すっかり行きつけのバーになったブクロの‘ディランのバー’Polka Dotsへ、米国のシンガー/ソングライター~ニール・カサールの弾き語りライヴを観に行った。
彼のことはシンガー/ソングライターマニアの先輩から聞いたのが初めてだったけれど、オルタナティヴ・カントリーの雄~ライアン・アダムス(ブライアンじゃないよ)のバンドのギタリストでもあるという経歴を見て、聴く前からこれは良いに違いないと思った。
確かな歌唱力を披露した実際の彼は、ライアン・アダムス~オルタナティヴ・ロック系というより伝統的な米国シンガー/ソングライターという印象だった。こういった人の演奏を観る度に、米国音楽の懐の深さを感じる。歌が上手い。ルーファス・ウェインライトやロン・セクスミス辺りが好きな人にもオススメだ。
ピアノ/コーラスの良原リエさんと、ベーシスト(どこかで見た顔だなぁと思っていたら元サニーデイ・サーヴィスの彼だった)の即席サポートも素敵だった。
この夜素敵だったのはもうひとつ、会場に来ていた中川五郎さんと一杯やれたこと(写真右)。五郎さんが僕のことを知っていてくれて、嬉しかった。何故なら、‘言葉でロックを聴く、ロックを書く’上で、僕の教科書のような存在だったから。
五郎さんは60年代から活動を続けるプロテスト・シンガーなのだけれど、洋楽の名解説、名対訳でも有名な人で、買った洋楽アルバムのライナーでどれほどこの人の名前を見つけたことか。五郎さんの解説には、批評家による冷徹な視点というより、音楽家としての愛をいつも感じていた。もうアルバムを挙げたらキリがない。音楽だけじゃない、酔いどれ詩人ブコウスキーの訳だってそうだ。
年の瀬の、いい夜だった。
彼のことはシンガー/ソングライターマニアの先輩から聞いたのが初めてだったけれど、オルタナティヴ・カントリーの雄~ライアン・アダムス(ブライアンじゃないよ)のバンドのギタリストでもあるという経歴を見て、聴く前からこれは良いに違いないと思った。
確かな歌唱力を披露した実際の彼は、ライアン・アダムス~オルタナティヴ・ロック系というより伝統的な米国シンガー/ソングライターという印象だった。こういった人の演奏を観る度に、米国音楽の懐の深さを感じる。歌が上手い。ルーファス・ウェインライトやロン・セクスミス辺りが好きな人にもオススメだ。
ピアノ/コーラスの良原リエさんと、ベーシスト(どこかで見た顔だなぁと思っていたら元サニーデイ・サーヴィスの彼だった)の即席サポートも素敵だった。
この夜素敵だったのはもうひとつ、会場に来ていた中川五郎さんと一杯やれたこと(写真右)。五郎さんが僕のことを知っていてくれて、嬉しかった。何故なら、‘言葉でロックを聴く、ロックを書く’上で、僕の教科書のような存在だったから。
五郎さんは60年代から活動を続けるプロテスト・シンガーなのだけれど、洋楽の名解説、名対訳でも有名な人で、買った洋楽アルバムのライナーでどれほどこの人の名前を見つけたことか。五郎さんの解説には、批評家による冷徹な視点というより、音楽家としての愛をいつも感じていた。もうアルバムを挙げたらキリがない。音楽だけじゃない、酔いどれ詩人ブコウスキーの訳だってそうだ。
年の瀬の、いい夜だった。