薄毛の深度により回復スピードと回復レベルが違う
ご相談を承っていても、情報を見ていても、掲示板を時折拝見しても、ご自身の薄毛の深度を分かっていない人が多過ぎます。
薄毛の状態=見た目で毛が無くなった状態を「-10」と仮定して考えるようにします。
すると、見た目の状態が「-1」なら、すでに頭皮の状態は「-2」とか「-3」に進行しているのです。
薄毛が進行するのは、毛の状態よりも頭皮の状態の方が先に「-度」が深く進行していくからです。見た目は後から付いていきます(回復する時は反対)。
ただし、例外はあります。
円形脱毛症やびまん性脱毛症の場合は、「-」になるのではなく、抜けるだけ抜けて生え変わってこないので、いきなり見た目の状態が「-10」になってしまうのです。極度の男性型の薄毛も同様です。
目に見えているところでしか判断しない愚かさ
よく見られる効果の話の中に、「生えていない部位に発毛してこない」とおっしゃっている人が多く、ご相談者の中にも「生えていない部位に発毛させたい」とおっしゃる人が多いです。
このように目に見えいている部位だけで判断していると、育毛が上手くいくことはありません。
理由は、育毛は将来の毛に対してしかできないからです。今の見た目の状態は過去の積み重ねの結果出ていますから全て過去のものです。過去を変えることはできないのですから、今の見た目を何とかしようとしてできるはずがありません。
将来の毛の状態ならなんとかできますが、限度と言うのがついてきます。
毛には回復できる境界線=毛の寿命があるからです。毛の寿命が半年以内にまで落ちていると回復できる可能性は5割を切ります。それ以上短くなると、ほぼ不可能に近くなっていきます。
ですから、生えていない部位と言うのは寿命が半年以内になっているのですから、回復できない可能性の方が圧倒的に高いのです。
薄毛の進行も見た目で判断していると、思った以上に悪化していることに気付かずに、真剣に取り組む機会を逃してしまい、後悔してもすでに遅いのですね。
早めにケアを始めるのが一番
頭皮が「-」に深くなっているのは、体に例えれば疲労が溜まってきて、段々と寝込むくらいに体が弱っていく段階を経るのに似ています。
疲労が溜まってきた時に、どうするのが一番良いでしょう?
これが頭皮の「-」を回復していく為の大きなヒントです。
色々と物を使いたがるでしょうが、育毛剤を使うのではありませんし、薬なんかもっての他です。
疲れている頭皮には、外部からの作用は大きな大きな負担になりますし、薬なんかは鞭を打つようなことになるでしょうね。
最後に一言書いておきます。
ここに書いているのはあくまでも一般論であって、個別には大きく違ってくることがあると言うことです。
頭皮の状態と毛の状態には差があるのが普通だと思って頂ければありがたいです。
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