綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

明けまして音合わせ♪(補足)

2009-01-30 03:13:28 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 元旦から約ひと月経って、本日は年初めリハーサル。インフルエンザの嵐をかいくぐって無事全員集合(Pic.Atsumin)。2月7日表参道FAB用の選曲、レコーディングのミーティング、ただのお喋り、どれも良い感じだった。ライヴも綿内組全員参加の新CDも乞うご期待!その前に肝心の新曲!(まだ書いてない)

補足
 この写真が今年最初の綿内組写真になりますが、渋い感じですが実はドリフの話をしています。

年賀代わりに新春リハの様子

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●2月7日は表参道で乾杯!『ダイナマイトロックフェス'09』

2009.2.7 SAT 表参道FAB 
OPEN/START 18:00
前売 ¥2300 当日 ¥2500
前売り御予約は fspclub@hotmail.com までどうぞ♪

ロック雑誌は読まない~Last Shadow Puppets

2009-01-27 18:44:49 | COLUMN
 というには大袈裟だけれど、ロック雑誌を買わなくなってから随分と経つ。「ミュージックライフ」「音楽選科」を手始めに(女子は「ロックショウ」「インロック」もね)、その後は資料性も高い「ミュージックマガジン」「レコードコレクターズ」、アーティストの生の声が読める「ロッキンオン」もいつも気にしていた。

 でも、年齢的なことにプラスして、自分の作品が雑誌に載るようになって何となく遠ざかってしまった。批評を気にしていたらどうにもならなくなってしまうから。親近感を抱いていた音楽評論家のW・T氏に「自分の批評?君そんなの気にしてるの?」と鼻で笑われてしまったというのもあったかもしれない。今では美容室に置いてある時に読むくらいだ。先に挙げた雑誌のひとつで低得点の評価をされた時、激昂したマネージャーが編集部と採点者に抗議の電話をかけたこともあった。ははは。

 というわけで、若手バンドのアークティック・モンキーズとラスカルズ(この名前大丈夫なのか?)のメンバーによるユニット「The Last Shadow Puppets」の存在も最近ようやく知った。全編60年代バリバリの作品で思わずニンマリだった。マージービート、スコット・ウォーカー、映画のサントラ・・・僕がインディーズの若かりし頃はこの辺の音とリアルタイムの音を融合させるべく日々格闘していたけれど、彼らくらい軽やかに出来たらよかったのにとつくづく思った。

Last Shadow Puppets / Standing Next To Me

「生きていく為に本当に必要なものは何?」

2009-01-25 01:45:39 | COLUMN
 今夜はブクロのディランのバーで中川五郎さんのライヴがあり、終演後は飲みながら談笑したりと、楽しいひと時を過ごした。共演はスザンヌ・ヴェガのような可憐な声と体で思いっきりブルースギターを弾く横沢ヒロミさん。

 以前、ここでも書いたけれど、五郎さんは古くから活動を続けるプロテスト・フォークシンガーであると同時に(間もなく還暦!)、洋楽ロックの歌詞対訳・解説、ブコウスキーなどの詩人の翻訳でもお馴染みの方で、僕らの世代だと、後者で随分とお世話になった人だ。好きなロックのレコードの歌詞を見ると必ず五郎さんの名前があって、僕の歌詞も五郎さんの訳詞文体に影響を受けていると思う。

 さすがに何よりも言葉の引力が強い、「歌詞のすべてがはっきりと聴こえる」ライヴを久し振りに観た気がする。若い頃にお世話になった鈴木博文さん(ムーンライダーズ)のライヴ以来だと思った。

 現代には「色んなものがあり過ぎて・・・生きていく為に本当に必要なものは何?」「子供達には図書館が必要」等、色んな言葉が胸に飛び込んできた夜だった。


ダイナマイトロックフェス!

2009-01-24 12:44:09 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 2009年綿内組一発目のライヴまであと二週間。間もなくリハーサルがスタート。その模様はまたここで動画報告します。

 今回の主催者ダイナマイト☆ナオキは、かつて何度かライヴでギターを手伝ってくれたこともあるナイス&ファンキーガイ。二人で弾き語りで出たこともあったなぁ。というわけで寒さの真っ只中の2月ですが、楽しいロックパーティーになるでしょう。終演後は新年会打ち上げかな?
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●『ダイナマイトロックフェス'09』

2009.2.7 SAT 表参道FAB 
OPEN/START 18:00
前売 ¥2300 当日 ¥2500
前売り御予約は fspclub@hotmail.com までどうぞ♪

共演
Drop(グレイプヴァインの元リーダー西原氏が立ち上げた新バンド。ヴォーカルは元ドッグヘアドレッサーズの女性)
ダイナマイト☆ナオキ(イベント首謀者。ファンキー・エンタテイメント・ブルーズシンガー/ギタリスト!)
つるうちはな(ソニックユースとピアノとパンクとポップスを愛するキュートな女性SSW)
demoeight(北九州出身、今風ギターポップがナイスな3ピースバンド)

DJ
日本刀(Harley&Quin)(電気グルーヴ等と共演したり各方面で活躍のDJ)

生ワサビもあります( Kaiser Chiefs )

2009-01-23 00:07:04 | MUSIC SELECTION
 下らなくてすいません。ほんの息抜きです。

 フランツ・フェルディナンド「嬉しいーっす」に続き、「るべるべるべるべー」でお馴染みカイザー・チーフスの昨年出た新作からのシングル「Never Miss A Beat」が「生ワサビ」に聴こえると思い始めたら、トイレへ行っても風呂へ入っても口ずさむのは「生ワサビ」。ニューウェーヴな下町ロックンロールという感じで好きな曲ですが、最後は「生ワサビ」連発です。

Kaiser Chiefs / 生ワサビ

Get On Your Boots !

2009-01-20 19:10:30 | MUSIC SELECTION
 そのU2の新曲。オバマ祝賀会での演奏と同じ日に解禁になったので少々あざとい気もするが、ドえらくカッコイイのでOK。
 ここ数年のシングルは、アコギでじゃら~んなんて弾き語ってもクソ面白くもなんともない、バンドアンサンブルあってこその「ロック」な曲が多い。今回はその極みか。年を重ねるごとにイケイケになっているのがいい。「セクシーなブーツを履きなよ、君は自分がどれほど素敵か知らないんだろう」みたいなことを歌っている(たぶん)。

U2 / Get On Your Boots ( from [ No Line On The Horizon ] )

オバマに捧げるPride ( in the name of love )

2009-01-19 21:11:03 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 キング牧師からバラク・オバマへ。この時ほどこの曲が響いたことはないだろうなぁと、今日CNNでオバマ新大統領就任祝賀会を見ていて思った。防弾ガラスの中の新大統領は、故キング牧師と同じ場所でスピーチを行ったそうだ。


「Pride」&オバマ氏リクエストによる「City Of Blinding Lights」(1.18 ワシントンD.C)

嬉しいーっす

2009-01-18 14:45:25 | MUSIC SELECTION
 と、どうしてもこう聴こえてしまう、フランツ・フェルディナンドの新譜「Tonight」からの先行シングル「Ulysses」(↓証拠ヴィデオ)。まぁ、そのまんまのスペルなんだけど。きっと苦しみ抜いた末にようやく新作が出来上がって嬉しかったんだろうな(嘘)。
 その新作が良かった。音が派手めだった前作よりも、じわじわくる感じの今回の方が好きだなぁ。やっぱり彼らには表通りで堂々と踊る曲よりも、夜の裏通りで怪しく踊る曲の方が似合う。そんなジャケットだし。

 ここのところ他人の音楽ばっかり紹介しておりますが、色々音楽ビタミンを摂取してそろそろ効いてくる頃(はず)なので、曲作りに励まねば。

「フランツ・フェルディナンド/嬉しいーっす」

エリザベスタウン

2009-01-17 01:15:10 | COLUMN
 前回ライアン・アダムスのことを書いていて、キャメロン・クロウ監督の可愛らしい映画「エリザベスタウン」を思い出した。劇中、キルスティン・ダンスト扮するヒロインが選んだCDの中にライアン・アダムスのアルバムが(何枚も)チラリと映るし、曲も2曲使用されているんだな。監督がファンなのは間違いないとみた。映っているのが例の「Wonderwall」のカヴァーが入ったアルバム「Love Is Hell」ってのもちょっとニクイ。

 ファンの多い「あの頃ペニーレインと」は勿論、この監督の映画は音楽がいいから楽しい。若干16歳で音楽ライターデビューした人だから当然か(奥さんHeartの妹の方だし)。洋楽や洋画に疎い人にも観てもらいたい気がする。

 

ライアン・アダムスのWonderwall

2009-01-15 01:59:29 | MUSIC SELECTION
 週末あたりから寒さが厳しくなり体調が今ひとつだったけれど、ビールを減らして焼酎のお湯割りに変えたらあら不思議、復活。

 思い出したようにライアン・アダムスの名カヴァー(オアシス)「Wonderwall」を聴く。夜の冷たさにぴったりなのだ。彼は去年のアルバムも良かったし、異常多作振りも落ち着き、安定した感じ。米国でライヴが観たい。
Ryan Adams / Wonderwall



David Letterman Show(米国のタモリ)でアイアン・メイデンのTシャツを着てニール・ヤングっぽい新曲「Fix It」を歌うライアン君。右に見える専属バンド「カーディナルス」のギタリストはブクロのディランのバーでライヴもやったニール・カサールさん。