綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

ロメオ

2009-12-09 23:26:59 | LYRICS
 弾き語りCD「WATAUCHI UNPLUGGEDⅢ」に収録することにした未CD化曲「ロメオ」。作ったのは10年近く?7~8年前だろうか?ライヴでは一時披露していて、リクエストもあったのでCDにしようと何度かデモテープを録りながら気が向かなくてそのまま放置・・・だった。前回「UNPLUGGEDⅡ」でも土壇場でやめた。歌詞も曲の雰囲気も気に入ってはいたのだけれど。

 で、今回ファンクラブ用とはいえ初CD化となったのでした。写真は今記録的ヒット中のバンパイア恋愛映画「ニュームーン トワイライト・サーガ」から。まったく関係ないけど歌詞のイメージ的になんとなく。


「ロメオ」

追いかけたのは 夕暮れの森
手招きされるままに
君はすべてを教えてくれた
ゆくえ知れずの二人

君の背中を這う
小さな虫のように

Everything you want is
Everything I need
まるでひとときのへヴン
愛にしがみついていると
Everything you want is
Everything I need
まるで分かち合えるような
愛にしがみついているのなら


脱ぎ捨てたのは サナギの朝
目隠しされたままで
君の乳房にたどりついた
秘密を探り当てた

君の水辺に生きる
小さな虫のように

Everything you want is
Everything I need
まるでひとときのへヴン
愛にしがみついていると
Everything you want is
Everything I need
まるで分かち合えるような
愛にしがみついているのなら

教科書に載らない歌詞

2008-03-27 02:28:57 | LYRICS
 というわけで、好評のようでとても嬉しく思っております、初披露した新曲「柔らかな細胞」の歌詞(ラフ)です。次のライヴまでにCDSを完成させます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『柔らかな細胞』


摘み取った バラをあげよう 
トゲのせいで流れる血も よく似合うから
生まれつき 君が好きさ 
心の中 逆立ちしても わからないけど

おお、君の中で 穴の中で 迷い込んで
おお、君のすべて 抗えない 柔らかな細胞


知らぬ間に 口うつしで 
このからだに 君の毒を盛ればいいよ
生まれつき 君が欲しい 
心の底 手を伸ばしても とどかないけど

おお、君の中で 穴の中で 迷い込んで
おお、君のすべて 紐解けない 柔らかな細胞

逆立ちしても わからないのさ

おお、君の中で 穴の中で 迷い込んで
おお、君のすべて 抗えない 柔らかな細胞

新曲歌詞

2008-01-23 00:49:03 | LYRICS
 年々、締め切り日に対して図太くなっていく。好評のようでホッとした今回の新曲の歌詞はライヴ本番当日の朝に完成した。リハーサル時はハナモゲラ英語(私はハナモゲラ英語歌のプロです)で歌っていたので、メンバーも演奏のイメージを膨らますのにちょいと困ったかもしれない。イメージも深みもかなり変わるし。今回の詞は、師走の心象風景といったところだろうか。曲があってナンボだけれど、ライヴを観に行くには遠方過ぎて・・・という方々の為にも、せめて歌詞だけでも。


『名前のない朝』  詞綿内克幸 曲綿内克幸 小池雄治


冷えた両手に 息を吹きかけ 君を想う朝
今日も誰かが 命を捨てた 
闇はいつでも 突然に光り奪う

Take my hand 君はその手を離さないで
もっと僕等は綴ろう 新しい日を 
名前のない朝


どんな暮らしも 悪くないさと 君に言いながら
丸めた背中 風に押されて 
そっと自分に呟いて 走り出した

Take my hand 君はその手を離さないで
平凡な日々に 僕等は胸を張ろう 
名前のない朝


荒れた海原 さまようボート
生きることは ほろ苦く 甘いシンフォニー

Take my hand 君はその手を離さないで
ずっと僕等は綴ろう 新しい日を 
Take my hand 君はその手を離さないで
平凡な日々に 僕等は胸を張ろう 
名前のない朝

夢の涯てまでも♪

2007-08-29 02:06:05 | LYRICS
新曲の歌詞。日本へ帰る朝、空港へ向かう車の中でようやく浮かんだ曲。途中のドライヴインのトイレで唸り、飛行機の中で歌詞を作った。


『夢の涯てまでも』


もう何もいらない そんな風に思った
二人の時間が 無限になれば

キスの音を 頼りながら
彷徨うのさ 闇の中

Give me one more day, give me one more night
夢の涯てまでも
君となら 行けるだろう
夢の涯てまでも



たとえるなら僕は 君の湿度計
この体中で 君を感じる

100の言葉 交わすよりも
君が欲しい 何度でも

Give me one more day, give me one more night
夢の涯てまでも
君となら 行けるだろう
夢の涯てまでも


キスの音を 頼りながら
彷徨うのさ 闇の中

Give me one more day, give me one more night
夢の涯てまでも
君となら 行けるだろう
夢の涯てまでも

One more day...

「Daylight」

2007-07-24 01:43:24 | LYRICS
土曜日の景品「Daylight」(弾き語り)CDの歌詞を付けていなかったのでここへ。今回録音するにあたって、随分歌っていなくて二番の歌詞を忘れてしまったので書き直したのでした。僕にしてはかなり真っすぐな歌詞かな。

『Daylight』

夜明け近くに目覚めたのは 愛する者を失う夢
僕は恐れた 君の寝息を そっと確かめた
たとえば君に何かが起きて それがどうにもならなくとも
僕は必ず のた打ち回って 希望を探すだろう

It’s a beautiful morning, beautiful daylight
窓に射し込む朝の光
あたたかい あたたかい 匂いがした



まるで四方に壁があって 押しつぶされてしまいそうでも
見上げれば空が 生まれたての朝は裏切らない

It’s a beautiful morning, beautiful daylight
窓に射し込む朝の光
あたたかい あたたかい 匂いがした

頬に感じる 地球の体温
生きてる証拠を 手に入れるこの時

It’s a beautiful morning, beautiful daylight
窓に射し込む朝の光
あたたかい あたたかい 匂いがした




夏休み中

2005-07-29 21:00:02 | LYRICS
半月ほどずらかります。8月に逢いましょう。
置き土産に、先日好評だったファンカラティーナ+金鳥日本の夏・・な新曲の歌詞を。




「サマータイム」  webb

夏の土曜日は自転車走らせ
僕ら飛び込んだ いつも市営プール
乾いた空 灼ける背中 塩素の匂い 水しぶき
乾いた空 灼ける背中 塩素の匂い 水しぶき

彼女のクロール きれいな指先 見とれてしまった

雷 かき氷 胸騒ぎばかりのサマータイム
彼女に好かれたい 僕はもがくバタアシ サマータイム


今夜6時頃 隣りの町へ
夕御飯はいらないと親に言った
祭囃子 神社の影 醤油の匂い 人だかり
祭囃子 神社の影 醤油の匂い 人だかり

浴衣の彼女の 結わいた髪型 何度も探した

雷 かき氷 胸騒ぎばかりのサマータイム
彼女が近づいた 僕は破裂する花火 サマータイム

雷 かき氷 胸騒ぎばかりのサマータイム
どこまで この空は続くのかなと思った サマータイム


新曲「フォトジェニック / HELLO」 歌詞UP!

2005-06-16 21:58:32 | LYRICS
御好評いただきました新曲の歌詞(暫定)です。次のライヴでは一緒に歌っておくれ。年内CD化目指します。

「フォトジェニック」

写真に恋した
叶わぬ恋だった
透けるほど見たら 君の匂いがした

夢の中で君に触れた OH!フォトジェニック
奴も僕も君が欲しい OH!フォトジェニック

君をファイルした
死ぬまで忘れない
胸に刷り込んだ 君は僕の一部

夢の中で君に触れた OH!フォトジェニック
奴も僕も君が欲しい OH!フォトジェニック
夢の中で君が笑う OH!フォトジェニック
出会い頭 君に決めた OH!フォトジェニック

夢の中で君に触れた・・・フォトジェニック
みんなみんな君が好きさ・・・フォトジェニック

夢の中で君に触れた OH!フォトジェニック
奴も僕も君が欲しい OH!フォトジェニック
夢の中で君が笑う OH!フォトジェニック
出会い頭 君に決めた OH!フォトジェニック

夢の中で君を脱がしたり 耳元で囁かれたり
どうしたら君に伝わるんだろう 僕の声とどくんだろう

夢が覚めた朝の気持ち・・・フォトジェニック



「HELLO」

同じ月を見ている 誰かの呟き
耳を澄ませばすぐに 聴こえる気がした
君に気付いて欲しい 君に褒められたい
光の束になって 闇を駆け抜ける

あの時 君がくれた言葉
何度も 読み返した

HELLO,HELLO 君の名は?
HELLO,HELLO 気付いてる?
HELLO,HELLO 君の声
HELLO,HELLO 聴かせて 聴かせてくれ


人恋しさのツール 使いこなすなら
交じり合える時間を 少し持たないか
君に気付いて欲しい 君に褒められたい
他愛のない話で 僕はかまわない

あの時 君がくれた言葉
何度も 繰り返した

HELLO,HELLO 君の名は?
HELLO,HELLO 気付いてる?
HELLO,HELLO 君の声
HELLO,HELLO 聴かせて 聴かせてくれ

眠らない人の欠伸 もう空が白み始める

HELLO,HELLO 君の名は?
HELLO,HELLO 気付いてる?
HELLO,HELLO 君の声
HELLO,HELLO 聴かせて 聴かせて 
その声とどけてくれ・・・

歌詞集(webbアルバムより4)

2005-03-06 10:15:06 | LYRICS
「Alison」


久し振りに君と出会った
冷たい素振りでわかったよ
アイツといい仲だって
うわさ話を

君が誰を愛したとしても
かまわないと思ってた
君が誰と口づけしても
何も出来ない

Alison….. 時も、君も変わる
Oh, Alison….. どうしようもなく


結ばれたんだね
手に手を取り 切ったウェディングケーキ
アイツの色に染まって
違う君になる

くだらない話は止めてくれ
聞きたくないよ
そんな君の姿なんて
見たくはないさ

Alison….. 時も、君も変わる
Oh, Alison….. どうしようもなく
どうしようもなく
どうしようもなく
My aim is true




「伝言」               


風がはこぶ手紙には 君の姿 綴られていた
歩き続け 心まですり減ったまま 暮らしていると

会えば無口な奴だから 大丈夫さと笑うだけ

ずっと枯れない花であろうと
根をはることに疲れても
まだまだ咲けると
生き続けると 言ってくれ


部屋の隅に眠ってる 黒いギター ほこりだらけ
切れた弦と ネックの指紋 君が抗(あが)いた証拠だろう

茨が胸に刺さっても 抜き取るすべもわからずに

ずっと転がる石であろうと
傷つけ合って生きてきた
振り向くことなど
似合わないさと 言ってやる


ずっと枯れない花であろうと
根をはることに疲れても
まだまだ咲けると
生き続けると
咲き続けると 言ってくれ

                    (写真ピエール浦田)


CDのお求めはこちら
綿内公式サイト
http://www2.neweb.ne.jp/wd/fsp99/index.htm

歌詞集(webbアルバムより3)

2005-03-06 10:12:21 | LYRICS
「プラグネント」

飛び出した 海原を
遠くまで 泳ぎ切る
これからの 長い旅
たったひとつの 君の元へ

死んでゆく 仲間たち
億千の 愛の種
顔も無い 声も無い
ボクは生き延びたい

嵐に打ちかって 闇をさまよって
浮かぶビーチボール やっとたどり着いた

冷たい月を 抱えた君に 今夜何かを残したい
奇蹟のような 神のいたずら 僕のからだをうずめたい


飛び出した 海原を
冒険は 今終わる
温かい 水の中
少しだけ 眠りたい

望まれて 目覚めたい
誰かまた 話しかけた
小さな指 小さな爪 何をつかむのだろう

太陽がまぶしい 甘い匂いがする
ボクはボクになった 名前はまだ無い

冷たい月を 抱えた君に 今夜何かを残したい
僕がいたこと 忘れぬように 今夜何かを残したい

冷たい月を 抱えた君に 今夜何かを残したい
僕がいたこと 忘れぬように 今夜何かを残したい



「身勝手なジェラシー」

つまらぬことで 何か汚してしまった
無理矢理君に 昔の話をさせて
心を 見失った 身勝手なジェラシー

その口づけに からだ中愛されながら
その唇に 閉じ込めた記憶が欲しい
よく効く 熱冷ましを ひとつくれないか

君の部屋の広い間取り
二人掛けのソファー
ベッドから見える夜空も 意味深な赤になる

キャンドル 月明かり 眼差し 揺れてる
ジェラシー 知らされた 君への 思いを

つまらぬことで 何か汚してしまった
少しぐらいの 秘密はあっていいのに
心を 見失った 身勝手なジェラシー

理不尽なジェラシー・・・

歌詞集(webbアルバムより2)

2005-03-06 09:36:55 | LYRICS
「電話越しに聴かせた歌」



知らないうちに 時は過ぎ去り
僕等にも色々あった
覚えているかい 夢中で作った
電話越しに聴かせた歌

ずっと朝まで 喋り続けた
誰よりも 君だけに

忙し過ぎると 優しさ忘れる
こんなにも 近くにいても
今年は必ず 弾いて聴かせよう
誕生日に作った歌

みんな変わって しまったけれど
変わらない ものがある

知らないうちに 時が過ぎ去り
僕等にも色々あった
僕は今でも口ずさめるよ
電話越しに聴かせた歌




「クラスメイト」


男女間の 友情なんて
成立しないと 思ってる
気付かない フリしているけど
ほのかに 漂う セクシャリティ

あの頃 君 本当は 誰を好きだったの?
訊きたいけど ちょっとためらう

だけどクラスメイト 近づききれない
僕らの何かが 変わってしまう
嫌いじゃないと 互いに知ってる
口にしない このまま 「友達」でいようよ


サイドシート 君の車で 
あてなく 夜を走った
ミラー越し 途切れる会話
何だか 無口になった

あの時 君 別れ際 寂しい顔をした
抱きしめたら どうなったろう

だけどクラスメイト 変わらない眼差し
今も君を わかってないのさ
甘い記憶 たどりながら
心探す 僕らは 「友達」なんだから



「ふさがれた唇」


君に唇 ふさがれたままで
身動きも 取れなくて 夢の中
君の口づけは 魂のことば
語らずに 沁み込んだ 愛の声

夕暮れのベッド 駅の隅っこ
信号待ちの外苑通り
ありふれた日常を 瞬く間にぬりかえる魔法
解きかたもわからない 僕は負けてしまいそうだ


君は唇 離したその時
泣きそうな顔をした 闇の中
愛され過ぎたよ 息も止まるほど
戻れずに 揺れている この心

夜の砂浜 暮れる坂道
ショッピングモールのエレベーター
甘苦さ混じり合う 秘密という名前の果実
手を伸ばし口にした 僕は負けてしまいそうだ


君に唇 ふさがれたままで
身動きも 取れなくて 夢の中
君の口づけは 魂のことば
語らずに 沁み込んだ 愛の声