育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



男性ホルモンを操るのは恐ろしい???かもしれません。
もともと私はホルモンを操るのには、反対していました。男性でも女性でも一緒です。

何故なら、現実にフィナステリドやピルを服用していて、体の調子を崩されている人のご相談を受ける場合が多くあったからです。

でも、こう言った情報がほとんど出てこずに、
・「良い事ばかり」
・「効果ばかり」
の情報だけが一人歩きしています。

人間の体は、いろいろな臓器やホルモン等々が影響しあって微妙なバ
ランスの上に成り立っています。

例えば、
・胃腸の弱い人は、皮膚も弱かったり
・便秘症の人なら、お肌が汚かったり
・男性ホルモンを抑えると、気力を無くして“うつ”になったり
・女性ホルモンが多いと、乳がんになりやすかったり

と、そのものだけで成り立っているのではなく、お互いに影響しあいながら成り立っているのです。

そして、直接的に出てくる上記のような影響もありますが、怖いのは何年も経ってから影響が出てくる可能性があることです。

可能性と書いているのは、一般の人にはそれが10年20年前に飲んでいたフィナステリドやピルの影響なのかを調べる方法がない上に、どんな影響が出てくるのか分からないからです。

例えば、フィナステリドやピルを飲んでいた人が10年後20年後に突然死したり、ガンでなくなったりしても、昔フィナステリドやピルを飲んでいたからと言う因果関係を調べ証明することができないのです。

本当に中立的な立場で、フィナステリドやピルを飲んでいる人の10年20年30年40年に及ぶ追跡調査と飲んでいない人とを比べている調査があれば良いのですが、そんなものはありません。

直接的に出てくる影響なら、すぐに分かるので(精力減退ややる気の減退)、すぐに止めることができます。現実に、調子が悪くなったから止めたという人が結構いらっしゃいます。

ところが、直接的に出てくる影響が何もない場合には、気にせずに飲み続けることになります。

フィナステリドの効果面での調査では以下のように出ているようです。

・1年間服用すると約6割に毛が増えると言う効果があった
・残りの4割は現状維持が限度

偽薬では

・現状維持が7割
・進行したのは2割

一見効果があるように見えますが、

・効果には個人差が激しい
・効果が出るのは、最初の半年だけで、後の改善はあまり望めない
・服用を止めると急激に進行する

とまあ、効果面では以上のとおりだが、米食品医薬品局は以下のように注意しているそうです。
「妊娠中の女性が飲むと、胎児に先天性異常などが現れる可能性がある」と。

女性でも、10代20代で無理なダイエットを行い、ホルモンのバランスを崩して無月経になってしまうと、30才代で更年期の症状が出てくると言います。30才代で老人の体になってしまうわけです。

要は、ホルモンのバランスを崩すと寿命が短くなってしまうのですね。

どうも、フィナステリドは効果面と体への悪影響を比較した時、リスクの方べらぼうに大き過ぎて、割に合わないように思いますよね。

それでも、フィナステリドを飲みますか?
医師に聞いても、効果面のことを言うだけで終わるか、ここに書いているリスクを言われるだけで、安全だとは断言しないと思います(断言する医師は信用できませんね)。

効果面からすると、5αーリアクターゼの還元作用で男性ホルモンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されると言う理論も、当てはまる人はそんなにいないかもしれないと言うことでもあります。

こうなってくると5αーリアクターゼ云々の理論も、根本的に間違っている可能性すらでてきます(そうでないことを祈りますが)。

世の中、夢のような育毛製品や魔法の育毛製品は無いと言うことです。

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