育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



平成23年(2011年)のご相談者の傾向

たぶん、本日の投稿が本年の最後の投稿になるだろうと思います。例年のように今年1年を振り返ってみて、ご相談者の傾向や育毛業界の流行り廃りを書きたいと思います。

今年一番気になったのは、頭皮が脂漏性湿疹や皮膚炎気味になっている人が多かったと言うことです。その次は、やはりプロペシアやリアップ・ミノキシジルタブレット等々の医薬品により難治にしてしまっている薄毛の方が増えているな?ってことです。

それに変わって減っているものもあります。それは、所謂PDFファイルで配布されている情報商材を購入している人が減っていること。一般化しても良いのか?と思えるものや、もろに嘘臭いものまであるので、購入する人は減っているのでしょうね。

情報商材に関しては、流行りはじめた頃にボロ儲けした人もいるでしょうが、これからは手を出す人は減ってくるだろうな?と思いますね。書いている人も書いている人ですが、その情報商材を薦めている人も薦めている人なので、信用できないものが多いです。

さて、どうして脂漏性湿疹や皮膚炎気味になっている人が増えているのでしょうか?

脂漏性湿疹や皮膚炎気味になっている人が増えている理由

これはもう、TVや雑誌のヘッドスパや頭皮を洗うCM・広告の影響と、美容院でのヘッドスパによるところがとても大きいです。

江角マキコさんが出ているメリットのCMもそうですし、伊藤英明さんが出ているサクセスのCMもそうです。皮脂を取って頭皮を綺麗に洗うことを毎度毎度TVや雑誌で見ていたら、そりゃ「そうしないと駄目なのか?」と思ってしまいます。

その上、美容院に行けばヘッドスパを薦められるので、さもそれが「毛の生育に良いことなんだ」と思ってしまいます。

ヘッドスパ自体が悪いわけではありません。皮脂を取り過ぎることをしていることが悪いのです。何の為にヘッドスパをするのかがとても大事で、ここをはき違えている製品やサービスが多いのです。

その上、食べるものが悪い人が本当に多いので、脂漏性湿疹や皮膚炎気味になっていて、いつ皮膚疾患が発症してもおかしくない人が増えているのです。

そんな頭皮にしてしまっているのですから、当然毛の生育はとても悪くなります。そんなところには、本当は刺激物を使ってはいけないのですが、毛の生育を良くしようとミノキシジル製剤等の育毛剤を使ったりするわけです。

育毛剤はどんなものでも超刺激物なので、脂漏性湿疹や皮膚炎気味の人の頭皮には、負担になって症状を悪化させても、毛の生育にはつながらないです。

そればかりか、本当の脂漏性湿疹・皮膚炎になってしまいます。

プロペシア・リアップ・ミノキシジルタブレット

全ての薬が悪いわけではありませんが、慢性疾患を薬で治そうとするところに無理があります。

ま、これも爆笑問題のTVCMの影響が大きいです。
私のところではまじでご相談をお受けしますが、病院では薬を飲むための相談なんですね。

薄毛は、生活習慣病のようなものですから、必要なのは薬ではなく生活習慣のはず。
その為の相談だったら良いのです。

ところが、医師は薬で強引に治そうとするのですね。強引に治しているので、効果があったとしても続くわけがなく、何年かすると必ず頭皮や体や心が破たんしてきます。

そして、怖いのは薬に頼り、効果が無くなるとか破たんしかけるとその後がないということ。

私のところでケアをされている人の中には、薬を飲んでいたとか頭皮に付けていた人もいらっしゃいますが、後が良い状態になってくるのに、相当な月日を必要とする人もいます。割合からすると、相当な月日がかかる人の方が圧倒的に多いです。

つい先日リアップを4年使っていて頭皮がボロボロになっていた人で、5年程弊社の度製品を使っていらっしゃった方が相談室までお越し下さいました。

使い始めの1年くらいは定期的に相談室にお越しになっていたので、その当時の頭皮と5年後の今を比べてみると、やっとリアップの影響から脱したのか?と言う状態にまでなっていました。

でも、毛自体はかなり減っているのです。

プロペシアも同じようなものなので、ミノキシジルタブレットも同じようなものでは?と推察しますね。

日本人の頭皮が危ない!のを目の当たりに見た1年でした。

読者の皆さん、良いお年をお迎えください。

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コメント ( 2 ) | Trackback (  )



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コメント
 
 
 
ん? (匿名)
2011-12-29 09:26:36

頭皮の脂が抜け毛を誘う、と聞いたことがある。また、洗いすぎると抜け毛が進むという説もあるらしい。いったい、どうすればいいのだろうか。大阪大学大学院教授・板見智氏はこう語る。

* * *
頭皮の脂と男性型脱毛症には何の関係もありません。ただ、男性ホルモンによって、頭皮の脂も増えますし、脱毛症を起きやすくなります。だから、髪の毛が脂っぽい人が脱毛症になる、という理解が発生したのでしょう。しかし、脂そのものが脱毛の原因になることはありません。

また、髪の毛を洗いすぎると脱毛する、という説もまことしやかに語られますが、関係ありません。

ただ、爪を立てて頭皮をガリガリこすると、フケが増えますのであまりお薦めできません。先発は1か月しなくてもいい、という皮膚科医もいるくらいです。洗髪と発毛は無関係。髪の毛を洗わなくて脱毛する、ということも、その逆もありません。
とおっしゃっている人もいるのですが・・・
何が正しいのかわかりません
 
 
 
考えて下さい (管理人:育毛コーチ山田)
2012-01-10 16:54:26
何が本当か分からないのは、書いていること、書かれていることをそのまま信用するからです。ご自分の頭でよ~く考えて下さい。

それと皮脂が問題と言い始めたのは、皮脂腺学説から来ています。

髪を洗うだけでは禿ません。私は頭皮の皮脂を取り過ぎるシャンプーで頭皮の皮脂を取り過ぎるようなケアをするから禿るのです、と言っているのです。

それと、発毛するから毛が増えるのでもないし、脱毛するから薄くなっていくのでもありません。

ここらへんの捉え方も大きく間違っている人が多いですね。

だから、日本人の頭皮が危ない!と言え、現実に私の相談室にいらっしゃる方々の頭皮は、ここ数年で相当痛めている人のご相談が増えました。

プロペシアについてもひと言。
理論では、テストステロンを阻害しないことくらいプロペシアの目的を見れば分かります。

問題は、そんなところにはなく、現実問題として、性欲減退やうつ気味になるなど、色々な副作用と思われるような症状があります。

飲み続けていると効かなくなってくるのも、私にはプロペシアの副作用の一つでは?と思っています。

それはどうしてなんだろう?何が原因なんだろう?と、調べるのが医学者や研究者の務めではないでしょうか?

「理論的にはあり得ない」で切ってすてるのは、製薬会社と絡んでいるからと思われて仕方がないと思いますよ。

詳しは、私のホームページか、このブログの過去の投稿内容を調べてみて下さい。
 
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