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ゲスト出演した小池雄治ライヴも盛況に終わり、お次は12.1(金)今年最後の自分のライヴ、本番まであと10日となった。曲目も決まり、久々に集結するメンバーとのリハを待つだけだ。新曲だけじゃなく、このバンドではやったことのない旧曲をいくつかピックアップしたので楽しみなのだ。
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話は変わって、欧米の人は日本人に比べレコードやCDの扱いが粗っぽいのではないのか・・・ジャケットにポテトフライの油がついていたり、盤なんかフリスビーにして遊んでいたり(嘘)・・・という偏見を僕は持っている。今まで見てきた中ではそうだった。
音楽を聴く環境の違いもある。例えば米国では、昔も今もラジオから流れるポップスやロックンロールが自然に生活の中に溶け込んでいるし、車の中で音楽を聴く頻度が高い。おまけに盤には歌詞カードなんてあまり付いてないし、値段(英国は高い)も手頃だ(再販制度に守られている日本と違ってベストセラーであればあるほど値が下がる)。大事に買って帰って正座して歌詞カードと向き合いながら聴いてきた僕らとは環境は違う。
ダウンロード購入が日本よりも盛んなのはそんな違いもあるんじゃなかろうか。「やっぱりモノとして手元で愛でながら聴きたいわ」と思ってるそこのアナタ、気持ちはわかる。僕は送り手としても、自分の作品がデータ販売のみになったらやっぱり寂しい。
でも、「CDがなくなっていく」流れはもう止まらないらしい。ベックも「違法コピーは無くならないし、自分のCDの売り上げには期待してない」と語っているそうだ。モノとして残したければカセットの時代のように今はCDRに焼く、この行為に慣れるだけだ。市販CDとの違いはコーティングだけだし、人は慣れる生き物だ。僕は7年前まで「パソコンもインターネットも全く興味無し。俺は持たない。」と言い切っていた。
今後、装丁が凝っていたり、希少性の高い商品のみがCD化される程度になるかもしれないそうだ(CDと、限定でアナログ盤も同時発売する時みたいな感じで)。
しかし、音楽を愛でるように聴く為のモノが消えて行くからこそ、人々の欲求は「生」=ライヴへ向かうのでは?という話も聞いた。状況はどうあれ、ひたすら歌い続けよう。
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話は変わって、欧米の人は日本人に比べレコードやCDの扱いが粗っぽいのではないのか・・・ジャケットにポテトフライの油がついていたり、盤なんかフリスビーにして遊んでいたり(嘘)・・・という偏見を僕は持っている。今まで見てきた中ではそうだった。
音楽を聴く環境の違いもある。例えば米国では、昔も今もラジオから流れるポップスやロックンロールが自然に生活の中に溶け込んでいるし、車の中で音楽を聴く頻度が高い。おまけに盤には歌詞カードなんてあまり付いてないし、値段(英国は高い)も手頃だ(再販制度に守られている日本と違ってベストセラーであればあるほど値が下がる)。大事に買って帰って正座して歌詞カードと向き合いながら聴いてきた僕らとは環境は違う。
ダウンロード購入が日本よりも盛んなのはそんな違いもあるんじゃなかろうか。「やっぱりモノとして手元で愛でながら聴きたいわ」と思ってるそこのアナタ、気持ちはわかる。僕は送り手としても、自分の作品がデータ販売のみになったらやっぱり寂しい。
でも、「CDがなくなっていく」流れはもう止まらないらしい。ベックも「違法コピーは無くならないし、自分のCDの売り上げには期待してない」と語っているそうだ。モノとして残したければカセットの時代のように今はCDRに焼く、この行為に慣れるだけだ。市販CDとの違いはコーティングだけだし、人は慣れる生き物だ。僕は7年前まで「パソコンもインターネットも全く興味無し。俺は持たない。」と言い切っていた。
今後、装丁が凝っていたり、希少性の高い商品のみがCD化される程度になるかもしれないそうだ(CDと、限定でアナログ盤も同時発売する時みたいな感じで)。
しかし、音楽を愛でるように聴く為のモノが消えて行くからこそ、人々の欲求は「生」=ライヴへ向かうのでは?という話も聞いた。状況はどうあれ、ひたすら歌い続けよう。
チョイ前に書き込まれていたライヴに足を運ぶこだわり。
ブクロパトロール古市隊長も「ライヴよりCDの方がいいって言われるようになったらギターやめるよ」発言を以前に見ましたが、まさにそれですね。
その時その時の活き活きとしたライヴな空気感を浴びる為に足を運ぶ、出演者も真剣勝負。
アナログでアアクロな感性で申し訳ないですが、アッコさんの意見にうなずきんです。
タツロウさま
ペーパーレス時代のお話の喩えが判り易かったです。
CDが絶滅危惧種とかってマスコミが取り上げてるけどもそんな実感は確かにこちら側では全然感じませんよねえ。
セールスが落ちてるとかなんとか、スペック上の数字なんて実感湧きません。
スタジオでのレコーディングは大きな最良のスピーカーで作業しているから、ミックスの時は色々なシチュエーションを想定してラジカセで聴いたりコンポで聴いたり・・。
あきやんさん
せっかくだから韻を踏んで下さい(笑)
「欧米かっ!」
ボクは家のコンポではまず聴かず、車ではCD、ほとんどはPC+iPod聴く事が多いんですが、ダウンロード購入って試しでやったのみって程度です。
もう何年も前から「ペーパーレスの時代」とか言ってますが、現状はあまり進んでいない気がします。
書籍なんて無くなる勢いだったのにね。
比較するのが乱暴かもしれませんが音源ダウンロード販売・CDレス化の方が早いのかなぁ...
レコーディング現場での論議をよそに、お家のコンポも「ある程度」ですし、MP3プレーヤー+ある程度以上のスピーカーでならす方が良いのでは?とか個人的には思ちゃってます。(^_^;)
お見事にタイトル「韻」踏んでおられマス(笑)♪
もう私の心は確実につかまれマシタ。納得。
最近はミュージシャンだけじゃなく、何でもネットで済んでしまうから人手が要らなくなってしまってレコード会社も大変です。
会社が厳しくなる=確実に売れるものしか出せなくなる傾向にもあるでしょう。
パソコンに取り込めないということでしたが…いまやると、あの、出来ちゃうんですけど
ミュージシャンの意向と違うところで働く力と言うのには、音楽を楽しみたいファンにとってはも影響大ですわ。
英国状況報告ありがとう。
欧米化の欧と米でも違いはかなりありそうですね。
>リチャードアシュクロフトは「俺のCD買うくらいならその金を貧しい人たちに恵んでやってくれ、
俺のCDなんて違法コピーしたらいい。」
リチャードらしい発言★
ひたすら拒みましたよ、何かイヤで。
カセットが否定されたような悲しい気持ち
でした!
でもイギリスに来て又その時代に引き戻されました。
車のステレオは前までカセットのみだったので
CDから好きな曲を集めて自分だけの
オリジナルを18年くらいぶりに作ってみたり。
イギリスでは車のステレオが取り外し可能って
知ってました?なぜならガラス割られて
盗まれるからです。
すごいですよねー・・・・
リチャードアシュクロフトは「俺のCD買うくらいならその金を貧しい人たちに恵んでやってくれ、
俺のCDなんて違法コピーしたらいい。」
なんて言ってましたけど違法コピーを
推奨してしまうとこがステキ★
趣旨ずれてませんよ~。
ダウンロードetcやそれにまつわるビジネスに、音楽の作り手が賛同するのは決して迎合ではないし避けられないけど、ならばその状況でいかに最良のことが出来るか抵抗はしたいですね。
話は飛ぶけど、クリックを使わないでレコーディングをすることがたまにあるけど、ライヴと同じ気分で新鮮です。
(??な方に説明しときますが、録音は通常メトロノームのような正確な拍子に合わせて行われます。)
ってツッコミたい事多いです。昭和女です。
だから私は「ライヴ」に行って聴く事に最近はめっちゃ、こだわり続けてるかなぁ。。
やっぱり「レコードやCDの音源」はライヴに行って一緒に歌ったり、フレージングをミュージシャンと共有する為の大事な役割だと思うのですよねぇ。。
ダウンロードして、いらないのは削除してって消耗品みたくはしたくないな。。
綿内さん、このコメントお話の主旨とはずれてたらごめんね。。
僕も偏屈な昭和オトコでございます。
物欲はなくなってきましたが・・。何でも手に入りやすくなってありがたみが薄れていくと、今度は所有欲が薄れていくのでした。
レコードがCDになった時もすごい抵抗ありました(だってジャケがこんな小さいんだよ)けど今じゃCDジャケのアートワークにもすっかり馴染んだのに。
本当に欲しいもの、探す楽しみ見つける喜びとか無くなってしまうんでしょうね、なんか居ながらにパソコン画面で買い物籠に入れちゃうと。
イーシーカム・イージーゴーな超消費文明だなあ。
作り手の作品に込められた思いやこだわりもひとつのデータとしてやりとりされちゃうなんてなんだかつまらない世の中だと思います。
すいませんね、偏屈な昭和オトコで。
レコーディングそろそろねぇ。
ということでレコーディングしてください
>データを保管管理する作業手順はイライラする。機械の精度にもよるだろうし、どんどん新しいものが発売されて振り回される。
振り回されますよね。企業の理論で。昨日初めてSONY系のダウンロードサイト「モーラ」で曲を購入してみましたが、わかってたとはいえ、SONYのMP3機器じゃないと落とせなくて頭にきました。
かっちゃん
専門職の苛立ちはあるだろうね。盤質は気にならないけど、音質は違うもんな~。イヤホンで聴く対応だもんな。
>と、いうわけでレコーディングしましょう兄貴(笑。
させて下さい(笑)。
実は僕、打ち込みはあまり好きではなくて(笑)。昔はライブを再現するのがレコードだったんですよね。それが今は技術的に何でもできるようになってレコーディングも技術の詰め込み大会みたくなって、CDを再現するのがライブになってきているんですよね。打ち込み進化でお手軽に作品が出来るようになってきたんだけど、それってある意味本末転倒なんじゃないかな?と思うわけです。
打ち込みって、周りが機械だからタイミングもピッチも完璧。そこに歌とか入るから当然タイミングやらピッチやら気になる訳で、するとチチンプイプイでeditしないといけなくなるし。これがバンド演奏ならば、その微妙なピッチとタイミングの揺れは気持ちよさに変化するんですよね。ちょっと前に流行ったf/揺らぎってやつ。
今は打ち込みに人を強制的に合わせているから面白くない曲が多いんだと勝手に思っています。
と、いうわけでレコーディングしましょう兄貴(笑。
インターネットでなんでもやる体になれるのかな~?不安。
仕事で音楽ソフトを使ってはいるが、外部とやりとりをしたり、送られてきたデータを保管管理する作業手順はイライラする。機械の精度にもよるだろうし、どんどん新しいものが発売されて振り回される。
アナログ盤がなくなってきた時はとても悲しかった。その時程ではないが、ジャケットの意味、価値が薄れていくのが、イヤだな~。
(例えばジャケットや歌詞カードや解説?も)ダウンロードしても、プリンターや用紙(など)の程度によって、違うもの(制作者の意図と異なるもの)になってしまう。
ジャケットの存在も無くなっちゃうのかな~?
昔のSP盤が骨董品であるように、「昔はね~、音楽音源屋さんってのがあってね~、10~20曲ぐらいをまとめて、表紙をつけて売ってたんだよ~」「へ~、表紙なんかあったんだ~?どーしてそんなものがあったんだろーね~?」とかなったら寂しい。
今もなお、アナログ盤を作り続けている、ニ-ルヤングやエリッククラプトンは素晴らしいと思う(売れてないとできない事だろーけど)。