日付変わって、本日23日、J1浦和vs清水で無観客試合が行われます。
今回の直接の原因は、浦和サポが出した「外国人お断り」と解釈できる段幕を(チーム側が)即外さなかったことや過去にも制裁食らっていたことなどから無観客試合の制裁を受けることになりました。
段幕を即外さなかったことは浦和の運営側に問題がありますが、今回の問題に限らず今のJリーグにおけるゴール裏コア層に『ある種の特権意識・既存利権』が出てしまっているのではと感じます。
J1・J2では、メイン・バック・ゴール裏と座席が区分され『声出して応援する』コア層はゴール裏で応援するのが当たり前の光景になっています。
Jリーグ始まって21年、初期から参加しているチームやゴール裏コア層が多いチームほど、長くいる人・老舗グループを中心として「自分たちの縄張り」のような感覚になり、ある種の既存利権化しているように見えます。
今回の問題も段幕出した動機が「自分たちの聖域で観光客に入ってほしくなかった」という理由からによるもので、一般層から見れば自分たちでゴール裏の人間を選別していると判断されます。
また、試合後に居残り・バス封鎖などの行為についても、『自分たちは声出して応援しているからそれくらいのことをやっても許される』という特権意識のようなものが現れています。
ゴール裏での声出し応援は確かに選手たちを後押ししますが、コア層だからといって利権・特権と取られる行為はしてはいけないですし行為をすることでチームの品位を貶めることを自覚しなければならないです。
今回は書きませんでしたが、チーム側にも「コア層を御していく」ことに対する責任もあります。そのことについては後日書きます。