綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

歌詞集(webbアルバムより1)

2005-03-06 09:32:12 | LYRICS
「不器用な指」  webb(綿内克幸+小池雄治)             


右手を君の乳房に 置いたまま眠りに落ちた
不器用な指 魂をそっと撫でながら

君に話す言葉で伝えきれないけれど
死んでも僕のそばにいて欲しい
シワも嘘もホクロも ふさがったピアスの痕も
僕の棺の中に入れてくれ

右手を君に滑らせた ありったけの愛し方で
不器用な指 魂の温度がわかる

君に話す言葉で伝えきれないけれど
死んでも僕のそばにいて欲しい
アザも過去も涙も 不機嫌な月の日も
君のすべて抱きながら生きよう

この不器用な指で 愛のかたまりを投げて・・・

君に話す言葉で伝えきれないけれど
死んでも僕のそばにいて欲しい
シワも嘘もホクロも ふさがったピアスの痕も
僕の棺の中に入れてくれ




「裾花川ノクターン」


雪に埋もれた 裾花川を
君と帰った 夕暮れの岸辺
誰かに見られずに 歩きたい
うつむいてばかりの 冷たい道

町に寄り添う 裾花川で
ビルの灯りが かすんで見えた
卒業しても 離れない
指きり切ない 相生橋

脱ぎ散らかした 紺の制服
愛なんてわからない ただ君が好きだった

裾花川に 吐息が積もる
帰りたくない 夕暮れの岸辺

ラララ・・・




「ミルクティー」


朝の星座占いによると
今日のオレは最低らしい
‘妬まれたり’‘恋が逃げ出したり’‘野菜を摂りましょう’

赤過ぎる口紅の女に
電車で足を踏みつけられた
謝りもせず 渋谷で消えた 鉛色の空

あたたかいお茶を いれてくれないか
角砂糖を4つ 甘いミルクティーを
君以上愛した女はいないんだ
あたたかいお茶を 君の手でいれてくれないか


気持ちばかり空回りして
今夜のオレは役立たずらしい
萎えかけたり やけに手間取ったり 君は眠くなる

オレの背骨に君が詰まってる
ぎっしり詰まったカルシウムなんだ
君がいなけりゃ オレは歩けない 前に進めない

あたたかいお茶を いれてくれないか
角砂糖を4つ 甘いミルクティーを
心の底から 「ありがとう」を言うよ
あたたかいお茶を 君の手でいれてくれないか

湯気の向こうにTea for blues 灰にしみ込むHappiness
カップの底にTea for blues 幸せを 透かして見れば

あたたかいお茶を いれてくれないか
角砂糖を4つ 甘いミルクティーを
君以上愛した女はいないんだ
あたたかいお茶を 君の手でいれてくれ 君の手でいれてくれないか

歌詞集(綿内克幸1)

2005-02-17 20:46:29 | LYRICS
チャーリー        詞 綿内克幸

ボクの名前はチャーリー 
よくいる雑種犬
広い野原もいらない 君といれば

飾りのついたシッポで 
誘う娘がいても
決して振り向きはしない 愛を誓う

君と生きる 世界だけが ボクにあるすべて
いつまでもそばにいるから
君を守る 闇に吠える 時には牙をむいて
Love me do , love me do….. 
月まで とどくように


愛し方をおしえて
君を抱きしめたい
そして想い出をみんな 土に埋める

つないだままのロープも
不自由じゃないさ
君のいない自由なら 欲しくないよ

君と生きる 世界だけが ボクにあるすべて
いつまでもそばにいるから
君を守る 闇に吠える 時には牙をむいて
Love me do , love me do….. 
月まで とどくように

ケモノの道歩いた 別離の夢を見た
もう一度 生まれても ボクを選んで

君と生きる 世界だけが ボクにあるすべて
いつまでもそばにいるから
君を守る 闇に吠える 時には牙をむいて
Love me do , love me do….. 
月まで とどくように






マグノリア      詞 綿内克幸


目覚めた時 甘い香り そのぬくもりにくるまった
生きられない 痕跡(あとかた)もなく 今すべて消え去ったら

夢じゃない 君がいる
何気ないことが今日も嬉しい

マグノリア 白い花 春を呼ぶ人
この胸に咲いている 君の優しさ



食べ散らかし 丸めた服 ディッシュソープの泡が飛んだ
あきれた横顔 君の笑い声 みんな家族を繋ぐもの

脆いから 守りたい
何気ない愛がそこにあるから

マグノリア 冷たい手 キッチンの花
想い出にしたくない 君のすべてを

マグノリア 白い花 春を呼ぶ人
この胸に咲いている 君の優しさ
君の優しさ

                        (写真 ピエール浦田)