;多分，スーパーの名前だろうと思う）に立ち寄る．場所はペンションカンツータのすぐ側の三叉路を右折した突き当たりである．歩いて，ほんの3～4分のところである．
大きなスーパーである．まずは果物売り場を覗く．蜜柑が山積みされている．とても安い．
男性群は，今晩の宴会用のアルコールを探すために，スーパーの中にあるワインセラーを訪れる．
私は，コーラ大瓶1本，s/.2.90（約110円）で購入する．他の物品に比較して，コーラは少々割高だなという印象を受ける．
＜スーパーの店内＞
※可愛い制服を着た店員が買い物をパックしてくれる．
■ペンションカンツータへ戻る
15時56分，スーパーを出る．そのままブラブラとウインドウショッピングしながら，16時10分，ペンションカンツータに戻る．
そのまま，ロビーの長いすに座って，暫くの間，NHKのテレビを見る．
16時40分頃，一旦，自室に戻る．
すぐにシャワーを浴びる．その後，暫くの間，ベッドの上で横になって，NHKのテレビを見る．3日間に渡る洞爺湖サミットも無事終わったようである．
（つづく）
前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9447925231c8cea79e3e8d4dc0b0093d
次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/068ce4eb4b6c2be092a2dba81c363282
このシリーズの最初の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6fee0e316085f32cce0c47a424821346
ペルー周遊記(33)：第9日目(2)：リマの休日(2)
２００８年７月9日（木）（つづき）
＜ラスレジェンダス公園＞
■ペンションカンツータを出発
いくら「リマの休日」といっても，“ひねもすカンツータ”では，少々退屈である．ぶらり歩きするのも，1人での街歩きは，少々危険である．そこで，だれからとはなしに，全員で，最初にペンションカンツータ近くのラスレジェンダス公園（Parque de las Leyendas）の中にある動物園を訪れ，昼食の後，国立人類学考古学歴史学博物館（Museo Nacional de Arqueologia Antropologia e Histona del Peru）を訪れることになる． 12時11分にペンションカンツータから歩き出す．ペンション前の道路を西北西に歩く．
道路の北側には黄色い塗装が施されて，背が高くて，長い塀がずっと続いている．今は冬だというのに，汗ばむほどの暑さである．
＜塀沿いの道を動物園に向けて歩く＞
■動物園に入る
入口が何処にあるのか分かりにくく，少々戸惑うが，12時25分に動物園入口に到着する．入場券を購入するのに，暫く手間取ったが，12時31分，動物園の中に入る．園内の見取り図を見るが，スペイン語でしか書いてないので，どうもハッキリとは分からない．
一同，一緒に適当に園内を歩く．
12時37分頃，コンドルらしい鳥が入っている大きな鳥籠の前を通過する．上空には雲が掛かっているが，この雲を通して降り注ぐ太陽が結構暑い．
12時41分，トイレ休憩．私は中には入らなかったが，なかなか綺麗なトイレ小屋が建っている．ただし，有料．使用料は1回s/.0.2．
12時43分，円形のアーチ状の門を潜って，囲いの中に入る．アーチの上の方に“PAMPA GALERAS PATPAL”と書いてある．スペイン語が分からない私には，これが何を表しているのか分からない．
門を通り抜けると，野球場を数個合わせたほどの広々とした野原に出る．原っぱの彼方此方に，羊やビグーニャなど，私には訳の分からない草食動物が，ノンビリと草を食べている．
＜アーチ状の門を潜る＞
■多彩な動物や鳥
12時48分頃，何となく成り行きで，道路に出る．道路の反対側には，遺跡を模したと思われる丘になっている．その丘の上には烏を二廻りほど大きくした黒い鳥が沢山止まっている．見るからに不気味で，何となく不吉な感じがする鳥たちである．
12時57分，ヒョウが昼寝をしている檻の前を通過する．続いて，何という動物か分からないが，タヌキとサルの“合いの子”のような動物を見物する．
近くに自動販売機が設置されている．特段買いたいものはないが，この自動販売機が面白いので写真に写す．「お釣りがチャンと出るのかな・・・」と試してみたい気になるが，大人げないので止める．
13時20分，赤，青，黄色と，まるで信号機のような色彩の大きな鳥が2羽居るのを見上げる．
＜広場でノンビリの動物たち＞
＜不気味な鳥が沢山止まっている＞
＜寝ているヒョウ＞
■トラがピンチ
私達はいつの間にか少し小高い所にいる．下を見下ろすと，虎（ライオンかも知れない？）の檻がある．檻の中の虎に異変があったらしくて，見物客が檻に近づかないようにロープが張られている．
檻の外には，麻酔銃を持った職員が居る．どうやら，檻の中には麻酔を打たれた虎が横たわっているようである．虎の廻りには沢山の職員が集まって何かしている．虎が病気になったのかも知れない．
＜虎の檻の異変＞
＜街中のブラブラ歩き＞
■セノールリモンで昼食
くたばった虎の様子を何時まで見ていてもきりがないので，13時56分に動物園を後にする．
先ほどの往路を逆に辿って，ペンションカンツータに向かって，ブラブラと歩く．そして，ペンションカンツータの近くにあるレストラン，セノールレモン（Senor Lemon）に入る（14時10分）．ここで，遅い昼食を摂る．ここはペンションカンツータのご主人が推薦してくれたレストランである．
勿論，大半の方はアルコール付き食事である．下戸の私はコーラ．何となく違和感を感じながら昼食を摂る．
ネーベンは，酢であえたタコ，それにメインディッシュは，タラ，トウモロコシ，カボチャ，エビ，イカなどの盛り合わせである．特に酢であえたタコは，とても美味しい．
＜レストランの入口＞ ＜タコの酢あえ＞
■スーパーマーケットに入る
食事を終えて，15時15分，レストランを出る．またもや，昼食に1時間も要した．そうなると，これから2キロメートルもの道程を歩いて，当初予定していた国立人類学考古学歴史博物館まで行く気は当然なくなってしまう．敢え無く中止．
レストランを出た足で，そのまま近くのスーパーマーケット（PESCSDOS-MARICOS;多分，スーパーの名前だろうと思う）に立ち寄る．場所はペンションカンツータのすぐ側の三叉路を右折した突き当たりである．歩いて，ほんの3～4分のところである．
大きなスーパーである．まずは果物売り場を覗く．蜜柑が山積みされている．とても安い．
男性群は，今晩の宴会用のアルコールを探すために，スーパーの中にあるワインセラーを訪れる．
私は，コーラ大瓶1本，s/.2.90（約110円）で購入する．他の物品に比較して，コーラは少々割高だなという印象を受ける．
＜スーパーの店内＞
※可愛い制服を着た店員が買い物をパックしてくれる．
■ペンションカンツータへ戻る
15時56分，スーパーを出る．そのままブラブラとウインドウショッピングしながら，16時10分，ペンションカンツータに戻る．
そのまま，ロビーの長いすに座って，暫くの間，NHKのテレビを見る．
16時40分頃，一旦，自室に戻る．
すぐにシャワーを浴びる．その後，暫くの間，ベッドの上で横になって，NHKのテレビを見る．3日間に渡る洞爺湖サミットも無事終わったようである．
（つづく）
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