一年振りの東京ライヴ決定です❗️
大好評だった青木孝明さんとの名阪ツアーを、ゲストだった西村哲也さんを京都から招いて東京で再現します。ひと月遅れのバースデーライヴ、ご予約は今すぐお早めに❗️
綿内克幸Presents
【綿内克幸/青木孝明 LIVE2022】
ゲスト西村哲也
2022年8月20日(土)
下北沢ニュー風知空知
OPEN17:30/START18:00
前売4,000円+ドリンク代600円
当日4,500円+ドリンク代600円
チケットのご予約は今からこちらで
ニュー風知空知
東京都世田谷区北沢2-14-2 JOW3ビル4F
TEL. 03-5433-2191
FAX. 03-5433-2192
下北沢駅から徒歩3分
私は綿内さんのすべてのアルバム(Webb)ももってますが、前作「Almost Green」だけは迷った末買いませんでした。
失礼を承知であえて書きますが、
はじめて聞いたとき期待していただけに「なにこれ、デモ?のままリリース?」と思ったからです。とくに1:07あたりのブレイクの時の気の抜けたようなギターフレーズで一気に聞く気が失せました。もしこれが若手のこれから音楽活動をやっていこうと意気込んでるギタリストならこの一瞬のフレーズでもこんなありきたりのフレーズは絶対ひかないはずです。一瞬のフレーズでも命を懸けるようにひくはずです。そういう緊迫感が全く感じられませんでした。気の合う仲間とのリラックスしたレコーディングといえば聞こえはいいですが、はっきり言えば予定調和のなれ合い、真剣にフレーズ一つ考えることなく、コナレタ動作でさっとやってしまう感じ。たとえば、超一流の腕があってもなかなか生き抜いていけない海外ではデモ音源でも真剣勝負です。綿内さんは聞かないジャンルかもしれないですが、英国の80’sメロディアスロックの名盤を生み出したChris Ouseyという超絶うまいヴォーカリスト率いるHeartlandというメロハーバンドがありますが、このバンドの2ndはいろいろなごたごたに巻き込まれリリースが見送られ後年デモ音源のままリリースされてるのですが、(中古で 安く買えます)興味のないジャンルかもしれませんが、Ituensなどでも視聴できますので一度聞いてみてください。そのクオリティに驚くはずです。これだけのクオリティでも当時リリースが見送られたのですから海外のレベルの高さがわかります。
例えば、ミュージシャンの起用にしても気心の知れた人ばかりでなく、自分の足でライヴハウスに通ってこいつだ!!と思う若手ミュージシャンを口説いて起用するとか厳しいことを言ってくれて時に対立するくらいのプロデューサーを起用するとか、そういう厳しさとか本当の真剣さがないと年を取ってくると「こんなもんでいいかな」でこじんまりとまとまって終わりがちです。(もちろん自分では一生懸命やってるつもりだけど)
日本の大御所ギタリストが新たにバンド組んでレコーディングというところを数年前Youtubeで見ましたが、周り全部イエスマンで固めて、ベースもドラムもよいしょばかりしてて、「大御所か何か知らんけど俺のプレイであっと言わせてやるぜ」という気概なんて全くないメンバーばかり集めてロックと対局のバンドに成り下がってるのに御大も全く気付かずよいしょされてヤニ下がってる状態で、長年応援してきたのにがっかりでした。
若いころ心をわしづかみされて、久しぶりの「Watauchi」の「地図にない道」を聞いたとき、売れようが売れまいが信じる道を進んでる姿に応援してきてよかったと思いました。そういう感動を新作で味わわせてください。
失礼なことばかりかいて申し訳ありませんが、年取るとたぶん厳しいこと言う人も周りにいなくなると思いますし、ファンもいいことばかり言うコアなファンだけが残っていったりすると思いますので、あえて書きました。 心を宇宙の果てまでとまで言わずとも地平線の果てまでぶん投げてくれるようなあの感動をよろしくお願いします。
大変失礼しました。