今まで読んだ中で、これはかなり印象に残った。
突き詰めれば、1900年、鎖国のチベットに、チベット人になりすまして単身で入り、
ラサの大学で仏教を学んで帰ってきた、という話。
河口慧海 『チベット旅行記』←検索リンク
文体に特徴がある。
こんなに大変な目にあっているのに、さらりと言ってのける。
どこがどのように面白いのか、うまく説明できないのだけれど、
つい、音読せずにはいられない。
もちろん、高い志、が素晴らしいのはいうまでもないのですが。
ところで、私が読んだのは講談社学術文庫発行のものだが、挿絵が誰だかわからない。
装画は平山郁夫とあるが、それはカバーの絵のことで、挿絵ではないような気がする。
一応気にしつつ読み進んだが、最後まで書いてあるところに出くわさなかった(ような気がする)。
サインから、山中古洞なのではないかしら?
これは、ひっそりと季節外れに咲いていた、アストランティア‘ルビー・クラウド‘。
手前の青白いっぽい葉は、ラベンダー。10月27日撮影。
上のは、先日山に登ったときのもの。11月3日撮影。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます