その6 よりつづく
動物園の一角、丘の上のこの素敵な屋敷はピーターラビットで有名なビアトリクス・ポターの資料館だ。HP 大東文化大学のビアトリクス・ポター蔵書を公開している。
小径を登っていくと、花壇にはピーターが隠れていたあと飛び出して蹴散らしたと思しき場面の再現がある。
ビアトリクス・ポターの名を冠したバラも植えてある。調べたらイギリスのバラ育種家ピーター・ビールズ作で(おや!ピーターだ)、中心に陰の入るごく淡いピンクで香りのよい花だそうだ。
この庭植えの添木や名札のセンスがよい。
資料館。壁に這わせているのはフジかな?花が盛りのときはさぞかし見事だろう。
中の撮影はできなかったが、展示は見応えがあった。
ビアトリクス・ポターは本の売り上げで購入した農場でハードウィック種のヒツジを増やしたそうだ。そのヒツジの毛織物でコートを仕立てたという。
ああ ありましたね、こんなシーンが。
自分の庭をどうしようか、と考えるとき、地に足のついた感じで心地よいものにしたいな、という思いがあって、この農場を模した庭は大いに参考になるなと思ったのだ。花ぎっしりの1年草を次々植え替えていくよりも宿根草の春の芽吹きを心待ちにするほうがなんか生活が楽しくなるんじゃないかな、と。
実はわたしはピーターラビットの英語の絵本を23冊持っている。30年以上まえにアメリカで買ったものだ。
今しらべると24冊あるようなのだが、わたしが持っているもののカバー後ろリストには23冊しか載っていない。ないのは一体どれなのだろう?あとでゆっくり調べよう。
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