育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



今回は、ヘアケアの影響ではなく心身に余裕のない女性の薄毛のご相談者の話です。この女性は弊社ではケアに取り組んでいないので経過は不明です。


基礎体温(起床後・昼食前・夕食前の3回計測する)を詳しくお聞きするようになったのは、このご相談がいらっしゃった頃からです。それまでは、参考程度に体温をお聞きしていただけでした。


心身に余裕がない薄毛


詳しくお聞きするとかなり心配に感じたのです。理由は、薄毛になるような外的な要因はあまり見つからないのと、弊社の温浴を行っても髪の毛が全く反応しないからです。


通常は頭皮の温浴を行うと頭皮の緊張が解れて、毛穴からヘアケア製品等の育毛を阻害する異物が吐き出されてくるので、血行が良くなり毛を育てる組織の動きが活発になります。結果、毛がフンワリと立ち上がってくるのです。が、この女性の場合全く反応しないのですね。


いらっしゃった時に撮影した写真が以下の通りです。



色々お聞きした結果は、この女性の問題点は以下の通りでした。



  1. 体温が低く(35度台)、特にお腹が冷えている

  2. 上記のことから、頭皮の皮膚温も低い(血行が悪い)と予測できる

  3. 更年期の真っ最中(更年期に入り始める頃から、特に髪の毛に異常を感じ始めた)

  4. 35才くらいまでは市販のシャンプー、以降は石鹸シャンプー。43才ころからは通販でアミノ酸系のシャンプーを使用する

  5. 20才代から40才前半までは、朝シャンをしていた

  6. 37才頃からヘナでカラーをしている


相談室で温浴をしてみると、大量の抜け毛があり、お湯で洗っているだけなのに30本くらいは抜けているのです。それが太さが揃っているし、先細りの毛も見当たらないしで、まるで脱毛症のような抜け毛なんですね。


なおかつ、温浴をすると誰でも頭皮の緊張が緩みますから、脱毛症の人でも毛がフンワリするものなのですが、この女性の場合は何の変化もなくヘナっとしたままの髪の毛でした。


たぶん、予測すると一種のびまん性の脱毛症の可能性があります。その原因になっているのが体温が低いこと・更年期で心身に余裕が無くなっていること・長い朝シャンの習慣で頭皮の緊張が取れづらくなっていること、これら3つではないか?と推察できるのです。


体を温め全身の血行を良くする


こんな場合は、頭皮を温めて緊張を解してあげるケアは必要ですが、絶対に外してはいけないのが以下の「1」と「2」の2点です。



  1. 常に体を温めることを考慮した生活習慣を続ける

  2. 全身の血行を良くする為に、足を使って歩くことを毎日60分以上取る

  3. 頭皮を温めて緊張を解すケアを淡々と続ける

  4. 白砂糖や人工甘味料を含む飲み物や食べ物は避ける。特に人工甘味料を避ける

  5. 季節の野菜と果物・発芽玄米・納豆を意識して多く摂る。麺類やパンは輸入の小麦粉が原料の場合、残留農薬の問題があるので避ける


弊社でケアに取り組んで頂けていないので、その後の経過とは分かりません。が、とっても心配なご相談者のお一人でした。


上記ご相談内容に近い方は、体を温めて全身の血行を良くする習慣を取り入れて続けて下さいませ。




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