何週遅れかも分からないくらいのレビューですが
アシェットの週刊ウォーハンマー40000、ようやく8号を組み立てたので取り上げたいと思います。
今回、付属しているミニチュアは1体のみ。
ネクロン オーバーロードです。
たった1体で2200円は割高に思えますが、これでも定価で買うよりは安くなっています。
そもそも、ウォーハンマーでは強力なユニットは価格が高くなっているんですよね。
トレーディングカードゲームのレアカードが二次マーケットで高価取引されているのが普通ですが、メーカー側が最初から取り入れているというのは面白いですね。
ゲームの駒という物品だけでなく、ゲームシステムまでパッケージしている商売と考えると、安価で強力なユニットを出しまくったらゲームバランスが崩れるので、理にかなった商法かもしれません。
ミニチュアだけでなく、サイコロも付属しています。
自分はゲームをプレイしないので、創刊号に付属の物もあるし、正直これ以上は要らないかな・・・
せめてウォーハンマーのオリジナルデザインのサイコロなら・・・
さすがにミニチュア1体分だけのランナーだと、ボリュームに物足りなさを感じますね。
まあ、他の巻で元が取れますし、結局、このオーバーロードのモデルを手に入れるにはコレを買うのが一番安上がりになります。
今までのミニチュアモデルは全て接着剤不要のハメ込み式でしたが、今回は接着式になっています。
接着剤は専用の物も発売されていますが、普通のプラモデル用でも大丈夫です。
最近は流し込み型が主流のようですね。
まずはランナーからパーツを全部切り離してみました。
とにかくゲートから離れた位置でニッパーを入れ、いわゆる「二度切」をし、ゲート跡はデザインナイフで切り・・・と、やりましたが腕が悪いですね
今回はパーツを接着しなければいけませんが、例えばこの背中。
下にあるパーツを背中に被せて接着しなければいけませんが、見ての通り背中側もディティールがバキバキに入っています。
このままカバーパーツを接着してしまえば、下のディティールは見えなくなってしまいますし、塗装も出来なくなります。
ここは「見えない場所へのこだわり」と取るか、「組み立て前に塗装しなければいけない箇所」と考えるか、感じ方が分かれそうですね。
組立完成。
大君主の名にふさわしい、威厳のあるポージング。
組み立ててて驚いたんですが、この接続ピンも受け穴も無いパーツ同士が、ピタっと収まって組み上げられていくんです。
最初、胴体と左足が一体化したパーツに、右足を接着しようとしたのですが、いくら仮組しても位置がキレイに決まりません。
ガイドが無いので、どの角度で接着するのが正解なのか分からないのです。
そこで、もう一度説明書を読み、書いてある順番通りに組み立てると・・・
背中のカバーパーツを胴体に接着⇒それがガイドとなり腰飾りパーツがピタっと付く⇒腰飾りの下側と左足が地面に付く事で立たせられる⇒右足と大きな鎌パーツそれぞれの下についている岩パーツがピッタリ合わさり、手足の角度が確定する⇒立たせたボディに合わせると、ちょうど手足のパーツ位置がピタっと収まる場所が見つかる。
と、まるでプラモというよりパズルを組み上げているような組み合わせ。
これには驚きました。
ただし、頭部と球体を掲げた左腕の上腕は本当にガイドになる物が無く、手探りで接着しました。
今まで週刊ウォーハンマーで発売されたネクロンとの比較。
今回のオーバーロードも大きいと感じるんですが、胴体だけで見比べるとロイヤルワーデンとさほど変わらないですね。
スコーペクデストロイヤーがやはりデカイ!
このデカさのミニチュアが3個入って2200円というのは、やっぱり4号が今のことろ一番お得かもしれません。
そういえばウォーハンマーミニチュアは黒背景で撮ってたんだった・・・
陰影がはっきりわかるようにディスプレイすると、色を塗らなくてもこのままで良いか、という気になり、結局、今まで一体も塗っていません・・・
しかし、この複雑&ハードディティールな造形なのに、基本は組立後にペイントって言うのが凄いですね・・・
いや、組み立て前にパーツ単位で塗装している人も多いですが。
とりあえず我が家のネクロン軍団。
これで約6600円・・・
ジオラマ風に飾る時には台座が無い方が良いですね。
実は既に9号と10号も買ってはいるので、ウォリアーがあと10体増える予定。
しかし、作るのはいつになるやら・・・
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