新城カズマ 『 サマー／タイム／トラベラー 』

試験前で部活が休みになると本屋に入り浸り、何冊も仕入れて読み耽る、
２５年以上前の悪しき行動が全くそのまま 。

今回はうっとうしいし面倒なのでリンクはこれだけ。
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「美亜に贈る真珠」 梶尾真治か？
恐ろしいほどの言及で、それはもう 『吾輩は猫である』 のような！？
「マリーン」 と 『ポーの一族』 を出すなら、どうして 『銀の三角』 や 『スター・レッド』 や、
『あぶない丘の家』 を持ち出さない？
『あぶない丘の家』 のワンエピソードはあんまりにもかぶるから？

いえいえ、きゅんと切ない青春小説であります。
そこらへんに触れる気はありません。
今まで用心してフィクションに手を出さなかったのに。
どうして急にきゅんと来るような話を読み出してしまったのだろう？


でもって言及に話に戻すと、
言及されている話を、
持っていて大好きな話、持っているまあまあの話、読んだことはある話、
題名は知っているけれど読んだことのない話、作者だけは知っている話、作者も知らない話、
という風に分類できる。
（持っているけれど読んだことがない、というのは、なし、ということにしておこう。）

それで、持っていて大好きな話、がいくつか並んでいる横で、
作者も知らない話、が挙げられていると、
それはもう口惜しいわけですよ！　ええ。
もうぜったい読んでやろう！　という気にさせられる。
全く、この忙しいのに！

そういう意味で、とても刺激のある本だ。

で今は、子供がさっき読み終わった、『時をかける少女』 なんか読んでいたりする。
読み終わったら、仕方がない、『夏への扉』 を読むんだろう、 ちぇっ。