藤岡市の市民夏期大学講座 の4回のうちのひとつが小泉武夫氏だったので、
聴きに行った。
小泉武夫氏といえば、発酵食品のカリスマである。
とにかく食いしん坊で彼が話すとなんでもおいしそうに聞こえてくる。
しかし、ただのグルマンではなく、科学的な裏付けがあるから、なんだか話に説得力がある。
本を楽しく読んだことがあったので、一度は生身で話すところを見てみたかったのである。
おちゃめなコロコロしたエネルギッシュなおじいさんだった。
話の要点は、
日本人は粗食に野菜食に対応してきた民族なので、急に食生活を変えても遺伝的に体が対応できない、
だから和食を、野菜をたくさん食べましょう!
ということだったと思う。
それに関連して、地産地消とか、
沖縄がアメリカに占領されてからいかに急に食生活が変わって特定の病気が出てきて若死にが増えた、とか、
ゴダールや上杉鷹山の政策がいかに優れていたか、とか、
肉を食べなくても江戸時代は大豆をたくさん食べていた、とか、
そういう話もされていた。
全く初めて聞くような話は、中山道のスタミナ食 (豆腐の味噌汁にひきわり納豆とお揚げを加えたもの) とか、
奄美と米軍の話と、,潰瘍性大腸炎だの腹膜炎だのという話くらいだったかなぁ。
でもどこかで聞いたり読んだりしたような話でも、小泉節でまとめてもう一回聞くと
なんだかとても興味深く聴けたんだよなぁ。
わたしの食生活はまあまあ野菜をちゃんと摂っている、と自信をもてた。
あと、中年以降は免疫はおもに腸で作られる、いまは脳より腸だ! という話も力説されていた。
これはさいきん散見するので、ふんふん、と思った。
もうちょっと発酵食品の話が聴きたかったな、と思わないでもないが、
演目が 『~食の安全と安心~ いのちはぐくむ農と食』 だったので、仕方がなかったかな。
話もさることながら、小泉氏のカリスマたるゆえん、人を惹きつけて離さないオーラを
生身で感じることができた。
ちょっと話が長くなるとちょこっと人を笑わせることを言ったりしたりする。
ホワイトボードのペンのインクの出が悪いよ、とか、ペンを振りすぎてインクがシャツについた、とか
自分の話を人に聞かせるためにまず人を笑わせることがごく自然にできる。
そして、時間きっちりに話を終わらせる。
ほんとに大したお方でした。
聴きに行った。
小泉武夫氏といえば、発酵食品のカリスマである。
とにかく食いしん坊で彼が話すとなんでもおいしそうに聞こえてくる。
しかし、ただのグルマンではなく、科学的な裏付けがあるから、なんだか話に説得力がある。
本を楽しく読んだことがあったので、一度は生身で話すところを見てみたかったのである。
おちゃめなコロコロしたエネルギッシュなおじいさんだった。
話の要点は、
日本人は粗食に野菜食に対応してきた民族なので、急に食生活を変えても遺伝的に体が対応できない、
だから和食を、野菜をたくさん食べましょう!
ということだったと思う。
それに関連して、地産地消とか、
沖縄がアメリカに占領されてからいかに急に食生活が変わって特定の病気が出てきて若死にが増えた、とか、
ゴダールや上杉鷹山の政策がいかに優れていたか、とか、
肉を食べなくても江戸時代は大豆をたくさん食べていた、とか、
そういう話もされていた。
全く初めて聞くような話は、中山道のスタミナ食 (豆腐の味噌汁にひきわり納豆とお揚げを加えたもの) とか、
奄美と米軍の話と、,潰瘍性大腸炎だの腹膜炎だのという話くらいだったかなぁ。
でもどこかで聞いたり読んだりしたような話でも、小泉節でまとめてもう一回聞くと
なんだかとても興味深く聴けたんだよなぁ。
わたしの食生活はまあまあ野菜をちゃんと摂っている、と自信をもてた。
あと、中年以降は免疫はおもに腸で作られる、いまは脳より腸だ! という話も力説されていた。
これはさいきん散見するので、ふんふん、と思った。
もうちょっと発酵食品の話が聴きたかったな、と思わないでもないが、
演目が 『~食の安全と安心~ いのちはぐくむ農と食』 だったので、仕方がなかったかな。
話もさることながら、小泉氏のカリスマたるゆえん、人を惹きつけて離さないオーラを
生身で感じることができた。
ちょっと話が長くなるとちょこっと人を笑わせることを言ったりしたりする。
ホワイトボードのペンのインクの出が悪いよ、とか、ペンを振りすぎてインクがシャツについた、とか
自分の話を人に聞かせるためにまず人を笑わせることがごく自然にできる。
そして、時間きっちりに話を終わらせる。
ほんとに大したお方でした。
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