今回はサッカーの話ではなくて、15日に行われた衆議院議員選挙の話です
今回の選挙、争点が少なかったことや『どこに入れても同じ』という厭戦感が漂ったためか、投票率は52.66%と過去最低でした
投票率が低いことに関しては『怖いな』という感想しかありません
今回の投票率が過去最低を記録してしまった原因としては、
- 野党が政策面以外のために離散・集合を繰り返した
- 与党の政策に反対するだけで有効な対案を出せていなかった(反対言うのであれば有効な対案を示すべき)
- 政争仕掛けて法案審議に支障きたした
面があったように思われます
銀河英雄伝説では
一流の権力者の目的は、権力によって何をなすか、にあるが、
二流の権力者の目的は、権力を保持しつづけること自体にあるからだ
の文章があるのですが、今の日本の選挙は『議員になって何をするのか』ではなく『議員という権力をどうやって保持するのか』が目的になっているようでなりません。
また、有権者の側にも問題があります
人間個人個人でも同じことが言えるのですが、『自分が理想とする政策を100%やってくれる政党・個人』なんてのはまずないです
じゃあどういった政党・個人に投票するのか
立候補者全員の政策を比べて自分が理想とする政策に一番近い人・政党に投票することです
『どの候補者・政党に入れても同じ』ってのは絶対にないです。自分なりの違いを見つけて、自分の票を入れることが大切です
投票しなかった人の中には急病になったなど、どうしても行けない理由があった人がいることも理解していますが、『行けるのに行かなかった人』については、行かなかったことを反省してほしいと願わずにはいられません。
銀河英雄伝説で印象に残っている記述を載せておきます。
「政治なんておれたちに関係ないよ」という一言は、
それを発した者に対する権利剥奪の宣告である。
政治は、それを蔑視した者に対して、かならず復讐するのだ。
ごくわずかな想像力があれば、それがわかるはずなのに
行かなかった人の中で『誰に入れても同じ』『自分が1票入れたことで何も変わらない』と思ってる人たちはどんな悪政が行われても文句言う資格ないですよ
今回はシリアスな話になってしまいましたが、最後は自分のぼやきを
すっから管、落選してほしかったのに、何で比例代表復活するんだよ、納得いかないよ・・・・・・