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なんと、シャツの注文を頂いたのだった!
それも大柄な男性、老年に差しかかろうか、という方。
この布は2007年に織った。 木綿100%です。
こういう緑や青の微妙な色合い、グラデーションは本当に大好きなのだが、
作った当時ちっとも売れず、
もっとはっきりした赤系の縞やオレンジ系の縞が売れて、
ちょっと気落ちしたものだった。
ところが昨年の秋もこの布でシャツが売れ、今回もだ!
とっても嬉しい。
この男性に聞いたら、 「だって、きれいでしょ!」
あー、そのお言葉、涙が出ます。 そうでしょ!そうでしょ!
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やっぱり男性Lサイズは大きい。
昨年秋の女ものと比べると、分かるかな?
前身頃を左右一緒にとるのは、ギリギリだった。
XLサイズの注文が来たら、左右通しではとれないだろうなぁ。
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わたしがシャツに求めるものは、
台襟もある襟とカフスがあって、袖の開きは剣ボロで、肩と脇は折り伏せ縫いで、貝ボタンで、
って、すんごくオーソドックスなもの。
そりゃあニットに比べたら多少着心地悪いかもしれないけれど、
でも襟は暖かいし、
襟とカフスがあれば、ニットよりだらしない感じにならないじゃない。
ニットより体型がカバーできるし。 アイロン掛ければピシッとするし。
オーソドックスな形にすれば、それほど流行り廃りから外れないと思うし。
シャツ、っていいと思うんだけれどなぁ。
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シャツ縫って、左腕が筋肉痛になった。 アイロンでぎゅうぎゅう折り目をつけるから。
洋裁をやる人なら分かると思うが、はっきりいって、
縫っている時間より、待ち針打ったりアイロン掛けたりする時間のほうが長い。
以前はそこに、ほどく時間、というのも入っていたが、さすがに10枚以上シャツを縫ったら、劇的に減った。
アイロンは電気を食う、っていうのは知っているんだけれど、
仕方がない、なるべくまとめて掛けるよう心がけつつ使った。
アイロンなしには洋裁できません!
とくに、折り伏せ縫いが多いので、いっぱいアイロンは掛けるなぁ。
指先に細かい切り傷が出来ていた。 どうやら、待ち針で引っかいた傷らしい。
布を汚さずにすんで、よかった。
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シャツが出来ると、すごい達成感を味わえる。
でもほんというと、やっぱり布を織るほうが好きなんだよなぁ。
ちーさん=手織り布のシャツ
オーダーいただけるようになったら定着だよね
私も=何ってもの見つけたいな
それにしても、良い色。春にピッタリだね。
女性と違って、ニットで体の線を出しにくい男の方(イタリア人は着るか(笑))ラインを出したく無い女性も(笑)素敵に着れますね。
隠す美、見せる美どちらも私は好きですけど。。。
ちーさんの色って、中庸というか、そういう感じが魅力有りますよね。
>ちーさん=手織り布のシャツ ♭♭♭・・・。
布一枚でシャツ3枚分しか取れないからなぁ。
そのうち1枚は女性9号で縫っちゃうし。
オーダーは年に1枚しか来ないし…。
もっと欲を出して前向きに頑張るべきだ、と思いつつ、
ぐーたらなマイペースを捨てられない、
怠惰なわたしです。
(子どもには偉そうなんだけれど。)
tsubomiさん、紡ぎを頑張ってますね!
わたしはそちらの方が自分の路線をなかなか見つけられない。
女もシャツだよ!!!!!
グラデーションって、糸の並べるのが面倒なんです。
そして、やっと1700本以上の並べ方を決めたら、
今度は、計算しなくっちゃいけない。
これがまた面倒でねぇ。
似ているけど違う色が多い方がきれいだし、いっぺんに染める糸量は少ないし、
けっこう糸量がギリギリになったりするので、エクセル使ったりします。
最近ちょこっとずるこいて、もっと楽なパターンに走っています。
そろそろまたグラデーションも作りたいな、と思い始めてますが。