27日に 韓国で行われた 南北首脳会談は、手探りながら、平和への一歩への 期待が
かかる。
平昌オリンピック前には、帝国主義、反米を 豪語していた 金正恩 朝鮮労働党委員長
だが、彼の 今回の発言に 注目が集まる。
彼の 本心は いかなる物なのか と、 世界中の 学者や 人々から 懸念されてはいるが、
どんなことも、 始まりは、一歩から・・・
韓国の文大統領の 勇気ある一歩 には、感服する。
韓国民を 北朝鮮からの脅威や、それにまつわる 他国からの圧迫 から守るため、
数々の批判を受けながらの 一歩であった と思う。
但し、それは 残念ながら 必ずしも 日本の 平和や利益に 繋がるものではない。
日本は、北朝鮮や中国から 軍事的な 圧迫や脅威を受け、 ロシアや 韓国とは、
国土や歴史的 文化的な問題で、 異論を掲げている状態 なのだから・・・
軍事力を持たない 日本は、北朝鮮にとっては、直接 脅威を感じる国 ではない。
アメリカの 傘の下の国 だ。
(勿論、この意味も 東アジアにおいては 確かに 重要ではあるが・・・)
共産圏の国に 近接しながら、ここまで 平和に 生き延びれてきたことには、
やはり、朝鮮半島の 南北が 冷戦状態にあったことも 大きい と思う。
そのときに 直面した 昔の日本の優秀な政治家の方々の 選択が、正しかった
おかげ なのかもしれない。
世界は、変わろうとしている。
今、もしかしたら 日本の外交は、 かつてなかったほど 大きな 舵取りの
選択を せまられることに なるかもしれない。
平和と 贅沢に 慣れてしまっている 私たちも、これからの日本を 考える
とき だろう。