頭皮と心身のダメージが深いとは、ひと昔(2000年頃)前と同じ育毛方法を採っていても、2023年の現在では半年とか1年程度での改善度に大きく差が出ていることを言います。
ひと昔(2000年頃)と2023年の現在を比べた時、同じ改善度になるのに現在の方が2倍~3倍くらい年月がかかっていて、かつ、育毛のベース(毛が正常に育つようになること)が中々整わない人もいるのです。
【ミノキシジルとフィナステリドのダメージ】
ミノキシジルの塗布薬は、頭皮の毛細血管に対するダメージです。毛細血管が炎症を起こして赤くなる場合が多いのですが、赤くならない場合もあります。炎症を起こすダメージではなく、毛細血管が固くなっているのでは?と感じるダメージがあるのです。
ミノキシジルの塗布薬を使うと、毛細血管が広がります。使い続けると広がった状態が固定されてしまうような症状が出るのです。
弊社の育毛方法は本来の血行を取り戻すことにあるのですが、ミノキシジルを長期間使用していた方の頭皮は、血行が良くなり始めて髪の毛に腰が出始めると赤くなってしまうのです。
毛細血管に血が巡るのは、柔らかく伸び縮みすることで流れるのですが、ミノキシジルは血管を拡張させて血を流そうとします。血管が広がるので血が集まってくるのですが、その先の毛細血管はそのままなので、流れなくなって赤くなるのですね。血管が広がったままになっていて、伸び縮みしなくなっているようなのです。
ミノキシジルタブレットも同じような状態になることもあり、塗布する方も飲む方も、最初は良いけど、ご自身の頭皮や心身の力による自然な血行の改善ではなく、無理に流そうとしているので、血管へのダメージが深くなっているようなのですね。
【フィナステリドのダメージ】
フィナステリドはジヒドロテストステロンの生成を抑制する薬です。ジヒドロテストステロンは男性としての機能や精神的な状態を向上させるためのホルモンでもあるようなので、薬品で抑制していると体の方がさらに強く生成するように働くように感じることがあります。
飲み続けていると効果自体が低下しきて、飲めども飲めども薄毛が進行していくようになります。
そんな状態を経験すると、たいていの人は体調が悪いこともあり飲むのを止めることが多いです。すると、飲んでいた時に抜けなかった毛が一気に抜けるようになり、生え替わって来なくなることがあるのです。
抜け毛が急増するだけで、弱々しくとも生え替わってきていれば対処のしようがありますが、生え替わって来なくなる脱毛症と同じ症状です。ホルモンの作用による症状なので対処のしようがなくなります。
ミノキシジルのダメージは対処の方法は分かっていますが、フィナステリドのダメージはホルモンが絡んでいるだけに対処の方法がありせん。
いずれも一時的に効果があるのは分かりますが、後々の事や心身のことを考えると使わない方が良い・飲まない方が良い薬だと思います。取り返しがつかないのです。
ミノキシジルが日本で認可されて24年、フィナステリドは18年経過します。今の40才代以上で薄毛の人やハゲの人なら、一度は使用したり飲んだことがあるはずです。40才代以上の人って薄毛とかハゲの人ばかりのように思いません?
【頭皮を清潔にし、間違った効果を出した頭皮へのダメージ】
2月16日に投稿した記事では「脂漏性湿疹・皮膚炎になりかけている人が多い」と記述しました。そんなケア方法に加えて、毛が増える効果ではなく、無くすかもしれない効果を出す為のケアを提供している理美容室があります。
特に駄目なのが抜け毛を減らすことを目的にしているケア方法です。
単純に考えて下さい。抜け毛が減るとは細胞の生まれ替わりが減ると言うことですから、血行が悪くなるということです。
そうではなく、「あなた」本来の毛の量を維持するための生え替わりを取り戻すのが本来の抜け毛に関する効果のはずです。
ここを間違った為に、抜け毛が減ったのに「脂漏性湿疹・皮膚炎」のような頭皮にしてしまい、かつ、お肌のピーリングではありませんが、頭皮のピーリングのようなケアをして敏感な頭皮にしてしまっている人もいるのです。
こうなってしまうと、本来の頭皮に改善できるかどうかが分からなくなり、何もできなくなります。
毛が増える効果を間違えないで下さい。以下の電子書籍「薄毛と脱毛症は違う」「抜け毛が多くて心配なあなたへ」「薄毛になるとは?髪が増えるとは?」をお読み頂ければご理解頂けると思います。