ウソはすぐに見破られる私のところでは、育毛のご相談を下さる未成年や20歳以上でも学生や無職の人の場合、保護責任者の許可を貰って頂いています。理由はいろいろあるのですが、これらの範疇に入る人からのご相談は、困ることが多いのです。
どんなことで困るのかは、人と接するお仕事をされている人なら、お分かりになるかと。
さて、先日学生の方からのご相談のお電話があったのですが、年齢と職業を詐称しているのですね。たぶん、ご本人は「声だけだと分からないだろう」と思って詐称しているのでしょが、声だけでも分かるんですよね。
経験者は分かるが、経験者じゃないと分からないいろんな経験を積み重ねると、勘ですぐに「これりゃ学生だな!」なんて分かるのです。だから、こんな場合は、どんなお仕事をされているのか?等を詳しくお聞きして、確認はするようにしています。
たいていの場合、そんなことを詳細に聞かれるとは思っていないし、仕事としてその職業に従事したことがないのですから、説明できないです。
学生や未成年・無職の人、これらの人は世の中を甘く見ていることが多く、ウソが通ると思っている人が多いのですね。そうじゃない人は、ちゃんと正直に「学生ですけど駄目ですか?」と聞いてきます。
で、ウソをつくことの意味が分かっていないのが怖いです。ウソをつくと、まず信用がなくなります。ご自身の生活と全く関係がないところにウソをついても、そのことが普段の言葉の端々に出てくるので、「なんかこの人信用できないな」と雰囲気で分かるのです。
これは、メールでのご相談でも一緒です。
メールでの文書を見ていると、「このご相談ちょっと怪しいなぁ」と感じることがあるのですよ。
たくさんのところに切り貼りで相談メールを出す人今から、6年くらい前のことでしょうか。名前を記載せずに、かなり深刻なご相談のメールを下さった人がいました。
内容は深刻なんですが、なんか怪しげな雰囲気がぷんぷんしていたので、同じ仕事をしている友人に「こんなメールきていなかった?」と聞いたのです。
すると、内容がまるっきり同じ相談を、その友人も受け取っていたのですね。
私は、怪しげだったので、返信を出しませんでしたが、その友人は出していたようです。
そりゃね、深刻なだけに回答してあげる必要があるって誰でも思います。
私も、その友人に聞いていなかったら私も回答を出していたはずなので、ほんと性質の悪い相談メールです。
こんなメールだけでなく、お電話でも「相談」と言いながら、情報探りや調査目的でお電話を下さる相談がその時は多発したのです。
すると、それから半年ほどしてから、「●●の裏技」と言うような育毛に関する情報商材が出てきたのですね。発行者は、ご相談のお電話のとき(3回目か4回目の最後に最後に)にお聞きしたお名前と同じでした。
ウソから始まって、長々と書きましたが、ネット上の情報には、こんな情報が非常に多いのです。伝言ゲーム的な情報にはご注意下さい。
| Trackback ( )
|