もうだいぶ時間が経ってしまいましたが、10月6日(金)から10月9日(月)まで、新宿住友ビルの三角広場で「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-」というイベントが行われていました。
大人気のガンプラ(機動戦士ガンダムを始めとしたシリーズのプラモデル)の未来体験型イベントとして、リアル会場とオンラインでの仮想空間の会場で開催されたイベントです。
ガンダムには詳しくない自分ですが、入場無料である事と、仕事帰りに寄れる場所だったので行ってみました。
会場入り口には、等身大のガンダムフィギュアがずらり!
写真は初代ですが、このほかにも最近の作品のガンダムも並べられていました。
会場内では、まだ発売されていない新作ガンプラが飾られており、来場者はいち早く実物をチェックすることが出来ました。
こちらは新作劇場版のガンダムSEEDに登場するライジングフリーダムガンダム。
ガンプラそのものをテーマにした作品群「ガンダムビルドシリーズ」からも新作プラモデルが多数展示されていました。
この目立つメタリックレッドのバルバトスルプスはアニメCDに同梱されるバージョンとの事。
また、ロストテクノロジー扱いされていたSDガンダムの「輝羅鋼」も復活されるようで、サンプルが展示されていました。
最近は塗装済みのプラモデルも増えてきましたが、この技術によって、また新たなプラモデル表現が広がりそうですね。
個人的に会場内で最も気になっていたのが「ロード・トゥ・ガンプラ バトル」
自分が作ったガンプラを3Dスキャンで色まで読み取り、仮想空間で再現。
さらに自身がそのガンプラに乗り込みバトルするというシステムです。
もう完全にプラモ狂四郎の「プラモシミュレーションマシン」じゃないですか!!
プレイヤーはモニター付きのイスに座っていますが、VRゴーグルを着用しています。
観客用モニターで見ている限りでは、プレイヤーが見る光景は、ゴーグルに写し出された政界のようです。
こちらが実際にプラモをスキャンするセンサー。
見ている限りは、かなり細かく改造箇所などもしっかりスキャン出来ていました。
デモプレイでは、出撃したプラモデルは射撃のみの単純攻撃でしたが、超巨大なビグザムと対戦し、勝利していました。
これは早く実用化レベルに成長して欲しいですね。
写真家・映画監督の蜷川実花さんが制作したコラボレーション作品。
HY2Mの1/12スケールだと思いますが、モデル一つだけではなく、背景の空間まで計算されている作品でした。
そして、会場入り口で配られたトートバックを、家に帰ってから開けてみると・・・
予想以上にいろんなものがギッシリ!!
紙モノも、簡単な広告ペラだけでなく、しっかりと読み物になっている厚みのある冊子が数冊あります。
個人的には一口サイズの柿の種が嬉しかったですね。
何というか・・・結婚式の引き出物にすぐ食べられるお菓子が入っていると嬉しいのと同じ感覚ですね。
そして、何より豪華なのは、ガンプラが丸々1体入っている事!
入場無料のイベントで、全員配布のお土産にガンプラ1体ですよ!!
ガンダムというコンテンツの持つ経済効果や、イベントのバジェット規模の凄さを思い知らされますね・・・
このプラモデル、てっきりエントリーグレードってランクの物かと思っていたら、イベント専用のモデルで、作られたのはエントリーグレードよりも前らしいですね。
イベントによってはインジェクション成形されたカラフルなモデルもあるようですが、今回のイベントでは「エコプラ」として再生プラスチックを使用した物になっています。
プラモデルには付き物の「ランナー」を回収し、リサイクルして再びプラモデルにするというSDG’sなプロジェクトのようです。
リサイクルプラスチックのため、成形色が数種類有るらしいのですが、自分のモノはシンプルなグレーでした。
組立体験モデルなので、本来はイベント会場でそのまま素組して、余ったランナーをリサイクルボックスに投入するというのが正しい遊び方(?)だと思いますが、そこは天邪鬼なワタクシ、このグレーを活かし塗装してみる事にしました。
という事で、リアルタイプ風ガンダムです!
ミニチュア作りやミニプラで塗装はやってましたが、ここまでの面積の塗装は何年振りか?というレベル。
一般的なリアルタイプガンダムを参考に、自分なりに「こういう配色の方が良い」と思うカラーリングにしてみました。
しかし、このままではなんだか地味なだけのガンダムです・・・
という訳で、ラインと銀のハゲチョロ塗装を足して「あの頃」のMSVっぽくしてみました。
ビームライフルの塗り分けは納得できていないので、機会があればやり直したいと思っています。
ガンプラのリアル表現にも流行り廃りという物があり、80年代の模型雑誌では、このハゲチョロ塗装やドライブラシが一世を風靡していました。
各部のラインは、マスキングテープに塗装したものを切り出して使っています。
フリーハンドで貼っているので、ところどころ曲がったりしていますが、まあ、これも80年代プラモあるあるの「デカールが上手く貼れない」という雰囲気を出していると・・・まあ・・・うん、そういう事に・・・
とりあえず、ガンダムに強いこだわりはありませんが、アンテナの色は黄色派です。
今回は黄色にしたい所は全てガンダムマーカーのイエローゴールドで塗りました。
本来のリアルタイプガンダムでは、胸と肩は黒で、腰や他の場所が濃緑色っぽかったのですが、そこをツートンにする意味が感じられなかったので、すべて濃緑色にしています。
また、頭部だけ緑色が入らないのもバランス悪いので、耳、トサカ、ひさし部分を濃緑色にしてみました。
パーツの合わせ目も消さず、色も公式に従わず、ゴリゴリに組んでベタベタ塗るという、原初的なプラモデル作りを楽しみました。
まあ、当時は絶対に出来なかった目と隈取を塗装で仕上げられた分、80年代から成長は出来たのかなぁ。
たまにはSDガンダム以外のガンプラも楽しいですね!
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